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牛乳が危険とされる理由のひとつ!知られざる乳牛のストレス社会

「健康のために牛乳を飲もう」という牛乳神話がいま少しずつ崩れようとしています。実際に牛乳は私たち日本人の体質にはあまり相性が良くありません。しかしもうひとつ忘れてはならないことがあります。それは健康な乳牛からでなければ健康な乳は出ないということです。

環境が良くない牧場で育った乳牛の乳はストレスのかたまり

牛乳を危険な飲み物している原因のひとつは、牛乳の品質を変えるための人口飼料そして生産性の効率化を重視するために強制している乳牛たちへの劣悪な対応です。そのため現在の乳牛たちは過度なストレス状態となっています。

人間でもストレスを抱えると母乳が止まったりしますよね?乳牛だって同じことです。しかし乳牛たちは搾乳機で強制的に搾り取られます。

ストレスだらけで終わる乳牛の一生

牛も私たち人間と同じですので妊娠しなければお乳は出ません。生後18か月で人工授精により妊娠させられます。こうして強制的に妊娠→出産を幾度も繰り返されながら、子牛のためではなく人間のために乳を搾取され続けます。そして最後は食用となります。

このように人間が強制的に乳牛の内臓をフル回転させて作り出した牛乳が健康的で自然な飲み物といえるのでしょうか?

濃厚飼料にて高脂肪の牛乳を人工的に作り出す

一般的に私たちが抱いている酪農のイメージは太陽の光をいっぱいに浴びて牧草を食べている乳牛たちの光景だと思います。しかし実際は違います。乳牛たちを放牧させて運動力が上がれば高脂肪分な牛乳が搾取できなくなります。

高脂肪分の牛乳は栄養価が高いとされ、また実際の味もコクがあり商品価値があがるため、乳牛たちは狭い牛舎に閉じ込められ運動を抑制されます。飼料も高カロリーである濃厚飼料を与えられ強制的に脂肪分の高い牛乳になるようにします。

また濃厚飼料はトウモロコシが主原料であり、本来、牧草しか食べない牛の胃腸には合いません。消化が良すぎるため胃酸が出過ぎて胃に穴が開いたり、他にもさまざまな病気をひきおこします。

決してすべての酪農家ではない

このようにご紹介した乳牛の飼育状況ですが、決して誤解していただきたくないのはすべての酪農家にあてはまるわけではありません。酪農家の飼育方法の考え方はそれぞれ違うと思います。

たとえコストや手間がかかっても良い環境、良い飼料で乳牛たちを愛情込めて飼育されている酪農家も存在します。ただ現実問題として一部の酪農家ではこのような飼育状況があるということです。

もともと日本人には合わない牛乳

今では私たちの食生活に欠かすことができない牛乳。しかし日本人は昔から今ほど牛乳を日常的に飲んでいた訳ではありません。それは戦後からでありごく最近のことなのです。

そのため私たち日本人の身体は牛乳とはあまり相性が良くありません。実に日本人の8割以上が牛乳の乳糖を分解できない乳糖不耐症といわれています。牛乳を飲んでお腹がゴロゴロするのはそのためです。

とくに胃腸がまだ未発達の子供たちが飲むとアレルギー体質になりやすいという傾向があるので注意が必要です。

牛乳は嗜好品として楽しむ

このように牛乳じたいが私たち日本人の身体には合わない飲み物なのは事実のようです。またたとえ一部の酪農家であっても、牛たちの気持ちを無視した飼育方法が行われているという実態が今の牛乳を不自然なものにしていないでしょうか?

それでもやはり牛乳は美味しい飲み物です。さらにチーズやヨーグルト、ケーキなどさまざまな加工食品にもなります。牛乳が身体に良くないといって過敏になり全ての乳製品を一切断つことは無理があるでしょう。

ただ今までの常識のように「牛乳を健康になるために毎日飲むぞ!」といった、世の中に浸透している飲み方を考えなおすきっかけになればと思います。牛乳はお酒などと同じようにあくまでも嗜好品としてときどき楽しむのがおすすめです。

その時は少しでいいですから牛たちのことを思い出し、ぜひ感謝の気持ちで牛乳をいただいてみてください。

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