TOP > > 安静にしているだけ、いや生きているだけで基礎代謝量は消費するんです

安静にしているだけ、いや生きているだけで基礎代謝量は消費するんです

年をとると、「あまり体を動かすこともないからそんなに食べなくていい、私は」と、食事を疎かに考えがちです。人間はというか、生物は1日中寝ていたとしても意外と多くのエネルギーは消費されていくようです。

1日中、寝ていてもハンバーガー4個分のエネルギーが必要です

マイカーの通勤で、仕事はデスクワーク中心で、運動と縁遠い生活を送っていても、1日にハンバーガー5個ぐらい(約1500kcal)は食べても太りません。ハンバーガー5個のうち、4個分のエネルギーは生命を維持するためだけに使われています。

つまり、1日中、寝ていたとしても、これぐらいのエネルギーは必要なのです。自分はもう、あまり動けないからと食事を疎かにしがちな高齢者には特にこの事実を意識し、低栄養にならないように注意しなくてはいけません。又、極端なダイエットをしている人にも同じことが言えます。

生命を維持するためだけに使われるエネルギー量

このことを基礎代謝量と言います。基礎代謝量の大部分を占めているのは、体温維持に必要なエネルギーなので、基礎代謝量は体温が放散する体表面積に比例します。横たわった状態から起きあがって椅子に座ると、基礎代謝量が約10%増加します。

食事をする場合でも、基礎代謝量は増えていきます。1日のエネルギー消費量は、安静時代謝量に体を動かして消費したエネルギーを加えた消費量となります。

運動によるエネルギー消費量は意外と少ないです

体重50キロの40歳の女性の1日のエネルギー代謝量は約1500kcal、安静時の代謝量は約1300kcalで、その差は約200kcalとなります。この女性は運動はあまりしていませんが、それでも、仕事場内を歩いたり、ランチに出かけたりと、それなりに体は動かています。

差が200kcalということは、運動での消費量はハンバーガー1個分よりも少ないです。このことから、運動ではそんなにエネルギーは消費されないということがわかります。だから、ダイエットも運動だけでは結構難しく、食事を減らしていくのが一番の近道と言えます。

又、特別な運動はせずに普通の生活を営むのに必要な1日のエネルギー消費量は4km歩いたのと同じ量になるのです。ということは生命を維持するだけで相当なエネルギー量が消費されていることになります。

このことは、年をとり、運動量がかなり減ったとしても、「生きている」ということにエネルギーが相当、消費されているということを教えてくれます。従って、年をとろうが、生きている以上はしっかりと栄養を摂らないといけないのです。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る