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「秋の七草」は婦人病に効果あり!生薬として見る秋の七草の力とは?

だんだん秋らしくなってきましたね。秋と言えば、「秋の七草」をご存じでしょうか?「春の七草」があるように、秋にも「秋の七草」があります。

秋の七草は、萩(ハギ)、薄(ススキ)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、藤袴(フジバカマ)、女郎花(オミナエシ)、葛(クズ)の7つを言います。どれも秋を象徴するような草花ばかりで、古くは万葉集にも記されています。

一般的に、春の七草は「七草粥」など、食用として使うことが多いと思いますが、秋の七草は観賞用と言われます。しかし、秋の実りを感じされてくれる秋の七草には、薬としての効果があり、昔から薬草としても珍重されてきました。

意外と知らない「秋の七草」が体に良い薬草の効果とは?

例えば、葛は、葛湯や葛切り、葛餅などに使われ、四季折々に滋養薬としても今でも食べられていますね。そして、葛はマメ科の植物で、イソフラボンが豊富です。イソフラボンは女性ホルモンと似た作用をするので、昔から婦人病の薬としても使われていました。

葛の根を乾燥させて作る、葛根(カッコン)は、皆さんもご存じの、葛根湯(カッコントウ)という漢方薬になり、今でも風邪薬や鎮痛薬の原料になっています。葛は大昔から薬草としても使われて来たのです。

萩もマメ科の植物で、やはりイソフラボンが豊富です。女性のめまいやのぼせ(今でいう更年期障害などのホットフラッシュ)などに効果があるとされていますし、桔梗は咳止めの効果が高い生薬です。現在の咳止め薬にもよく入っています。

撫子や藤袴は、月経不順や、むくみなどに良いとされ、女郎花は、腹痛や下痢、婦人病に効果があるとされています。

こうして見ると、秋の七草は、観賞するだけでなく、様々な効果がある薬草であることが良く分かります。全体的にみると、特に婦人病などには、特に良いようですね。昔から、先人の知恵として、受け継がれる理由もよく分かります。

秋の七草を使って、秋冷えに効く!ホットドリンクはいかがでしょう?

女性に冷えは大敵です。秋になり、急に風が冷たくなると、秋冷えを感じる人が多くなります。そこで、秋の七草のひとつ「葛」を使った簡単にできるホットドリンクの作り方をご紹介します。

レシピは簡単です。鍋に300mlの水を沸騰させ、そこに、葛粉を大さじ2杯、生姜を4片ほど刻んでいれます。5分程加熱して、最後にはちみつを入れて甘みをつける、これだけです。

葛には、体を温める効果が高く、これに同じく体を温める生姜を加えることで、血行が良くなり、冷え症にはもってこいのあったかドリンクです。

日ごとに秋は深まります。秋の風が冷たく感じたら、葛と生姜のホットドリンク、一度、試してみてはいかがでしょうか?

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