TOP > > その絶食ダイエットは本当に痩せるの?~絶食レポート前編~

その絶食ダイエットは本当に痩せるの?~絶食レポート前編~

食べなければ本当に痩せるの?

世の中には、いったい何種類のダイエットがあるのでしょうか?尽きることなく画期的なダイエット方法が次から次へと考案され、様々なメディアをにぎわせます。

朝バナナダイエットが掲載されれば店頭からはバナナが無くなり、スキムミルクダイエットが放送された翌日には陳列棚から脱脂粉乳が消え、黒豆ダイエットなら黒豆が、にがりダイエットならにがりが、寒天ダイエットなら寒天が売り切れるという現象をまざまざと見せつけられれば、痩せたいと願っている人の多さと、その必死な思いの深さに驚異すら感じてしまいます。

一方、ダイエットとはまるで無縁の人もおります。いくら食べても太らない体質の人です。ダイエットに励んでいる人たちからすればうらやましい限りですが、そういった体質の細身の人たちは逆に太りたいそうで、太っている人がうらやましいとさえ言い放ちます。

「太っていて痩せたい人は食べなければいい。食べなければ確実に痩せるのだから。でも、痩せていて太りたい人は、いくら食べても太れない。だから、太っている人がうらやましい」との言い分です。

一見、なるほどと思ってしまうこの論理。しかし、ちょっと待ってください。食べなければ、本当に痩せることができるのでしょうか?

絶対に痩せるダイエットなどない!

私は、よく絶食を行います。でも、痩せません。それどころか脂肪肝になりかけたことさえあります。食べ物を十日間以上も摂取していないのになぜ脂肪肝になるのかと、健康診断の結果を告げられた際には耳を疑いました。

そもそも必ず痩せるダイエットなど存在しないことは、皆さん充分ご承知のはず。だからこそ、様々なダイエット方法が次々と出てくるのでしょうから。スリムな体型に憧れを抱いている方で、絶食や断食によるダイエットを実践すべきかどうか迷っておられる方も多いでしょう。

その根底には食べなければ必ず痩せるという強い思い込みがあります。それとともに空腹に対する恐怖感や、デメリットに対する不安感も背中合わせとなっていることでしょう。

そのような方々の参考の一例としていただきたく、体験したからこそわかる「空腹感に対する慣れ」と、栄養不足によって陥りかけた「脂肪肝」を中心に、これから二回に分けて絶食についてのレポートをさせていただきます。

絶食と絶食ダイエットの違いについて

レポートに入る前に、まず私の絶食の理由から簡単にご説明させていただきます。以前、物書きのような仕事をやっていた時のことです。一人で部屋に閉じこもり時間に追われて作業をしておりますと、食べ物を買いに行くためだけに服を着替えて身づくろいをするのが、なんとも無駄のように思われました。

「今日は食べなくてもいいか……」が二日になり三日になり、一週間、十日と続き、その後はよくわからなくなります。絶食期間は最大で二週間くらいでしょうか。その間口にするのは、ほぼコーヒーのみとなっていました。

つまり、私の絶食は食べ物を買いに出かけるのが面倒なだけで、ダイエットが目的ではありません。それに引き換え、本来の絶食や断食による正しいダイエットでは、きちんとした理論や実施方法、綿密な計画などあるはずです。

ウォーキングなどの運動を取り入れた、本格的で健康な絶食ダイエットなら痩せるかもしれません。しかし、部屋から一歩も出ずに、食べ物をまったく摂らないだけのただの絶食では、実体験の結果としてほとんど痩せることはありませんでした。むしろ栄養不足と運動不足から、痩せにくい体質になるというオマケまで付いてきました。

食べなければ痩せると考えている人たちは、ただ食べ物を食べなければ、寝ていても痩せると思っているのでしょう。絶食=絶食ダイエットと認識している人たちも、少なくはないはずです。そういった人たちへ対しましても、悪い見本として少しでもお役に立てれば幸いです。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る