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絶食は意外と簡単だ!~絶食レポート中編~

空腹は一日で慣れる!

絶食の最大の難関は、空腹感に耐えることだと思われるでしょう。まるでボクシング漫画の減量に苦しむボクサーのように、絶食中は常に空腹との戦いに挑んでいなければならないのではと思われるかもしれません。

良くも悪くも絶食はすぐに慣れます。空腹の苦しみなどは、一時間以内で治まるようになってきます。慣れないうちでも、一晩寝て起きた頃には空腹感など消えています。

テレビのダイエット番組で、空腹の苦しみをまぎらわせるには足踏みダッシュをするといいと指南し、全力での駆け足の足踏みをモニターの方にさせていましたが、空腹の苦しみなどその程度なのかもしれません。

空腹の苦しみを感じなくなるというのは、空腹感はあってもそれがまったく辛くないという状態です。胃袋は時折グーグー鳴りますが、それが催促の合図にはなりません。人間は空腹のために食べるというよりも、楽しみのためや習慣として食べることの方が大きいようです。本能よりも経験としての欲求の方が強いと感じました。

このようなときに頭をかすめるのは、もしかしたらこのまま拒食症になるかもという一抹の不安です。

私の場合はダイエット目的ではありませんでしたので、結果として拒食症になることはありませんでしたが、痩せることに対する狂乱的な願望を持っていたら、簡単に拒食症になっていたかもしれません。拒食症とは心のあり方に原因があるようだと実感いたしました。

また、絶食では痩せないと申しましたが、著しく太り過ぎている場合に、それより痩せることはあります。私も絶食を始めた当初は、体重が88kgもありましたが、それが一週間から十日程度で70kgまでおち、絶食をやめたことにより75kgまで体重が増えて落ち着きました。私の標準体重は66.1kgですので、けして痩せたわけではありません。

そこからはどんなに絶食しても5kg程度しか減らず、それは絶食をやめたとたん元に戻る範囲です。結局プラスマイナスゼロで体重は変わりません。おそらく一カ月も絶食すれば痩せるのでしょうけれど、それは試したことがありません。

絶食での最大の苦しみとは?

私の場合は仕事が終了すれば解放感でまた食べ物を口にしますが、ここでいきなりドカ食いをしますと、たいへんな苦しみを味わうことになります。絶食の最大の苦しみは、食べることにあります。絶食に慣れてしまうと、胃が食べ物を受け付けなくなってしまうようです。

私が絶食後に初めて口にしたもので最も苦痛を味わったのは、食べ物ではなく炭酸飲料でした。

真夏でしたのでグレープの炭酸ジュースをコップに三杯、矢継ぎ早に飲み干したところ徐々に胃袋が苦しみだし、二時間ほど過ぎたときには立っていることすらできなくなっていました。吐けば楽になるだろうと考えましたがゲップすら出ては来ず、のたうち回っていた経験があります。

二番目に苦しかったのは、健康診断で一気に飲まされた紙コップ一杯の白いバリウムでした。どうやら食べるものでないと、胃はうまく働いてくれないようです。

胃が小さくなると言うけれど

胃が食べ物を受け付けなくなる症状は、最近では一日食べなかっただけでも起こります。このようなことを称して「胃が小さくなる」などと申します。

それに対して医療の専門家の方が、「胃が小さくなることなど断じて有り得ない!」と反論していたのをテレビで拝見したことがあります。しかし、そのような中途半端なコメントは、ぜひやめていただきたいものです。

けして間違ってはいないのでしょうけれど、私のように苦悶にのたうち回る者を生み出し兼ねません。要は機能の問題であって、胃袋の大小は例えに過ぎません。

絶食って健康にいいの?

絶食や断食が健康回復に効果があると提唱されている方もおられます。宿便の排出やデトックスなどの成果により体質が改善するとのことです。

宿便につきましては、通常便との違いがわかりませんので、画像検索で宿便の形状を確認してみました。私の場合に限れば、絶食中にあのような長い便が数珠つなぎに出てきたことはありません。当然ですが大便の回数は激減し、もよおすこと自体がなくなってきます。

デトックスにつきましては、毒素がどのような形で排出されるのかがわかりません。仮に便として排出されるとしましても、そこにダイオキシンなどの有害物質が含まれているかどうかは判別できません。

体質改善につきましても、私はアトピー体質のまま変わりません。そのうえ痩せにくい体質となってしまいましたので、私の場合は悪い方へと転がってしまいました。それから、何も食べなくとも歯は汚れますので、歯磨きは必要です。

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