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どうして夏はお腹をこわしやすい?夏に起きる下痢の原因と対策とは

夏に胃腸が弱る理由①

ここ数年の夏は全国的に猛暑が続き、体調を崩す人が増えています。熱中症や夏バテ、そしておなかの不調といったさまざまなトラブルが起こりやすく、特に夏は健康管理に気を配る必要があると言えるでしょう。

ところで、夏になると下痢、食欲不振、腹痛といったお腹の不調を訴える人は少なくありません。なぜ、夏にはお腹の調子が悪くなりがちなのでしょうか?まず、その原因には暑さによる自律神経のバランスの乱れがあげられます。

自律神経について説明しますと、これ体の機能を調節するはたらきをする神経です。神経には脳・脊髄にある中枢神経と、それ以外の末梢神経があり、自律神経というのは末梢神経の一種です。自律神経は私達の意識に関係なく自律的にはたらき神経です。

自律神経は呼吸、消化、体温調節、免疫、排泄などさまざまな機能を調節しています。緊張すると脈拍が上がる、寒いと鳥肌を立てるなど自分の意識でそうしようと思わなくても勝手に体が反応してしまうのが自律神経の作用です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、常にバランスを取りながら体の機能を調節しています。

交感神経…緊張・ストレスを感じた時に優位にはたらく。胃腸のはたらきが弱くなる。胃液の分泌を抑える。
副交感神経…リラックス時に優位にはたらく。胃腸のはたらきが活発になる。胃液の分泌を促す。

自律神経はストレスや環境の変化によって反応し、交感神経と副交感神経のバランスを崩します。その結果、体のさまざまな場所に不調が起こってしまいます。自律神経の乱れは主にストレスが原因ですが、気温や湿度などの環境の変化にも反応しやすいのです。

夏の高湿高温は、自律神経のバランスを崩し胃腸を弱らせるため、食欲不振、腹痛、下痢といった胃腸のトラブルが表れやすくなるのです。

夏に胃腸が弱る理由②

夏におなかをこわす原因には、冷たいもののとりすぎがあげられます。夏には冷たい飲み物や食べ物が何よりおいしく感じられます。やはりあれだけ暑いとわざわざ温かいものを食べようという気にはなりにくいものです。夏と言えばアイス、かき氷、そうめん、冷やし中華、ビール…が定番です。

しかし、冷たいものというのは胃腸のためには良くないのです。胃腸を冷やすとはたらきが弱くなってしまい、消化不良や下痢を引き起こしやすくなってしまうからです。アイスやかき氷を食べ過ぎたらおなかをこわしたことがある、という人もいるはずです。

もともと夏というのは暑さで自律神経のバランスが乱れ胃腸が弱りがちです。そこへ、連日のように冷たい食べ物や飲み物を流し込んでいったらどうなるでしょう。余計に胃腸を弱らせてしまい、腹痛や下痢が起こるのは当たり前といえますよね。

ですから、暑い日に涼を求めて冷たいものをとりたいのはやまやまですが、おなかのためには冷たいものばかりとってはいけないのです。特に大人の夏の楽しみであるよく冷えたビールというのは冷たいだけでなくアルコールというのは胃腸に刺激の強いものなので余計に良くありません。

夏バテ防止にと焼き肉やこってりした食事と一緒にビールを組み合わせると、胃腸には脂分が多く消化の悪い食事とビールの2倍のダメージが与えられ、ますます胃腸に良くありません。

また、ここ数年は夏の節電対策の影響で冷房を控えるかわりに冷たいもので暑さをまぎらわせようとする人が増え、お腹をこわしたり体調不良の原因になっています。確かに冷たいものをとれば一時的には涼しくなった気はしますが、体がしんから冷えるため健康のためには良くありません。

節電は重要なことですが、健康を損ねたのでは意味がなくなります。極端な節電は避けて上手に暑さ対策を行い、冷たいものをとって体の熱をとろうとするのはやめましょう。

夏の胃腸を守るには

そうは言っても夏はとても暑い!冷たいものが欲しい!と思うかもしれませんが、夏に胃腸が弱ると、倦怠感、頭痛、意欲低下といった全身の症状まで引き起こし辛くなるので胃腸を守ることを優先しませんか。

まず、自律神経のバランスを整えることがポイントです。ストレスは自律神経のバランスを崩すので、規則正しい生活で免疫力をつけ、ストレス解消法を見つけてストレスが溜まらないように心がけます。

冷房が効きすぎる室内にずっといると体が冷えてしまい自律神経のバランスが悪くなって体調が崩れやすくなってしまいます。体を温めるために衣類で体温調整したり、入浴時はシャワーではなく湯船につかって冷えをとるようにします。

逆に冷房を我慢しすぎてバテたり冷たいものを食べ過ぎるのは良くないので、健康のためには適度な冷房を行います。食事は冷たいものは少し控えて温かいものも。熱いものを食べて気持ちの良い汗をかく方がかえって爽快です。

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