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海外旅行で起きる下痢には要注意!旅行者下痢症への正しい対処法

海外旅行や海外出張などで外国を訪れた人が下痢の症状を訴えることはよくあります。これは正確には「旅行者下痢症」と呼び、日本で暮らす中で起こる下痢の症状とは感染原因や対処法が異なる場合があります。海外での下痢の症状への正しい対処法や注意点などをご紹介します。

なぜ海外では下痢をしやすくなるのか?

海外旅行などで海外に出かけた人の約半数は、旅行先に到着して5日以内に下痢の症状が起こっています。海外で下痢をしやすくなるのは、外国の水は日本の水よりもミネラル分が多く胃腸を刺激しやすいことや、油や香辛料が強い料理を食べることが多くなるからです。

特に発展途上国では衛生状態が悪いことも多く、ウイルスや細菌による下痢も頻繁に起こっています。また、旅行先での食べ過ぎや飲みすぎ、時差の影響や慣れない環境でのストレスなどで体力が消耗し、体の抵抗力が弱くなることも原因です。

海外旅行先で下痢を起こさないために注意すること

海外で下痢を防ぐために必要なことは、手洗いをしっかりと行い、食事の前には石鹸を使って手をしっかり洗うようにしましょう。

刺身や寿司など、日本では食べなれたものであっても、海外では作り方や衛生に関する知識や検査が徹底されているとは限りません。生の野菜や果物は控え、火の通ったものを食べるようにしましょう。

もし海外旅行先で下痢になってしまったら

下痢で最も良くないのは、脱水症状を起こすことです。脱水症状は体の機能が衰弱し、下痢や嘔吐の症状を助長したり、意識障害や他の様々な病気の発生併発させることがあります。飲みたくなくてもしっかりと水分を補給しましょう。

水分補給の際に、最も良い方法は「携行補水液(ORS)」と呼ばれるものです。日本国内はもちろんのこと、海外でも広く販売されていますので、利用することをお奨めします。また、普通の水よりも、スポーツドリンクなどのほうが体内に浸透しやすく不足する塩分やミネラルなども補えるので良いと言えます。

また、下痢止めはできるだけ使用しないようにしましょう。下痢の症状は、体内にある毒素などを排泄して外に出そうとする一つの体の防御機能なので、下痢を止めることで体内に毒素が留まってしまうのです。

激しい下痢や血液が混じった下痢の症状がある場合は、すみやかに病院や保健所など医療機関を受診して下さい。少し様子をみようなどと自己判断しているうちに確実に症状が悪化します。

ウイルス性の病原菌が原因である場合なども多く、胃腸薬などを飲んでも、ほとんど効果はなく、抗生物質や抗ウイルス薬などでの治療が必要となりますので、躊躇せずすぐに病院へ行くべきです。

海外の大きな病院では、日本語が通じる病院もありますから、長期滞在の場合などは、事前に調べておいたほうが良いでしょう。

アルコール消毒液が予防に効果的

アルコール成分の入ったハンドサニタイザー(手指消毒剤)の携行をお奨めします。携帯用のものを用意して、食事の前やトイレの後には水で手を洗うとともに、アルコールによる手の消毒も行うようにすると下痢の予防には効果的です。

特に下痢の症状の場合は、念入りに手を洗うことで、他の人への感染や、病気の再感染も防ぐことができます。

ただし、こうした消毒薬も航空会社によって持ち込み方の基準や方法が異なりますから、事前に確認しておきましょう。

海外での下痢はある程度仕方のないことかもしれません。できるかぎりの予防を行って症状を最小限にくい止めることが大切です。

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