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糖尿病で痩せる原因を知って意識してほしいインスリンの為の習慣

みなさんは、糖尿病の方は痩せていくというのをご存知ですか?糖尿病というと肥満の方がなっているというイメージがありますが、実は糖尿病になると痩せていくことが大半なのです。

それはなぜか?インスリンと脂肪の深い関係についてお話しましょう。また、痩せていってしまう症状を食い止めるためにあなたができることをご紹介します。

糖尿病患者が痩せてしまう理由はインスリンの働きにあった!

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があります。1型糖尿病がインスリン分泌の低下、2型糖尿病がインスリン分泌の低下か、インスリンが効きにくくなっている、もしくはその両方です。

ご存知の方もいると思いますが、インスリンは食後の血糖を下げる働きをします。それと同時に血糖を脂肪に変える役割があり、健康な人では、以下のような順序で血糖が脂肪に変えられます。

  1. 食事をすると血液中の血糖が上がる
  2. すい臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンが出る
  3. インスリンによって血液中の血糖が下がる
  4. 上がりすぎた血糖は肝臓に運ばれる
  5. 肝臓の運ばれた血糖は糖に変えられる(これを糖新生といいます)
  6. 肝臓で作られた糖は脂肪組織に運ばれる
  7. 中性脂肪として体に貯まる

食べると太るのはこういう原理で起こっているのです。しかし糖尿病の方はインスリンがうまく作用しない、また量が減っているため、脂肪が作れずどんどん痩せていくのです。

インスリンを増やす、効かせる!糖尿病患者さんに普段から意識してほしい事

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インスリンが効かなかったり少なかったりする糖尿病の患者さんは、飲み薬やインスリン注射でインスリンを補っているのです。

しかし!普段の生活でもインスリンを効きやすくする、また量を増やす方法があるのです。

適正エネルギーをしっかりとりましょう

糖尿病だからと食事を極端に少なくすると、低血糖発作を起こして冷や汗が出たり、場合によっては昏睡を起こしたりして非常に危険です。摂取エネルギーは患者さん1人1人、1日1日のコンディションで異なるので、主治医や管理栄養士に相談してくださいね。

食物繊維をしっかりとりましょう

食物繊維はインスリンを効きやすくするためにとてもよい栄養素です。食物繊維を多く含む食材は以下のようなものがあります。

  • ごぼう、大根などの野菜
  • バナナ、ぶどうなどの果物
  • きのこ類・海藻類

これらの食品を積極的にとるようにしましょう。

有酸素運動をしましょう

有酸素運動はインスリンの分泌を促進します。しかし、糖尿病患者さんの中には運動の制限がかかっている方もいるので、必ず主治医に相談してから行ってください。決して自己判断で運動をはじめてはいけませんよ!

かなり悪くならないと痩せてこない

今まで糖尿病が痩せるということを書いてきましたが、実は糖尿病がかなり進行していないと痩せてはきません。そのため、安心しても大丈夫です。

しかしすでに痩せてきた…という患者さんは、本気でインスリンについて考えた方が良さそうですね。

糖尿病になったら医者の指示をちゃんと聞いて、しっかりと治療を意識した生活を送ってください。

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