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たかがしびれくらい、、、その油断が糖尿病神経障害を見逃します

なんとなく足がしびれる、、、こんなことを感じても、まさか糖尿病が原因だとは思いもしないかもしれません。たかがしびれだし、たいした症状でもないからと放置してしまう人もいるでしょう。

しかしそんな油断が糖尿病神経障害の発見を遅れさせ、症状悪化を招いてしまいます。このまま進行すると、なんと突然死の原因になってしまうこともあるのです。

ちょっとした異変を見逃さないで

糖尿病になるといろいろな合併症にかかりやすくなりますが、そのひとつが糖尿病神経障害です。感覚神経、運動神経、自律神経といった神経が高血糖によるダメージを受け、正常に働けなくなってしまうのです。

糖尿病の合併症の中でも比較的多くの人に早い時期から発症しやすくなります。ただ初期は足先のしびれ程度でたいしたことなく、つい見逃して悪化させてしまうケースも多くなります。

何となくおかしいと気づいた時点で受診し治療を始めれば、進行を抑えて改善させることもできます。しかし進行してしまってからでは完治は難しくなります。そして悪化してしまうと日常生活を送るのにも影響が出るようになってしまうのです。

手足のしびれ、痛みがひどいと熟睡ができなくなります。進行するにつれて感覚が鈍くなり、足にヤケドやケガをしても気がつかないという危険も出てきます。お風呂のお湯が熱くても感じないのです。そして知らないうちに悪化させ、最悪の場合は壊疽となって足を切断しなくてはいけないこともあります。

また不整脈が出たり、心筋梗塞になっても胸痛がないために気がつかなかったり、低血糖になっても低血糖特有の症状が起こらないため気付かずにそのまま昏睡状態に陥ってしまったりということもあります。

こんなことを防ぐにはちょっとした異変を見逃さずに、早い段階で治療を始めることです。場合によっては糖尿病と診断された時点でもう神経障害が起きていることもあります。進行を見逃さないためにも、糖尿病と診断された時点で神経障害の検査も受けておいた方がよいでしょう。

こんな症状に要注意

糖尿病の方はこんな症状が出てきたらすぐに主治医に相談するようにしてください。なるべく早く気付くことが大切です。

  • 足先がしびれたり痛み、冷えを感じる。
  • 足の裏がほてり、寝る時に足だけ布団から出すようになる。
  • 足の裏に紙が貼り付いているように感じる。
  • 足に虫が這うような感覚がある。
  • 寝ているときに足がつる。
  • 手の指先にもしびれや痛みを感じる。
  • 立ちくらみしやすくなる。
  • 食事中や食後に低血圧になる。
  • それほど暑くなくても異常に汗をかくようになる。特に食事中に汗をかくことが増える。
  • 胃の調子が悪くなる。
  • 下痢や便秘になる。またはそれを繰り返してしまう。
  • 尿意を感じにくくなったり残尿感が出る。尿の勢いが悪い。

しびれが消えた!実はそれ、悪化のサインかも

神経障害が起きると、始めのうちはジンジン、ビリビリといったようなしびれや痛みが出ます。これは神経が障害を受け、傷ついた神経が過剰反応したために現れている症状です。

このような症状が出ても治療せず放置しておくと、そのうちしびれや痛みを感じなくなることがあります。このとき、症状がなくなったからきっと治ったんだなんて思わないでください。症状がなくなったのは神経が完全に損傷してしまったためなのです。

つまりしびれや痛みがなくなったのは症状が良くなったからではなく、なんと悪化してしまったサインかもしれないのです。ただし血糖値を下げる努力をした結果、症状がよくなるということもあります。

神経障害やその他の合併症の改善のためにも、一番大切なことは血糖コントロールを良好にさせることです。血糖値が安定していれば、合併症の不安なく毎日を送れることを忘れないでください。

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