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決定打はどっち?糖尿病の発症に関わる遺伝的要因と環境的要因

糖尿病は遺伝する、親が糖尿病なら気を付けたほうが良い、など糖尿病の遺伝に関するうわさは後を絶ちません。

確かに、糖尿病と遺伝はとても深く関わっていていることがわかっています。実際のところ自分の家系に糖尿病の方が居るかどうかを把握することはとても重要なこととなってきます。

糖尿病体質は遺伝する

2型糖尿病患者で、近縁に糖尿病の方が居る確率は約50%です。さらに両親が二人とも糖尿病の場合、生まれてくる子供が糖尿病になる確率も約50%となっています。

アメリカの先住民の一族では、その半数以上が糖尿病になってしまっているという事例もあるのです。この結果だけ見ても糖尿病と遺伝が密接に関係していることがおわかりいただけることでしょう。

遺伝的要因と環境的要因

確かに糖尿病体質は遺伝します。しかし、糖尿病になるかならないか、その決定打を打つのは環境的要因であることがほとんどです。なぜなら遺伝するのは糖尿病体質であって、糖尿病自体が遺伝するわけではないからです。

ですから同じ生活をしている二人がいるとしても、片方が糖尿病を患い、もう片方は糖尿病にはならないというケースがあるということでございます。この例だと結局、遺伝的要因が決定打のように感じられるかもしれませんが、つまるところどちらも生活習慣が悪い場合に起こるのです。

よって、どちらも良好な生活習慣を心がけている二人というなら、どちらも糖尿病を患わないということになります。つまり、遺伝的要因だけでは糖尿病になることはまずあり得ないということです。

遺伝的要因をよく理解する

親や兄弟に糖尿病の方が多いからと言って、自分もいずれは糖尿病になるのであろうとあきらめてしまうのは大変まずいことです。

なるかならないかは結局のところ本人次第なのですから、自分が糖尿病になりやすい体質であるなら、対処すればいいだけの話でございます。

「己を知れば百戦殆うからず」という孫子さんの名言があります。自分の体質を知ることが出来たなら、来たる危険には備えることが可能なはずです。

諦めて糖尿病になるまで悪習慣を続けることは簡単ですが、糖尿病になれば結局生活習慣を改めなくてはならなくなります。だったらなる前に対処して、未然に防いでおく方が賢いやり方と言えますよね。

ですからまず最初に自分がどういう体質なのかきちんと理解することが糖尿病の予防への第1歩と言えるでしょう。その1歩が踏み出せれば、あとは実行するだけですね。口で言うほど簡単なものではございませんが、とにもかくにも第1歩が踏み出せなければ話は始まりません。

皆様もまず初めに、自分の家系が体質的になりやすいかなりにくいかを把握することからやってみるのはいかがでしょうか?

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