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生活習慣病において合併症の多い糖尿病は朝食抜きが誘因!?

糖尿病の原因

飽食の時代になり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が問題になってしばらく経ちます。以前は成人病と呼んでいましたが、年齢を問わず生活習慣の乱れからこれらの病気になることから、厚生労働省が名前を変更することになりました。

かつての糖尿病というのは、太っている方や糖尿病予備軍といわれる高血糖の方というイメージでした。ご飯やパンのような炭水化物を大量に食べ、お菓子などの糖分の高いものを好んで摂取する方が多かったのは事実です。

しかし、公共の交通機関や自家用車が発達しておらず、家電製品が出始めた頃なので、体を動かさざるを得ないことで、消費エネルギーも多かった時代でした。

また、特殊な職業を除いて、夜遅くまで就業することが少なく、朝早く起きて夜は早く寝るという先祖代々から遺伝子に刻み込まれた規則正しい生活を送ってこられました。

ところが、次々と交通機関が発達し、誰でも自家用車を持てるようになります。歩くことや体を動かすことが少なくなり、おいしいお菓子なども自由に食べられるようになりました。

このような生活が長く続くと、血液も高血糖・高脂質になり生活習慣病の罹患者が多くなってきました。特に都心部では体を動かす環境が減少し、大人も子供も体を動かすことが少なくなりました。

このような、大きな時代変化が生活習慣病を増産しているのが現代なのです。

子供の生活習慣

子供にとっても、大きな波が襲います。不景気になればなるほど、高学歴を親が望むようになり、小学生から受験生が大量に誕生します。良い学校に行くためには、寝る暇を惜しんで塾に通い、完全に夜型生活になってきました。

いちばんカラダを動かさなければいけない時期に室内にこもり、そのため肥満児が多くなっています。また、不景気のため両親共働きの家庭も増え、おやつや夕飯を子供ひとりで食べるようになりました。

そのため、インスタント食品やファーストフード、あるいはお菓子を多く食べてしまう家庭もあるようです。そのため、生活習慣病を低年齢化が進み、大変問題になっています。

高タンパク・高脂質な食品を小さな頃から摂り続けていたため、小学生でも高血圧や糖尿病・動脈硬化などの生活習慣病を患う子供が増えています。

親が太っていれば子供も太ってしまうように、食生活から高カロリー食なことが多いようです。子供の頃から太ってしまうと、脂肪細胞はそのままなので一生体型は変わらないことが多く、無理なダイエットをしてリバウンドを繰り返してしまいます。

血糖がコントロールできない!

最近の研究では、糖尿病において朝食抜きで寝る時間が遅い夜型タイプは、血糖値が高くなることがわかってきました。夜型タイプは、夕食も遅い時間に食べることが多く、従って朝食抜きになることは以前からわかっていました。

しかし、朝食抜き夜型タイプは、3食きちんと食べている患者に比べて、1日の総摂取カロリーが少ないのにも関わらず、血糖値(1ヶ月間の血糖コントロールの指標であるHbA1cという血液検査項目)が高くなってしまう傾向があるようです。

また、昼食の摂取カロリーは1日の約35%、夕食についてはなんと50%を超えていることが多いことがわかりました。

ダイエットに詳しい方ならご存知だと思いますが、2食でほとんどのカロリーを賄ってしまう食生活は、いちばん太りやすいパターンです。しかも、夜のドカ食いは不健康そのものです。

その上、睡眠時間も少なく、朝の起床時間が遅い生活習慣が多いことなので血糖値が高いのもわかります。これらの研究発表はアメリカでされたものですが、日本人でも同じような傾向は変わらないと思います。

また、この報告は糖尿病患者について調査していますが、血糖値が高くなる事実は変わらないので、現在健康と思っていても糖尿病予備軍の可能性は高くなります。

果物好きは糖尿病になりにくい?

逆に、糖尿病になりにくい食習慣も解明されつつあります。果物を積極的に摂取していると、糖尿病になりにくいことがわかってきました。

ただし、果物なら何でも良い訳ではなく、ブルーベリー・ブドウ・リンゴなどが糖尿病になりにくいようです。しかも摂取量が多いほど糖尿病になるリスクが低い傾向があり、フルーツ好きな方には朗報です。

逆に、同じ果物でもオレンジ・イチゴ・桃などは、リスクが高くなるようです。季節的にフルーツによって出回る時期が限定されますが、覚えていくとよいと思います。ただし、注意点があります。気軽に摂取しようとしてこれらをジュースで摂取しようとすると、リスクは高くなりますので注意してください。

果物は食物繊維が多く、急激な血糖値上昇を抑えるのかもしれません。

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