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食後なのに「空腹感」!?ご飯の食べ過ぎが招く「空腹感」の正体

食後すぐに何か食べたくなったり、食後僅かな時間で「空腹感」を感じたりした経験はありませんか?よく言う「デザートは別腹」とはちょっとニュアンスが違います。

通常「空腹感」は、血糖値の低下により認識されます。ところがこの場合は、血糖値が下がっていないのにもかかわらず「空腹感」が認識されてしまうのです。胃の中に食物が入っていたとしても、血糖値が下がれば「空腹感」を感じてしまう事になってしまいます。

食べ過ぎが原因?

ここで注目したいのは、人によって「空腹感」を認識する血糖値の値が異なるということです。日頃から大食な人の「空腹感」を認識する血糖値の値は、少食の人のそれより高くなっている事が分かっています。(ちなみに、空腹時血糖が110mg/dL以上では「糖尿病」の疑いがあります)

食後の血糖値を上昇させる食べ物としては「炭水化物」がNO.1です。つまり、量を食べたとしても「炭水化物」の摂取量が少なければ血糖値の上昇が遅れてしまい、エネルギーが足りないと脳から指令が出てしまう事になってしまいます。これが「空腹感」なのです。

ダイエット食などを食べた後、満足感はあっても満腹感が中々得られないのはこういう事情からなのです。ところが、逆に多く食べ過ぎた時にも似たような反応が起きてくる事が分かっています。

「炭水化物」を多く摂取してしまった場合、血糖値が上がります。そうするとその上がった血糖値を下げるためインスリンが分泌されます。

分泌されたインスリンが血糖値を下げてくれるのですが、「空腹感」を認知する値まで血糖値が下がってしまえば、当然「空腹感」を感じてしまいます。たとえそれが食後1時間後でもです。このように「空腹感」と血糖値には密接な関係が有り、そこに「炭水化物」が重要な役割を果たしているのです。

ダイエットと「空腹感」

ダイエットの天敵とも言える「空腹感」ですが、やり方次第では軽減出来る可能性があります。「空腹感」を認知する血糖値の値を下げればいいのです。

よく「3日ぐらい絶食すると胃が小さくなる」なんて聞きませんか?でもこれ、胃の大きさはあまり関係がなく、「空腹感」を感じる血糖値の値が下がった為に少量でも満腹感が得られるようになっただけなのです。

「炭水化物」を多く摂り過ぎても、少なく摂り過ぎても「空腹感」が生じてくるのなら少ない方が健康には良さそうです。少し前に流行った「炭水化物を抜くダイエット」ですが、こう考えると確かに効果がありそうですね。

でも、「空腹感」は生命維持の為にとても大切な反応です。極端な我慢や節制は身体に悪い影響を与え兼ねませんので、くれぐれもご注意くださいね。

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