TOP > > 糖尿病発症リスクを高める離乳食を始める時期とは?!

糖尿病発症リスクを高める離乳食を始める時期とは?!

皆さんのご家庭に乳児はいらっしゃるでしょうか。

最近、外出するとベビーカーをよく見かけるようになりました。出産率が上がってでもいるのかと思う程です。可愛い赤ちゃん達ですが糖尿病に関する研究がアメリカで小規模ですがおこなわれました。離乳食に切り替える時期が適切でなければ、Ⅰ型糖尿病を発症するリスクが高くなるとのことです。

Ⅰ型糖尿病とはどんな病気でしょう。

一言で糖尿病と言いますが、実は糖尿病には2種類あります。最近、メタボ原因での糖尿病を警告されますが、こちらはⅡ型糖尿病が大部分を占めます。

Ⅰ型の場合は遺伝的な要素がとても高い病気ですが、他にもまだ分かっていない原因があるのも特徴です。ご家族、血縁者にⅠ型糖尿病患者さんがいた場合は気をつけた方が良いというのは明確です。

また糖尿病全般に言えることは一度なると完治することはできません。一生付き合っていかなければなりませんし、合併症で他の病気を発症してしまうことでも、軽視できない病気です。重篤になる可能性も多いのでⅠ型、Ⅱ型に問わず、十分に予防したい病気です。

今回の研究はどのような研究だったのでしょう。

研究はアメリカのデンバーでⅠ型糖尿病を血縁者にもつ乳児を対象におこなわれました。以前より乳児期の食事と糖尿病の関係は示唆されていましたが研究により、その時期が関係していることが分かりました。また5歳未満でⅠ型糖尿病を発症しているケースが増加していることからも関係が調べられました。

いろいろな食物で研究した結果、米、オートミールを食べさせ始めた時期が遅かったか、または果物を食べさせた時期が早かった場合はⅠ型糖尿病発症リスクが2~3倍高いとわかりました。

また小麦、大麦の食べさせ始めた時期に同時にまだ母乳も摂取していた場合は、リスクが0.47倍に減ることがわかりました。

食物内容に関わらず共通していた離乳食切り替え時期がわかりました。

食事内容での研究はもっと深めていかないと分からない結果となっています。しかし共通して言えることがあります。それはどの食事にしてもそうですが離乳食に切り替える時期が大事だということです。

結果からは生後4ヶ月未満で早くても、また生後6ヶ月以上遅くてもⅠ型糖尿病発症リスクが高まるとのことです。要は生後4~5ヶ月の時期に離乳食に切り替えることが一番安全だということです。

また、乳児にⅠ型糖尿病発症遺伝子があることが分かっている場合、発症リスクを最小限にするには母乳を飲んでいる間に離乳食を始めるのが良いとのことです。

発症遺伝子があるからと言って確実に発症するとはかぎりません。大事なことはタイミングなのです。今回の研究者はこのような研究をもっと大規模におこなう必要があると言っています。

今回はアメリカ、コロラド州デンバー地区に限っての研究です。これだけでも、明確な関連性がわかりました。しかしどのようなメカニズムでそうなるのかはまだ不明です。

子供にインシュリン注射をうたなければならないことは酷です。早く大規模研究を実施することと、同じような研究を日本でもおこなって欲しいと筆者は考えます。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る