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ペットボトル症候群の甘い罠!気軽に飲んで気づかぬうちに糖尿病

暑い季節、熱中症予防のためにも水分摂取はかかせません。「喉が渇く前に飲む」ようにと、テレビなどでもよく言われます。でもこのとき、清涼飲料水の飲み過ぎは要注意なんです。

清涼飲料水のがぶ飲みで「ペットボトル症候群」に!

1990年代、清涼飲料水を毎日2~3リットルも飲む生活をしていた高校生が突然意識障害を起こし、病院へ運ばれるということがありました。この原因は、なんと清涼飲料水の飲み過ぎによる糖尿病だったのです。

これがペットボトル症候群で、正式にはソフトドリンクケトーシスと呼ばれます。清涼飲料水(ソフトドリンク)を大量に飲む事で、気づかないうちに糖分を摂り過ぎてしまっていたのです。

実は清涼飲料水にはかなり多くの糖分が含まれています。種類にもよりますが、500mlのペットボトルで30gも含まれているのです。これを毎日2リットル飲んでいたら、一日120gもの糖分を毎日摂っていることになります。

清涼飲料水をたくさん飲むと糖分を摂り過ぎ高血糖になる。高血糖になると喉が渇くため、もっと清涼飲料水を飲む。それによってまた糖分を摂り過ぎ高血糖となってしまい、喉が渇くからもっと清涼飲料水を飲む。。。

これを繰り返していくと血糖値を下げる役割をするインスリンの分泌が減り、体のエネルギー源のブドウ糖を十分に利用できなくなってしまいます。エネルギー源がなくなると、体は脂肪やタンパク質を分解してエネルギー源として利用しようとします。

このとき同時に、ケトン体と呼ばれる毒性の高い物質も発生してしまうのです。ケトン体が異常に増量した状態をケトーシスと言います。

このケトン体が徐々に蓄積されていくと、だるさや吐き気、腹痛などの症状が出るようになってしまいます。そして意識障害を起こして昏睡状態となり、死に至ることもあるのです。

こんな人がなりやすい!

ペットボトル症候群は若い、肥満気味の男性に多く発生しています。自分が糖尿病になっていることに気づいていない若者が、毎日清涼飲料水を大量に飲むことで起きてしまうのです。

以前は20代~30代の男性に多くみられていましたが、最近では40代~50代にも多くなっているようです。

少し太り気味でメタボリックシンドロームが心配な方、喉が渇くから毎日水代わりに清涼飲料水をたくさん飲んでいるという方は特に要注意です。喉が渇く、飲み物をたくさん飲む、オシッコによく行くという方はすでに糖尿病かもしれません。一度きちんと検査をしておきましょう。

スポーツドリンクの飲み過ぎに注意!

熱中症予防のための水分補給には、スポーツドリンクが良いと考えられている方が多いかもしれません。しかしスポーツドリンクというのは、スポーツで大量に汗をかいてカロリーや塩分を消費してしまった場合に、それを補うのに優れた飲み物であることを忘れないでください。

スポーツドリンクにも糖分は多く含まれています。激しいスポーツをしたわけでもないのにあまり飲み過ぎてしまっては、糖分の摂り過ぎになってしまいます。2~3倍に薄めて飲むようにしてもよいかもしれません。飲む量に気をつけてください。

熱中症予防にジュースや炭酸飲料を飲むのはもってのほかです。カロリーゼロの製品を選んでいるからといって、安心しないでください。カロリーゼロ製品だからといって、カロリーが全くゼロなわけではないのです。

カロリーオフは100mlあたり20kcal以下、カロリーゼロは5kcal未満のものに表示ができることになっています。カロリーゼロとはいえ100mlあたり5kcal未満ということは、500mlで25kcal未満、2リットルでは100kcal未満ということになります。

それほど甘みを感じない飲み物であっても、糖分はかなり含まれている可能性があります。手軽に飲めるからといって飲み過ぎないように注意しておいてください。

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