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ナイロンタオルの摩擦で黒ずみが! 摩擦黒皮症を防ぐ洗い方とは 

体を洗う時に体をごしごしこすっていませんか?毎日ナイロンタオルで強くこすっている人は、肌をチェックしてみてください。もしかするとナイロンタオルの摩擦で、皮膚が黒ずんでいるかもしれません。

皮膚トラブルを防ぐために清潔にすることも重要なのですが、洗い過ぎては逆効果です。黒ずみを防いで肌をすこやかに保つには、どんな事に気を付けて体を洗えば良いのでしょうか。

摩擦で皮膚が黒ずむ「摩擦黒皮症」に

皮膚の刺激を受けた部分は、メラニン色素が過剰に生成されて、褐色の色素沈着が起こります。摩擦によって起こる色素沈着は「摩擦黒皮症(フリクション メラノーシス)」といい、体を洗うナイロンタオルの刺激で起こることが多いので「ナイロンタオル皮膚炎」と呼ばれることもあります。

摩擦黒皮症自体に痛みやかゆみはないので気づきにくく、色素沈着が起きているのにこすり続けて、悪化してしまうことも少なくありません。本来メラニン色素は、外部の刺激から肌を守るために欠かせない物質です。

しかし、過剰に蓄積されて黒ずみを起こしてしまえば、美容上の問題になります。また一部の人は、摩擦黒皮症から「斑状アミロイド症」という皮膚炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。

あなたは摩擦黒皮症になっていませんか

摩擦黒皮症になっていないかチェックしてみましょう。特に日焼けした覚えはないのに次のような色素沈着があれば、摩擦黒皮症の可能性があります。

  • 鎖骨、肩甲骨、肋骨、背骨の上部付近が黒ずんでいる
  • 黒ずみを見ると左右対称な褐色の斑点の集まりになっている
  • それ自体に痛みやかゆみはない

摩擦黒皮症の色素沈着は、日焼けやしみと間違えられやすいですが、摩擦を受けやすい上背部や骨の出っ張った所に色素沈着が目立っていれば、摩擦黒皮症の可能性が高くなります。

特にこんな人はなりやすいので要注意

  • 30代の女性
  • 痩せ型の人
  • 長期にわたってナイロンタオル(またはボディブラシやたわし)で体を洗っている人
  • 併せてボディソープや石けんをたっぷり使っている

摩擦黒皮症を防ぐ洗い方

洗えば洗うほど黒ずむ、といったことがないように、肌の正しい洗い方を把握しておきましょう。とにかく皮膚に傷を付けてはいけません。傷つくとメラニン色素が生成されてしまいます。肌はデリケートな上、入浴時は水分でふやけて、さらに傷つきやすくなっているので、硬い素材で毎日こするなんてもっての他。

基本的には、ナイロンタオルの摩擦といった強い刺激は避けたほうが良いのです。もし体を洗う場合には、石けんやボディソープを十分に泡立てて、手のひらでやさしく肌を撫で洗いすると良いでしょう。タオルを使うなら、肌にやさしい麻、絹、綿のタオルに替えたいですね。

しっかりこすらないと汚れが落ちない、体のにおいが取れないと思っている人もいるかもしれませんが、答えはNOです。湯船につかるだけで汗や皮脂は落ちていくので、そんなにこすらなくても良いのです。

ナイロンタオルが悪いわけではありません。適度な刺激で古い角質を除去し、血行を促進するメリットもあります。使うなら週に1回程度、強い力でこすらないように気を付けてください。

肌の保湿も忘れずに

体の洗い方に気を付けると同時に、肌の保湿ケアも行いましょう。ボディソープや石けんで皮脂が洗い流されているため、お風呂上がりの体はとても乾燥しやすくなっています。乾燥によって角質層がガサガサに荒れると、色素沈着が起こりやすくなるので、ボディミルクなどで肌を保湿するのがおすすめです。

また、すでに摩擦黒皮症を起こしている人は洗い過ぎの傾向があるため、肌が乾燥して荒れやかゆみを起こす「皮脂欠乏性湿疹」も引き起こしやすくなります。油分と水分が不足しないよう、保湿ケアを十分に行ってください。

摩擦黒皮症の治療法

肌が黒ずんでしまうのはショックですが、メラニン色素は皮膚のターンオーバーによって、いずれ排出され治すことができるのでご安心を。摩擦による刺激をなくせば次第に薄くなっていきます。ただターンオーバーが遅れ、メラニン色素の生成に間に合っていないと治りにくいので、ターンオーバーを正常に導くことも必要です。

ターンオーバーを正常に導くために

  • 十分な睡眠をとり成長ホルモンの分泌を増やす
  • 規則正しい食生活を心がけ肌に必要な栄養をしっかりとる
  • 適度な運動をして血行を促進させる

これらの対策を毎日コツコツ実践しましょう。メラニン色素の排出を促進させるためには、ビタミンCの内服や美白化粧品でのケアが有効です。摩擦黒皮症はシミやそばかすより治りにくいので、少し気長にケアを続けてみてください。またまれに起こる「斑状アミロイド症」との判別が必要になるので、色素沈着が気になる場合は皮膚科を受診してみてください。

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