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夜間に部屋を明るくしているとうつ病の原因にもなる?

お年寄りでなくても夜間に光を浴びることは健康上望ましくない?

今回、奈良県の大学で高齢者対象にした夜間光曝露でうつ病の原因になるかどうかの解析をおこないました。その結果、夜間に光を浴びることがうつ病の原因のひとつとなることがわかりました。

また、夜間光曝露が肥満、脂質異常症にも影響があることもわかっています。現代ではお日様が沈んでも部屋の電気で夜を過ごすことができます。それだけ現代人にとっては今、時間が非常に足りない状態となっているのです。

昔はお日様が沈むと嫌でも暗いですから寝ざるを得ませんでした。また、暗くなると眠くなるのが当たり前の生活だったわけです。しかし現代では夜遅くまで仕事をしなければならないなど、一日24時間では時間が足りない状態になっています。

健康的に生活する上での十分な睡眠時間がとれないことで、結局はうつ病をおこしてしまっているようです。

うつ病だけではありません。

また、高齢者のうつ病だけではなく、働き盛りの世代でも体内時計といわれている身体の生体リズムが崩れていることによって、癌、肥満、認知症、高血圧などを引き起こす可能性がいわれています。

夜間の部屋の明るさに対して日中はどうでしょう?私達の生活で日中にお日様の光をしっかりと浴びていることはあるでしょうか?職業にもよるかもしれませんが多くの方々は通勤時以外、お日様を見ることなんてないという方もいらっしゃるかもしれません。

夏場はまだしも冬場は朝早くから出勤して夜遅くの退社という方は、お日様をみることもないなという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。私達の身体は朝、お日様の光を見ることによって、また浴びることで体内の生体リズム時計がリセットされます。

これから一日が始まるぞ!と身体中に指令を出しているわけです。それによって体内の機能が活発化して一日を過ごすことができます。そして夜になると日中浴びたお日様の光によりメラトニンという物質が脳の松果体から分泌されます。

これはとても大事な役目をするホルモンです。体内時計のリズムを調節する意外にも上述した、癌、肥満、認知症、うつ病、高血圧のリスクを抑える役目をしているともいわれています。

このホルモンがきちんと分泌されるためには、日中にお日様の光を浴びること、また夜間に光に当たらないことです。現代人の身体はこのリズムが完全に崩れてしまっているのではないかと思われます。

日中は眠く、夜になると目が冴えてくるという方もいらっしゃいます。完全に逆の状態に身体がなってしまっているのですね。持病をお持ちになっていてどうしても薬の副作用で寝られないということも確かにあります。

しかし、毎日、決まった時間に目覚めて朝日を見て夜は夜更かしをせずになるべく早く就寝するということが、とても健康上では大事なことです。このことについてもっと詳しく研究を重ねていくつもりであることも、今回の研究では言われています。

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