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自殺STOP!うつを治す食事こと一汁三菜の可能性に迫る

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自殺大国などという負のレッテルを貼られてしまった日本。しかし事実、現代の日本において「うつ」などの精神疾患は増加している傾向にあり、若い人の自殺率も高いままです。

その背景には、日本の誇る無形文化遺産「和食」を食べている人が減少してしまった事にあるかもしれません。古来より続く食の知恵を、今こそ生かす時なのです。

洋食中心と和食中心では精神疾患にかかるリスクが2倍も違う!?食生活とこころの関係

理想的な一汁三菜の和食を中心に食べている人ほど、うつなどの精神疾患にかかるリスクが低いことがわかりました。

逆にパンやパスタといった洋風の食生活をとっている人ほど、精神疾患のリスクは上昇することがわかっています。

データによると、洋食中心の人の疾患率は和食中心の人に比べておよそ2倍。和食と洋食のどちらも平均的に食べるという人では、洋食中心の場合とあまり変わりませんでした。

加工食品が危険!加工食品に頼りがちな食生活よりバランスを考えて

勿論、洋風の食生活だからといって誰もが精神疾患にかかるわけではありません。重要なのは、栄養のバランスと加工食品の有無だといわれています。

  • ハム、ベーコンなどの加工肉
  • レトルト食品
  • インスタント麺
  • ジャム・マーガリン
  • 各種調味料

上記の食品はすべて人の手が加わってつくられた、保存性の高い食品。こうした食品は「加工食品」と呼ばれ、人の手が加わっていない食品(生肉、野菜、鮮魚など)と分類して区別されます。

加工食品は長持ちさせるために、塩や砂糖が大量に含まれているものがほとんどです。またビタミンやミネラルといった必須栄養素をほとんど含まないため、中心に食べていると栄養のかたよりが生じます。

ただし、これらの加工食品をとっていても野菜や果物、乳製品、魚、穀類、鶏肉などをメインに食べている人は、和食中心の人と同様に疾患率が低いことがわかっています。

加工食品が悪なのではなく、加工食品に頼りがちな食生活こそが悪であり、そうした背景が今日の高い精神疾患率を生み出したと言って差し支えがないでしょう。

ジャンクフードは最悪

食事として食べる加工食品以上に危険なのが、ファストフードやお菓子といったいわゆるジャンクフード。

今や当たり前の知識ですが、これらの食品は低栄養・高カロリーに加え濃い味付けのものが多く、くわえて厄介な中毒性を持っています。

和食中心の場合でもジャンクフードを食べるのではあまり意味がありません。心の問題を抱えている人は何よりもまず、ジャンクフードを避ける事からはじめましょう。

葉酸とビタミンB群が精神疾患に効く!心に効く食べ物とは

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その国の料理はその国の人間にあった食べ物だという考え方があります。そしてそこには効率的に栄養をとるための知恵が隠されています。

精神疾患の予防に効果的な栄養素は「葉酸・ビタミンB群」といわれています。

葉酸は主に、

  • 小松菜、アスパラガス等の青野菜
  • ほうれん草、カボチャ、ブロッコリー等の緑黄色野菜
  • 大豆
  • 生の果物

に多く含まれており、気分を落ち着かせるはたらきや、神経伝達に必要な物質をつくる材料になります。青野菜は茹でるとかさが減って量を食べやすくなるため、和食なら漬物やおひたしにするのがオススメ。

ビタミンB群は青魚に豊富に含まれています。イワシ・アジ・サンマが代表的で、良質なタンパク質と血流改善に効果のある不飽和脂肪酸を多く含みます。

日本は昔から農業民族と呼ばれており、肉類よりは野菜類を消化するのに長けた内臓を持っています。

特に大豆は日本人のソウルフードかつ、様々な栄養を併せ持ったスーパーフード。味噌や醤油は大豆の加工食品ですが、発酵食品でもあるため身体に有用な成分を多く含んでいます。

食べ物を選ぶ際には、こうした食材を重視してみるといいでしょう。ただし日持ちしない食品が多いため、鮮度管理には十分に目を光らせておくこともお忘れなく。

サプリは駄目?

和食でなくとも、その栄養素をサプリでとれば良いんじゃないの?と思われるかもしれません。

ところが面白いことに栄養には相乗効果というものがあり、特定の栄養素だけをとっても効果が薄い場合が多くあります。

栄養を食事でとる必要があるのは、この相乗効果を狙えるためです。ひとつの食品には様々な栄養素が含まれているため、サプリに比べてより効率的に栄養を摂取できるというわけです。

これは加工食品にも同じことがいえます。加工されている食品とそうでない食品では栄養素が全く異なるため、栄養をとったつもりでとれていない、という問題が起きやすくなります。

やっぱり和食!まずは朝食だけ、とゆっくり一汁三菜食生活を目指そう

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和食の基本は一汁三菜、つまり汁物1つにおかず3品が理想とされています。いきなり食生活の全てを変えることは困難なので、まずは朝食だけ、の気持ちでスタートしてみましょう。

食事を作る際に、主食であるご飯と汁物を前提に、焼き魚、おひたし、煮物…と頭のなかでイメージした3枚のお皿に献立を乗せ、それぞれに食材の違う料理を乗せるのがポイントです。

家庭科レベルの知識で十分ですので、料理なんて出来ない!面倒!とくじけていた方もこれを機に和食を作ってみてはいかがでしょうか。

野生動物が食べ物を選ぶように、私たちも己の身体に合った食事を選択し、生きてゆく必要があるように思います。

生きるということは、食べるということ。食事を大切にするということは、そのまま自分の命を大切に扱うことと同義であるように感じられてなりません。

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