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本当に食事療法でうつ病が改善されるのか?

うつ病の治療法に食事療法も可能性があると示唆されました。

うつ病の治療法は薬物、精神、光線、と治療法があります。オランダ領アンティルの研究者らは食事が抑うつに影響することを考察したとのことです。具体的な食事内容ではなく食品に含まれるトリプトファンに着目したようです。

トリプトファンは神経伝達物質であるセロトニンの前駆体です。セロトニンの低下はうつ病の原因の1つとされています。またセロトニンはトリプトファンとビタミンB6の合成ですのでビタミンB6も必要です。

そして昨年ですが、イランからはn-3系脂肪酸のEPAがうつ病の補助療法として有効であると研究結果を発表しています。

トリプトファンやビタミンB6、またはEPAを多く含む食品とはどのようなものでしょうか。

トリプトファンを多く含む食品は納豆、バナナ、牛肉、豚肉、魚肉、ヨーグルト、チーズなどの乳製品が多いそうです。特に納豆、バナナ、牛肉、豚肉はビタミンB6も一緒に含まれています。また魚肉でもカツオ、マグロは特にトリプトファンが多いということです。

EPAを含むのは魚が一番多く、イワシ、マグロ、ブリ、ハマチ、など背の青い魚といわれる魚に多く含まれています。

ビタミンB6だけに特化すると乾燥した唐辛子がダントツなのですが一般的に食べるには大変です。前述したもの意外ではサケが魚ではビタミンB6を多く含んでいます。

どの食品も肉・魚類意外はそのまま食べることができて手軽にとれるかと思います。肉・魚類も調理法はどのような調理法でも栄養素が壊れることがありません。

トリプトファンはうつ病につながる疾病にも効果的となります。

トリプトファンを摂取した方がよい他の疾病や症状もあげられています。癌、パーキンソン病、統合失調症、アルツハイマー症、慢性疼痛、心的外傷後ストレス障害、薬物依存、てんかん、月経前後の女性ということです。どれもうつ病を引き起こす可能性が高い疾病や症状です。

食事療法だけでは足りませんので他の治療法と合わせてみましょう。

薬物に頼りたくないという患者さんもいらっしゃいます。筆者も持病で薬が多いので、そのお気持ちは十分わかりますが食事療法だけでは治療法としては無理なところもあります。

セロトニンの働きを助けるお薬は必ずとるようにするべきだと研究者らも言っています。食事で心がおちつくセロトニンをつくりだせるということはとても大きなことです。しっかりとした食事を患者さんには心がけてもらいたいと思います。

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