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うつなのになぜ痛みを感じるのか?その理由と対処法について

うつ病というのはココロの病と言われていますね。確かに精神的なストレスなどが大きな原因となりうつ病になることも分かっていますが、根本的な要因は脳にあることも分かってきています。

うつ病のことを気分障害と呼ぶこともあるように、気持ちや精神的なことも大きく関係しています。

うつ病の痛みについて

精神的な問題や心の問題であると考えられているうつ病ですが、実際に体の様々な部分に痛みを感じることもあります。どこがどのように痛むのかは個人差もありますが、ココロの病であるはずのうつ病でなぜ体に痛みを感じるのでしょうか?

個人差もありますが、うつ病が体にもたらす痛みには、次のようなものが多く確認されています。

  • 締め付けるような激しい頭痛
  • 首の筋が張る重たい首コリ
  • 背中や腰の痛み
  • 胃痛
  • 手足のしびれから来る痛み
  • 全身が痛い

といったように、人によって痛みの種類も場所も様々です。

うつ病と痛みの関係

先ほどうつ病は脳に根本的な要因があると言いましたが、うつ病が原因で起こる痛みも実は脳が関係していることが分かっています。

例えば興奮した時や何かを達成した時に感じる達成感や満足感というのは、脳から分泌されるセロトニンやアドレナリンという成分の影響です。この成分が分泌されることで興奮状態になるため、痛みなどの感覚が一時的に鈍くなるのです。

しかしうつ病を発症している場合には、脳から分泌されるセロトニンやアドレナリンの量も減ってしまいます。さらにストレスなどが原因となり、血行不良を起こし体が冷え、コリやすくなってしまいます。これが重なり合うことで、肩こりや首コリ、頭痛などがいつもよりもひどい痛みと感じてしまうのです。

この時、脳が痛みを学習してしまうため、ちょっとした変化でも強い痛みという症状が出てしまうようになります。

うつ病の痛みの対処法

うつ病というのはそもそもココロとカラダのバランスが乱れた状態です。ここに痛みが加わるのでなかなか回復せず繰り返すという悪循環に陥りやすいのもうつ病の痛みの厄介なところです。

うつ病は治療も可能ですが、うつ病が原因となる痛みがある場合には、どちらか片方の治療をしてもあまり効果がないと言われています。ココロとカラダのバランスを保つように、痛みとうつ病の両方を同時に治療するのが大切です。

うつ病にも種類がありますが、種類ごとに治療法も変わってきますので、この場合は専門医の指導のもと治療をすることが一番大切です。

しかし痛みがある場合は先に痛みの原因を解消しないことには、痛みという症状がうつ病の治療の妨げになることから、痛みの緩和も重要です。

うつ病の治療で薬を使うことに抵抗を感じる人も多いと言われていますが、痛みを止めるための薬の使い方もあるので、ここも医師と相談して決めていくことが大切ですね。

しかし痛みというのはなかなか人に理解してもらえません。いつ、どんな時に、どのような痛みを感じたのかを伝えるのはとても大切なことです。こういう時には痛みノートを付けるのもいい方法です。

日記のように痛みを感じたときに、できるだけ詳しく痛みについて記録することで、医師にも伝えやすくなります。自分で記録できない時には、家族に手伝ってもらうこともできますね。

診察の時に上手く伝わらなくても、ノートを見せれば伝わりやすくなります。こうすることでうつ病の痛みの治療も適切な判断ができます。

治療を進めていく段階でも、薬を飲んでどのくらい効果があったか、痛みはどのように変わったかなども記録しておくといいでしょう。

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