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うつ病で手の震えが止まらない!震えの症状を改善する方法とは?

私たちは、何かしらの病気に襲われる危険性と、常に隣り合わせな状態にあるのだと思います。そして、不運にも病気を発症すると様々な症状が現れてきます。皆さんもご存知の通り、病気を発症しても、その症状は一様ではありません。

そこには多くの場合、個人差が存在します。そして、現代病とも言われるうつ病ですが、他の病気とは比較にならないほど、様々な症状が現れてきまして、それぞれの患者ごとに全く異なった症状が現れたりします。

うつ病が原因の手の震え

様々な症状が現れるうつ病ですが、その症状の一つに“手の震え”があります。ここである患者さんのことを例に上げてご説明してみたいと思います。この方のケースでは、先にうつ病と診断された状態にありました。そして、ある日の食卓風景でのことです。

普通、日本人であれば、お箸を使って食事をするわけですが、ふと気がついてその患者さんを見た時のことです。食べ物がお皿の周りに散らばっていました。さらに観察したところ、お箸で食べ物を掴めていないのです。

そして悲しいことに、本人は食べ物を箸で掴めていないことに気がついていないんですね。なんだか不思議そうに、散らばった食べ物を見ていました。その段になって、私も状況を把握することができました。手が震えて箸で食べ物を掴むことができないということを。

これは、その方がうつ病と診断された初期の段階のお話です。結局、数ヶ月の期間、箸を使うことができずに、小さな子どもと同じようにスプーンやフォークを使っての食事風景になってしまったのであります。

手が震えて箸を使うことができない、これもまた、うつ病の症状の一つなのです。ただでさえ本人は、うつ病と診断されてショックを受けているのに、手が震えて箸まで使うことができなくなったという事実は、大変重くのしかかってしまいました。

手の震えをツボマッサージで改善する

うつ病を発症しますと、不安な精神状態から冷や汗や動悸、そして震えなどの症状が出ることもあります。そしてそれは、手の震えという症状となって現れることもあるのです。手の震えを抑える方法の一つにツボマッサージがあります。

日本には、身体に起きる異変に対して、ツボを刺激することで症状の改善を測る鍼灸治療があります。それは、うつ病からくる手の震えにも有効に作用する可能性がありますが、残念ながら、すべての方に有効ですと断言することはできません。

労宮と呼ばれるツボ

手の震えに効果があると言われているツボは、「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボになります。労宮の場所は、手でグーを作った時に中指と薬指が当たる部位になります。労宮への刺激は、不安や緊張状態を和らげる効果があります。

労宮は手のひらにありますので、わざわざ鍼灸院に行って治療する必要はありません。ご自身でいくらでもツボ押しすることができますからね。女性の方は力が弱いですから、ダイソーなどに売っているツボ押し用の治具を使うのもよいでしょう。

上記の患者さんの場合、抗うつ薬での薬物療法とツボマッサージを並行して行われましたので、ツボの刺激だけで手の震えに効果があったとは言い切れませんが、本人はツボを刺激すると気分が落ち着くと言っていました。

不安な気持ちに陥りがちなうつ病ですが、このような精神状態にある中で気持ちが落ち着く効果を得られることは非常に重要なポイントになります。ということで、ツボへのマッサージは精神的な面への効果も含めて、それなりに有効に働いたと考えてよいでしょう。

ただ、実際に箸を使えるようになるまでに要した時間は3ヶ月、手から全ての震えがなくなるまでに3年弱の月日が流れました。もちろん、その期間はずっとツボマッサージを続けていたのであります。ツボへの刺激で気持ちが落ち着くという事実は、うつ病の治療にあたって大きな心の支えでもあったんですね。

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