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待望の赤ちゃんなのに、なぜ辛い?マタニティーブルーの克服法

待望の赤ちゃんを出産したばかりのお母さんは、無事に子供が誕生した嬉しさや喜びで満ち溢れることでしょう。しかし、そんな嬉しい気持ちとは反対に、産後2週間くらいの間に、急に悲しくなって泣き出したり、赤ちゃんの面倒をみる気力がなくなったり、情緒が不安定になることがあります。

これをマタニティーブルーといい、出産後の母親の少なくとも4人に1人は経験しています。もし、この回復が悪ければ、産後うつなど、さらに深刻な病に陥ることもあります。マタニティーブルーを克服する方法を考えます。

マタニティーブルーは、なぜ起こるのか?

マタニティーブルーは、出産後の女性ホルモンと関係があります。女性は出産後、エストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンの分泌が極端に減少します。マタニティーブルーが起こる原因は、この女性ホルモンの極端な減少によると考えられています。

女性ホルモンの減少をできるだけ早く回復させる方法

産後、特に著しいのはプロゲステロンの減少です。妊娠中に比べると100分の1に減少するというのですから、肉体的にも精神的にも大きな負担が現れるのも当然でしょう。

プロゲステロンの分泌を高めるには、とにかくビタミンEを多く摂ることです。ビタミンEが多く含まれる胚芽油やヒマワリ油などの植物油を使うことや、アーモンドやクルミといったナッツ類を多く食べること、また、レタスにも多く含まれていますので、こうした食材を利用して、プロゲステロンの分泌を回復させましょう。

また、ビタミンEは母乳の分泌を高める効果があるので、やはり産後のお母さんには、たくさん摂ることをお奨めします。ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると、さらに効果が高まるので、ビタミンCを一緒に摂るのがコツです。ただし、鉄分と一緒に摂ると効果が弱まるので気を付けて下さい。

ビタミンEは食事からだけでなく、医薬品やサプリメントを利用することも簡単ですし、効果的です。その場合は、d-α-トコフェロールという天然型ビタミンEをお奨めします。なかには、dl-α-トコフェロールという合成型ビタミンEというものもありますが、天然型の方が吸収に優れているので、利用される方は参考になさって下さい。

また、プロゲステロンの分泌を促進する方法として、チェストツリーというハーブを利用するのも効果があります。乾燥したチェストツリーの果実をハーブティーなどにして飲むと、プロゲステロンの分泌が高まります。ハーブの専門店などで相談してはいかがでしょう。

そして、女性ホルモンのもう一方、エストロゲンの分泌を回復するには大豆が有効です。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと同様の働きをするので、たくさん摂るほどホルモンバランスを整え、マタニティーブルーの症状を緩和させる効果があります。

しかも、エストロゲンの回復に伴って、ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部の働きが安定するので、プロゲステロンの分泌も早く回復させることにつながります。

マタニティーブルーの克服には、周囲の理解と適切な対応も必要

産後に限らず、妊娠中も含めて、女性はホルモンの分泌などが極端に変化するだけでなく、育児の不安や仕事への復帰など、様々な不安やストレスを抱えていることが多いものです。

また、赤ちゃんが生まれると、誰もが、おめでとうと声をかけてきますが、マタニティーブルーのお母さんにとっては、その言葉を素直に受け入れられない場合もあるのです。

こうした産後の精神的な悩みが生じることを、妊娠中から準備しておいたり、専門のカウンセラーや身近な経験者に相談できる環境を作っておくことが重要です。また、ご主人や周囲の人も、産後の妊婦の状態を理解してあげて、母親を一人で悩ませることなく、積極的にサポートしてあげることも、とても大切なことと言えるのです。

産後の肥立ちが悪いと、その後も月経前症候群や若年性更年期障害など、ホルモンバランスの乱れによる様々な悪影響が出る場合も多く、また、お母さんの精神的な不安定さは赤ちゃんにも伝わり、健やかな成長にも影響してしまいます。

マタニティーブルーに陥っても十分に回復は可能ですから、早く症状を克服して、優しく赤ちゃんに接してあげて下さい。

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