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中間管理職のストレスでうつに…サンドイッチ症候群の予防と対策

管理職につくと、企業の業績を達成するという目標に加えて部署のマネジメントを併行することになるので、責任が重くなり仕事の量も急激に増えます。

地位に応じて報酬はアップするものの、残業代の出ない長時間労働が多いことから職務と報酬のバランスが取れていないと感じる人も多いようです。

特に中間管理職にあたる立場の人は上位の管理職と部下の板挟みになるため、強いストレス状態にさらされることも少なくありません。ストレスが原因でうつ状態を引き起こす人も増えています。

中間管理職とサンドイッチ症候群

上司と部下に挟まれて身動きできない立場をサンドイッチに例え、中間管理職特有のうつ状態は「サンドイッチ症候群」と呼ばれています。

ストレスによって自律神経のバランスが不安定になってしまい

  • 慢性疲労状態
  • 抑うつ状態
  • 頭痛
  • 高血圧
  • 動悸
  • めまい
  • 不眠
  • 消化器官系の不調

・・・などの症状が起こるようになるのです。

こんな人がサンドイッチ症候群にかかりやすい

特に次のようなタイプの人はサンドイッチ症候群にかかりやすいといわれています。

  • 誠実な人柄
  • 気を使いやすい性格
  • 部下の面倒見が良い
  • 生真面目な性格
  • 頼まれたことを断れない性格
  • 問題を一人で背負い込む

上司と部下の板挟み、リストラのプレッシャーといったストレスに加え、管理職につくのは一般に中年世代が多いことから加齢による気力・体力の衰えや家庭での問題(ローン、子どもの教育、親の介護、夫婦関係の悩みなど)も悩みの種になりがちに。

重なるストレスが頑張る中間管理職の方を追いつめてしまいます。

サンドイッチ症候群を予防するには

社員のメンタルヘルスのことまで考えてくれている職場だとありがたいのですが、サンドイッチ症候群を予防するためには自身でもストレスを上手にコントロールできるようにしたいものですね。

サンドイッチ症候群を予防するには

  • 日頃から上司、部下との良好な関係を保つように心がける(上司の立場も考えてみる、部下は公平にほめたり意見に耳を傾けたりする、など)
  • 上司や部下とは互いに思ったことを率直に言える間柄を作る
  • できない仕事まで無理に引き受けない
  • 問題は部署全体で相談して解決するようにする
  • 家庭に安らぎがなくストレスを感じる人は、家族で話し合いをしたりコミュニケーションを増やすなどの努力をする
  • 趣味の時間を持ってストレスを解消していく
  • 仕事以外に生きがいや喜びを見つけるようにする

管理職の方が変われば職場の風通しも良くなり、結果として自分だけでなく職場全体のメンタルヘルスケアにもつながるのではないでしょうか。

サンドイッチ症候群にかかったら

もし調子が悪いと感じた場合には無理をし通さないで早めに誰かに相談したり、医療機関を受診することをおすすめします。心因性の病気になるので治療には精神科での薬物療法や心理療法が必要になってきます。

高血圧や胃潰瘍など身体症状がみられやすく、精神科は行きにくく感じやすいことから、まずはかかりつけの内科や心療内科などを受診して身体症状をしずめる内科的な治療を受け、医師の指示に従って治療を進めると良いでしょう。

またストレスによって脳が疲労した状態になっているので、このまま無理を続けても仕事のパフォーマンスは低下したままです。早目に脳に休養を与えてあげることが大切なので、なるべく睡眠や休憩を増やすように心がけてください。

それこそ悪化すると重いうつ病に進んでしまい、長期間の休養をとらざるを得なくなり仕事に穴を開けることになってしまいます。自身のマネジメントも重要な仕事なので上手にメンタルケアしていきたいものですね。

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