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彼女がうつ病を発症してしまった!恋人としての接し方とは?

今は、うつ病を新しい国民病とまで言うようになるほど、発症する人が多い時代であります。うつ病は大きな社会問題にまで発展しているのです。そんな時代にあると、男女の性別を問わず、あるいは年齢までも問わずに、全ての人に発症する危険が隣り合わせに存在しているということになります。

ということは、もしかしたらあなたの大切な恋人が、うつ病になってしまうことだってあり得るのです。もし恋人が、うつ病を発症してしまったら、どのように接したらよいのでしょう?うつ病を発症した恋人との接し方とは?

もしあなたの恋人がうつ病になったら?

うつ病は、パニック障害のように、いきなり症状が表面化することもありますが、多くの場合、徐々に精神的にも身体的にも蝕まれてまいります。うつ病は早期に治療を始めることができれば、数ヶ月程度で治すことができる病気です。

しかし、病気が進行していることに気づかないでいると、年単位の治療期間が必要となってしまうことがあります。遠距離恋愛でない限り、身近にいる恋人や一緒に生活する家族が、気がついてあげるべきです。彼女なり彼氏なり、行動や考え方に違和感があった場合は、真っ先に気がついてあげてほしいと思います。これが、まず第一の接し方なのです。

うつ病の良き理解者になること

もし恋人がうつ病になった場合、良き理解者になって上げてください。うつ病は、精神面で言えば非常に繊細な病気です。この辺りのことを理解しないで接していたら、あなたの言葉が恋人の症状を悪化させてしまう可能性もあります。何よりも、あなたがうつ病という病気を理解すべきです。もし理解できないのであれば、恋人との接触は控えるべきです。

弱い心が原因ではないうつ病

うつ病のことを『心の風邪』とか『心の病』などという言い方をしたりします。しかしこの言い方だと、まるで精神面が弱い人が発症する病気、あるいは大した病気ではないと考えてしまう人が、たくさん出てきてしまいます。実際にそう思っている人は、世の中にはたくさんいるわけなんですね。

恋人であるあなたは、そのような考え方に囚われてはいけません。うつ病は精神的にも強い人や、我慢強い人だって発症したりする病気なのです。けっして弱い心が、うつ病発症の原因ではないことをご理解ください。

命の危機にあるうつ病

うつ病は非常に危険な病気です。ハッキリ申し上げまして、“うつ病は命に関わる病気”なのです。うつ病発症の初期、症状の酷い時期というのは、自傷行為や自分の命を粗末に使うこともあります。

うつ病の特徴の一つに、自傷行為や、さらにそれが高じて、死にたいという“自殺願望”、もっと過激になると、死ななければいけないという“希死念慮(きしねんりょ)”という考え方にまで、追い込まれてしまうことがあるのです。

うつ病患者を自殺させないためにすべきこと

恋人が、うつ病になってしまった時、恋人として再優先すべき接し方というのは、自殺させないことです。うつ病の患者さんは、自殺の可能性があることをしっかりと認識していただきたいと思います。うつ病を発症した人に対して、自殺を防止するためのポイントが三つほどありますので、参考にしていただければと思います。

【自殺を防ぐ三つのポイント】

  • 生きていれば必ず良いことがある、必ず治ると病気であることを伝えて安心感を与えること。
  • 恋人に寄り添い、コミュニケーションを常にとってあげること。
  • 周囲を巻き込んで協力してもらうこと。

うつ病の患者さんが自殺願望や希死念慮のような精神状態にある時というのは、本人も非常に辛く追い込まれているはずです。この、どうしようもない気持ちをしっかりと受け止めることができるのは、恋人や家族しかいません。

もしもいなくなってしまったら、恋人として悲嘆にくれてしまうこと、生きていてほしいことを切実に伝えるべきです。また、普段の会話は身近で共通の話題を取り上げて、話しかけてあげてください。

症状の改善やリハビリができた時は、頑張ったことを一緒になって喜んであげることも大切です。うつ病と闘うのは、けっして一人ではないこと、恋人としての自分も一緒に闘っているという実感を持たせてあげることは、非常に大切なことなのであります。

さらに言えば、うつ病を治すためには、サポートしてくれる人間は多ければ多いほど助かります。少なくとも、症状の変化を見逃すケースも減るでしょう。これってけっこう重要なことでもあるんですね。

うつ病患者との接し方

うつ病を発症した患者さんというのは、精神状態が非常に繊細になっています。何気ない言葉で、症状が悪化することもあります。パニック障害も併発している患者さんの場合、発作を起こす可能性もあるのです。

うつ病を発症した人に使ってはいけない言葉

うつ病の患者さん相手に使ってはいけない言葉や接し方があります。それは下記のような内容になります。

【使ってはいけない言葉】

  • 頑張れ
  • 怠けている
  • 甘えている
  • 死ね

『死ね』などという言葉は、喧嘩するような時でも、それほど使われることはないかと思いますが、『頑張れ』とか『怠けている』あるいは『甘えている』など言葉は、心ない人たちは平気で投げかけてしまいかねません。

少なくとも、恋人であるあなたは、このような言葉を使ってはいけません。うつ病を発症する人というのは頑張り屋さんが多いわけですから、頑張りすぎた結果が、うつ病の発症なのです。そんな人に対して、頑張れなどと言ってはいけません。

これ以上どう頑張れば良いのでしょう。ヘタすると発作を起こしてしまうこともあります。また、うつ病の患者さんというのは、『死にたい』という発言をすることがあります。しかも、くどいくらいにです。

そんな時、『じゃあ、死ねば』などいう言葉を、絶対に返さないでくださいね。そんなことをしたら、“希死念慮”が加速してしまうかもしれません。この場合の対処は、ただただ、止めるのみです。

【NGな接し方】

  • 励ます行為
  • 強要する行為
  • 体調を尋ねる行為
  • 叱咤激励
  • 責めるような言葉の投げかけ
  • 罵る行為

それこそ自分では予期できない、意味不明と言ってもよいような体調不良に襲われることの多いうつ病です。そんな時に、体調を尋ねられたとしても、体調の良い状態が殆どない中では、イライラが募るだけです。また、叱咤激励は『頑張れ』の同様で、逆効果でしかありません。安易な言葉の投げかけはNGなのです。

うつ病は治る病気と信ずるべきです

恋人がうつ病になってしまって、治療期間が長くなってしまいますと、『本当に治るの?』という考えが頭に浮かぶことがあるかもしれませんね。ハッキリ言わせていただくと、“うつ病は治る病気”です

恋人であるあなたも、それを信じてあげてほしいと思います。もしあなたが、『本当に治るの?』などと不安にかられたりすると、相手にも伝わってしまいます。規則正しい生活を送りながら、主治医の指導を守り、しっかりとリハビリを行うことで、必ず治る病気がうつ病なのです。

恋人であるあなたが疑ってはいけません。信ずる気持ちは、相手にも伝わって安心感を与えることができるでしょう。安心感は、うつ病の症状を改善してくれます。その反対に、不安な気持ちが恋人に伝わってしまったら、うつ病の治療にはマイナスの材料にしかなりませんので、お気をつけ下さい。

信頼関係をさらに深めましょう

恋人同士ということであれば、それなりの信頼関係はあると思うのですが、闘病期間中は、さらに信頼関係を深めておきたいところでもあります。また、それまでの関係がどうだったか分かりませんが、一歩引いてあげることも大切です。

例えば、会話するにしても聞き役に徹するくらいで調度良いと考えます。要するに聞き役に徹するカウンセラーの役割を果たすことができると、信頼関係は深まります。ということで、相手の話を遮って「しかし、それは…」などという会話の仕方は好ましくありません。

とにかく、相手の話を最後までしっかりと聞くことが大切です。そして、相手が発言したことに対して、否定的な見解を述べては信頼をなくします。そんなことをしたら、自分の存在を否定されたような気持ちになって、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

それでは、うつ病の治療にとってマイナスの効果でしかありません。うつ病の恋人と会話する時は、聞き役に徹することで、話をよく聞いてあげて、共感してあげる、相手を認めてあげることが、非常に大切なことなのです。

再発させてはいけないうつ病

もし、恋人がうつ病を寛解の状態まで持ち込むことができたら、しっかりと予防する必要があります。うつ病は再発させると、症状がより酷くなるケースが多いとも言われておりますので、うつ病は、再発させては絶対にいけません。

うつ病が寛解の状態になった場合、暫くの間、病院には予防のための通院になります。この時期に、調子が良いからと薬を医師の指示通りに服用しなかったりするような人もいるんですね。また、薬の服用を忘れてしまうことがあるかもしれません。

薬を服用するペースを変更する場合、判断できるのは主治医だけです。寛解は、完治した状態ではないことを、しっかりと認識させてあげてほしいと思います。恋人を脅かしてはいけませんが、再発防止のために相手の様子や状態を注意深く観察することも大切です。

それが、うつ病の再発予防になるはずです。繰り返しになりますが、うつ病は再発させては絶対にいけません

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