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急がれる子供のネット依存症対策!ネット中毒を克服するには

現代は情報化社会です。パソコンやインターネットの普及、最近ではスマートフォンの普及で、ネットという新たな世界が広がりました。そんな中、ブログやツイッター、Line、SNS、オンラインゲームなどに依存してしまう、ネット依存症が問題になっています。

特に子供たちのネット依存が深刻で、成長期という体と心が急成長する時期に、生活習慣の乱れによる健康や精神への悪影響が心配されています。

深刻な子供たちのネット依存症

ネットの世界は子供たちにとっては、とても魅力的なものになっています。オンラインゲームやアニメ動画など好きなものがたくさんありますし、友達とのコミュニケーションはLine等で、いつでもどこでも出来てしまいます。

いまや子供が携帯電話やスマホを所持しているのは当たり前で、持っていなければ友達とのコミュニケーションが取れない状況にあります。そして寝る以外は片時も離さないようにしています。

このような状況の中では、多くの子供たちがネット依存症になるのが当たり前で、これは急速な情報化社会の発達という社会背景に、大きな原因であるように思います。

厚生労働省研究班が実施した、2012年に中高生を対象に行われた全国規模の調査では、「インターネット依存」の中高生は推計51万8千人に上ることが分かりました。研究班は「ネット依存が子供の健康に悪影響を与えている」と指摘しています。

しかし、ネットは社会を便利で効率よくしてくれる便利なシステムですし、地震などの大きな災害の時には、命を守る情報ツールとして大きな働きが期待されています。ネットは両刃の剣です。使い方次第では悪にも善にもなります。

ネット犯罪は次々と起こりますし、ネットによるいじめ自殺などの悲しい事件も後を絶ちません。ネットを利用しない生活は今では考えられませんが、過度にはまってしまえば、ネット依存症になりかねません。

利用者のコントロールに全てがかかっているわけです。しかし、いつでも無料で好きなアニメ動画やゲームが楽しめる環境で、子供たちが自制するのは困難といえるでしょう。

子供たちの生活への影響

小中高の子供時代は、肉体的にも精神的にも大きく成長を遂げる時期です。また、将来を決定づける時期でもあり、この大切な子供時代にネット依存症にかかると、健康面や精神面に様々な悪影響を及ぼします。代表的な例を次にあげてみます。

  • 眼精疲労やドライアイ
  • 肩こり、倦怠感
  • 睡眠障害
  • 体力低下
  • 栄養不足
  • 腱鞘炎
  • 感情をコントロールできなくなる
  • 人間不信になる
  • 思考能力がなくなる
  • 攻撃的になる
  • うつ病や心身症の原因になる

子供のネット依存症は、本人や家族にとってはたいへん苦しい問題であり、社会にとっても大きな損失です。国や地域、学校や家族が連携して解決をはかるべき大きなテーマに違いありません。

子供たちのネット依存症を克服するには

ネット依存症は、本人のみの力で克服するのは困難を極めます。国や地域のマクロ的な取り組みも重要ですが、やはり本人の身近にいて、良く理解している親や家族がサポートするのが最も効果的です。

ネット依存症になっている子供たちは昼夜逆転になるなど、必ず生活習慣が乱れています。早寝早起きで睡眠時間を充分とっているネット依存症の子供など、いるはずがありません。ですから親や家族が、本人の生活習慣改善のサポートをすることが最も重要です。

子供の年齢や性格、ネット依存度によって、子供へのアプローチは変わってくると思いますが、ネット依存が良くない理由と、親がこのことに真剣に対峙していることを、子供にしっかり理解させるべきです。その上でネット利用時間のルールを作り、子供に守らせることが重要です。

最初はどうしても誘惑に負けてルールを破ろうとするでしょうが、「使用しているスマホやPCの所有権は親にあるのだから、ルールを守らなければ取り上げる」というくらいの強い姿勢を見せましょう。しかし、依存が強い場合は、いきなり利用時間を短時間にするのは難しいでしょうから、段階的に利用時間を減らしていくようにした方がいいですよね。

韓国では、2002年に光州のインターネットカフェで24歳の男性が、なんと86時間ゲームをやり続けた末に急死するという事件が起き、これをきっかけに2011年11月から、16歳未満は午前0時から6時まではオンラインゲームにアクセスできない「青少年夜間ゲームシャットダウン制」を導入しました。

このように国がネット依存克服を本気で取り組む姿勢を見せると、ネット依存が深刻な問題であることを国民に強く認知させることができます。この点については「ネット依存治療先進国」である韓国に学ぶべきと思いますね。

しかし、まずは親が子供に対してネット依存の克服をする必要性を真剣に話して理解させ、子供の生活習慣改善に取り組んでいきましょう。

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