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認知症をいち早く見つけるために。表情や態度の変化のチェック項目

年とともに、うっかり色々なことを間違えたり、忘れてしまったりすることが増えますね。自分でも嫌になる、と笑いながら、心では「まさか認知症の前触れでは」と心配される方も少なくないようです。

しかし、物忘れやうっかりと認知症には明らかな違いがあります。その違いを知って自分や家族の変化にいち早く気が付くことができれば、適切な治療が受けられます。認知症の治療も進化しているので、一人で悩んで苦しむよりも、早めに病院へ行って相談しましょう。

認知症のチェックはごく簡単なものばかりです。長年繰り返して来た「当たり前のこと」が変わらずに出来ているかどうか、ささやかな行動や表情などに表れるものなのです。それではどこを、何をチェックすれば判断がつくのか、分かりやすいチェック項目をご紹介しましょう。

怖がらないで、冷静にチェックしましょう

自分にしろ愛する家族にしろ、認知症かもと疑うことすらも辛いものです。ですが、真実を怖がって逃げているうちに悪化することもあるのがこの病気ですから、どうか怖がらないで、冷静にチェックをして、何か分かった時には然るべき対応を取りましょう。

まずは、いつも行っている行動が、それまで通りにできるかどうかで見てみます。

●買い物がひとりで出来るかどうか

日用品や食料品などの「いつもの買い物」。ある程度、行きつけのお店やいつも買うものやその値段などは分かっているものだと思います。それが、普段通りできるかどうか。

●公共の乗り物に、一人でお金を払って乗ってお出掛けができるか

お金の払い方や、行き先の確認が今まで通りできているか、一人ででかけて帰って来るまでに道に迷ったりはしていないか。

●運転をする人なら、いつも通りの安全な運転ができるかどうか

認知症を患うとハンドルさばきやとっさの判断、距離感などに違和感が出始めるので、最初は繰り返しこすったり、ブレーキが遅くなったりします。車の運転は事故にも繋がる危険性がありますから、疑わしい時には必ずチェックを受けて下さい。

●お金の管理が一人でできるかどうか

お財布にいくら入っているか、通帳の残高はいくらか、家の総資産はどれくらいかを把握して管理ができているかどうか。突然お金の使い方が荒くなったり、あるはずのお金がなくなったと訴えることが増えるケースがあります。

●部屋の中や家事をそれまで通りに維持できているか

掃除や料理、洗濯が変わらずにできているかどうか。洗剤を間違えて使ってしまったり、部屋の片付けができなくなってきたりはしていないか。身だしなみに気を付ける人が突然だらしなくなるなどの変化が表れることもあります。

他にも、例えば病院からもらった薬を飲まなければならない時に、何の薬を何錠飲むか、一日に何回、何錠飲むかを把握できているかどうかも確かなチェック方法です。

薬は意外と複雑なので、思考力がしっかりしていれば一度や二度忘れたくらいでは問題ないのですが、分量や回数が分からないときには注意が必要です。

日頃から予防にもつとめておく

認知症の治療は、完治を目指すものではなく、進行を遅らせるのが目的です。よくあるのが、記憶力が復活する!とか、頭が冴える!といったうたい文句のサプリメントを買い込んで飲むことで予防になると思っている人がいますが、認知症の予防に一番大事なのは体そのものを動かすことです。

一度わずらってしまうと、ゆっくりですが進行して行ってしまうので、放っておかずに適切な治療で進行や発症を遅らせるのが今できる最善の方法です。まずはスタート地点を遅らせるために、適度な運動と和食を中心とした体に良い食生活、そして指や頭を積極的に使う生活を始めることをお勧めします。

アルコールの過剰摂取や喫煙は脳にとっても悪い影響が大きいという指摘があります。認知症は脳の血流滞ることでも起こりうるので、普段からしっかり体と脳のケアを行っておきましょう。

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