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リスク因子を知れば予防できる?こんな人は若年性認知症に要注意!

認知症とは

「認知症」は脳機能の低下が徐々に進行していくために物事を記憶したり判断する能力が失われていき、最終的には寝たきりから死にいたってしまう病気です。

高齢者に多い病気としてよく知られています。65才以上の人に起こる認知症を老人性認知症といいます。認知症自体は高齢者だけに起こる病気ではなく、18歳~65才未満に起こるものは若年性認知症といいます。

増えている若年性認知症

この若年性認知症は増えてきているといいます。若年性の場合、老人性のものよりも進行が早いために早くから生活に支障をきたすようになることも少なくありません。働き盛りでの発症は本人と周囲の人に大きな負担をかけることになってしまいます。

認知症にはさまざまな原因があります。認知症の原因を知って若いうちから気をつけていれば、認知症のリスクを抑えられる可能性もあります。

こんな人は若年性認知症に要注意

若年性認知症のリスク因子となるもの

アルコール依存

認知症のリスクを高めるのがアルコール依存です。長期間の大量飲酒は脳を委縮させることが分かっています。実際に老人性認知症患者には過去に大量飲酒の習慣があった人も少なくありません。

若い時から大量飲酒を続けていると脳の委縮が早くから始まり若年性認知症にかかりやすくなってしまいます。大量飲酒は習慣になりやすいのでアルコール依存症にも気をつけなければいけません。

ただし飲酒自体が悪いのではありません。少量の飲酒を習慣にしている人は飲酒しない人や大量飲酒する人よりも認知症の発症リスクが低いというデータもあります。適度を守ってお酒をたしなみましょう。

生活習慣病

若年性認知症の4割程度は「脳血管性認知症」です。これは脳卒中によって脳の血管が詰まることが原因で起こります。脳卒中で脳に血液が行き渡らなくなると脳細胞の壊死が起こるために認知症につながってしまいます。

脳卒中は、高血圧、動脈硬化、脂質異常症、肥満といった生活習慣病から引き起こされる病気です。これらの生活習慣病自体を持病に持っていても元気に過ごせるため油断しがちなのですが、脳卒中という危険な病気のリスクを高めてしまうということを忘れてはいけません。

糖尿病

さらに生活習慣病の一種である糖尿病は「アルツハイマー型認知症」のリスクを高めることも分かっていますアルツハイマー型は脳の委縮や脳の表面に老人班ができることが原因で起こる認知症で、若年性認知症の3割ほどを占めています。

糖尿病によって血糖値がコントロールされにくくなっている人は、脳の栄養とする糖がうまく代謝されずに脳細胞の壊死を起こしやすいとされています。また、高血糖だと血管の炎症を起こしやすいために脳血管性認知症のリスクも高めてしまいます。

睡眠不足

アルツハイマーの原因は脳にアミロイドベータという物質の蓄積するため、とされています。睡眠時間が短いとアミロイドベータの蓄積が増えると考えられています。

うつ病

うつ病から認知症に移行するケースも少なくないと考えられています。うつ病はアミロイドベータの代謝異常を起こし、アルツハイマー型認知症のリスクを高めることが分かっています。このほかに遺伝性、外傷による脳の損傷も原因にあげられます。

若年性認知症を予防するためには

若年性認知症を予防には次のような対策に効果が期待されます。

生活習慣病を予防する

生活習慣病は認知症だけでなく脳卒中、心疾患、がん、糖尿病といった危険な病気につながります。

生活習慣病を予防するために

・栄養バランスのとれた食生活
・適度な運動
・体重管理を行う
・睡眠をしっかりとる
・禁煙する
・定期検診を受ける

といった対策を心がけましょう。

飲酒を控える

大量飲酒は脳だけでなく消化器や肝臓にも大きな負担をかけてしまいます。20代なら飲み過ぎてもまだ若いから健康に影響は及ぼさないと思われるかもしれませんが、それが積み重なると後々に体を壊すことになります。

青魚を食べる

青魚(いわし、さんま、さばなど)に含まれる不飽和脂肪酸DHAやEPAは脳の血流を促進して認知症予防に効果があるとされています。また、血液中の悪玉コレステロールを抑制するので動脈硬化の予防につながります。

積極的に知的な活動を行う

脳を使う行為は脳を活性化させて認知症予防に効果があります。計算、読み書き、創作、将棋やオセロといった知的な活動は脳を活性化させます。手芸など指先を使った趣味も脳に良いです。

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