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エビとカニで認知症予防!赤色に秘められたアスタキサンチンの力

みなさんはエビとカニが親戚であるということを知っていましたか。なんと、カニの祖先はエビであったということが分かっています。足の数が10本と同じであることや、共通したうま味成分であるグリシンやアラニンなどのアミノ酸を含んでいること、などが挙げられますが、中でも注目したいのは、どちらにもアスタキサンチンという色素が含まれていることです。

赤色の源アスタキサンチン

エビやカニは生きている状態では赤くないのに、食べるために加熱した途端に鮮やかな赤色になります。これはエビやカニのタンパク質と結合して暗い緑色だったアスタキサンチンが、タンパク質の熱変性によって離れ、アスタシンという赤色の物質に変化して身体の表面に現れるためなのです。

アスタキサンチンはカロテノイドの一種であり、カロテノイドの仲間にはニンジンやカボチャに含まれるカロテン、トマトに含まれるリコピンなどがあります。どれも赤色やオレンジ色を呈す色素成分ですね。カロテンやリコピンは色を付けるだけでなく、身体における生理作用も注目されていますが、アスタキサンチンにも特有の作用があります。

アスタキサンチンで認知症防止

アスタキサンチンは近年、アンチエイジングに効果的であると、化粧品の成分にも取り上げられています。肌のツヤ、ハリはもちろん大切ですが、より重要なのは脳のアンチエイジングではないでしょうか。いくら身体の外側を綺麗に保つことが出来ても、脳が老化してしまっては、健康的な生活をすることは出来ません。

アスタキサンチンには、そういった脳の老化を防ぎ、認知症を予防する効果があるとされています。アスタキサンチンを摂取してもらう実験では、脳の反応速度の向上や、集中力の増加が見られたという結果が得られたようです。さらに、脳の中枢における認知機能の維持にも機能することが分かってきています。

人間の脳はあまり多くの物質を受け入れません。それは脳がデリケートで重要な器官だからなのですが、アスタキサンチンは脳に直接届き、作用することができるのです。ですが、アスタキサンチンはいつまでも身体の中に残り続けるわけではありません。およそ72時間程度で消失してしまうことから、定期的に摂取することが大切なのです。

ストレス軽減で認知症予防をサポート

認知症の予防にはストレス対策も重要になってきます。アスタキサンチンは、そんなストレスに対する抵抗力を与えてくれる成分でもあります。アスタキサンチンの強い抗酸化力は、身体の中で活性酸素が生み出されることを防ぐ効果や、ストレスによって弱まってしまった免疫力を回復する力があります。

こうしたアスタキサンチンを含む食品は意外と少なく、今回紹介したエビやカニの他にはサケ、イクラなどにしか含まれていません。これらの生き物はアスタキサンチンを上手に使って生きているのです。こうした生き物を食べ物として頂く時には、アスタキサンチンの効能を期待してみるのも良いかもしれません。

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