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秋冬は脱水症状の季節だった!かくれ脱水のサインとその対策

毎年のように夏が過ぎると「今年の脱水症状での救急搬送者数、死亡者数」の統計が発表されています。今年も6月頃から多くの人が脱水症状で救急搬送され、場合によっては死者も出ています。最近、夏の脱水症状による事故が増加しているように思えます。毎年のように救急搬送者数も増えていますし、死亡者数も増加の傾向にあるように思えます。

これは、気候の変化による夏期の長期化が原因かも知れませんが、社会の高齢化も1つの要因ではないでしょうか?私が学生の頃(昭和50年代)真夏の部活動でも「水は疲れるから飲むな!」と指導されており、灼熱の下で何時間も水分補給はできませんでした。

今から考えると恐ろしい話ですが、それでも元気でいられたのはやはり現在と比較して気候が違った可能性がありますね。そして、この気候の変化が脱水症状を秋にまで発症する病気にしたのかも知れません。

秋から冬に脱水症のピークがあった

脱水症は夏の病気と思っている人が大勢いますが、実はその発症ピークは2回あることが分かっています。1つ目はご存知の通り、春から夏にかけて急激に気温が上昇する時期です。この時期はまだ身体が暑さになれておらず、急激な気温の変化に対応できないことが原因です。

2つ目は秋から冬にかけてです。これは意外と思うかも知れませんが、実は涼しくなったこの季節にもう1つの脱水症のピークがあったのです。秋の脱水症の要因としては気温の低下により過ごしやすくなった身体は、急に水分の補給を減らす傾向にあります。

夏までは寝起きに一杯の水を飲んでいた人も、ちょっと涼しくなると飲むのを止めてしまいます。また水分補給に注意していた生活にも変化があり、無頓着になる人もいるようです。実は夏も秋も必要な水分量にさほどの違いはありません。

人間が快適に生きていく上では必要な水分量は同じなのです。特に秋から冬は涼しくなる代わりに、空気が乾燥してきます。そのために水分も失われることから、水分補給をしないと脱水症を引き起こすのです。脱水症は夏だけの病気ではないのですね。

秋からの脱水「かくれ脱水」のサインを見つけろ!

涼しくなった秋以降に発症する脱水症を「かくれ脱水」と言います。これは一見では脱水の症状が起きているとは分からないためで、なんとなく体調が優れない状態が続きます。

かくれ脱水にはいくつかのサインがあります。そのサインに注意して対応することが重要で、特にお年寄りや子供などは自分で気が付かないことも多いので、周りの人がサポートしてあげましょう。

■食欲が無くなり、すぐにお腹が一杯になる。
■疲れやすくなり、休んでもなかなか疲労感が解消されない。
■睡眠における熟睡感がなく、昼間も睡魔に襲われることが多い。
■肌(手や顔)がカサカサしており、しわが増えたように感じる。
■皮膚を指で押しても弾力がなく、ハリが見られない。
■一日のおしっこの回数が減っており、一回あたりの量も少ない。おしっこの色が黄色くなっている。
■口の中がネバネバしている。痰が絡んだような感覚が一日中続いている。
■以前と比較して便秘ぎみになった。

このような症状はかくれ脱水の可能性がありますので、水分補給などの対策を行うことが必要になります。

かくれ脱水になったらこうしよう!

かくれ脱水の疑いがある場合は、自分の生活の中で何かが間違っている可能性があります。その部分を見つけて直すことがかくれ脱水の対策に繋がりますので、生活パターンの見直しを行って下さい。

■夏と比較して水分補給を急激に減らしていないですか?
■湿度が低下しているのに加湿器の使用を忘れていませんか?
■秋と言っても暑い日はあります。エアコンで室温の調節をしていますか?
■運動後に必要な水分を補給していますか?
■秋だからと言っていきなり服装を厚着していませんか?
■ダイエットなど無理なカロリー制限をしていませんか?

人間は「涼しい秋が来た」と言う意識を持ってしまうと、実際には暑くても意識の中にある行動をとってしまうことがあります。感覚ではなく温度計などを良く見て、必要な気温ではエアコンをかけて水分補給を心掛けましょう。皆さんもかくれ脱水には十分注意して下さいね。

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