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歩くとかなり痛い魚の目!原因とできやすい人の特徴、治療法とは

「真の美人は頭のてっぺんから足の先まで美しい」といわれます。多くの人は表に現れる部分への意識や関心は高いのですが、足の裏はどうでしょう?見えない部分だからこそ、トラブルが起こっても気づきにくく対処も遅れがちになります。

この記事では、足の裏にできるとても痛い”魚の目”について取り上げます。タコとは違って非常に強い痛みが起こる魚の目の原因、症状、治療法や予防とは。

足にできるとても痛~い!魚の目って何?タコと魚の目の違い

立ったり歩いたりするとき、足にはからだを支えるために強い圧力がかかります。とくに足の裏はからだの体重を支えるとともに、靴との摩擦が起こるためトラブルが起こりやすい部分といえます。

足の裏の皮膚が靴との摩擦などによって刺激されると、皮膚の防御反応が起こり角質が厚くなります。

角質に圧力がかかり全体的に外側に肥厚したものが「タコ」、角質が外側に肥厚するとともに内側に芯ができ皮膚の内部に進行したものを「魚の目」(正式には鶏眼)といいます。

魚の目の症例写真

魚の目は皮膚の角質層が肥厚した部分に芯ができ、皮膚の内側へ突き刺さっていくので強い痛みが生じます。簡単にいえば、角質が盛り上がっているだけなら「タコ」、角質に芯があり痛みが生じていれば「魚の目」ということになります。

タコと魚の目の比較

タコは比較的広い部分の角質が肥厚するため押してもほとんど痛みはありません。一方、魚の目は中心部に芯があり、皮膚の奥へ突き刺さるように伸びていくため、何もしなくても痛い場合や、押すと非常に強い痛みが生じます。

魚の目には強い痛みや痛みにともなう不快感が生じるので、日常生活を送る上でもとても厄介といえる皮膚疾患です。

魚の目ができやすい足の部分

魚の目ができやすい足の位置

魚の目は体重がかかりやすい部分や、足と靴の摩擦が起こりやすい部分にできやすくなります。足の裏の盛り上がった部分や真ん中の少しくぼんだ部分、指の間や親指や小指の外側にできやすいといえます。

こんな人は魚の目ができやすい!魚の目ができやすい人の5つの特徴

人には自分でも気づかない歩き方や立ち方の癖というものがあります。同じ歩き方をしているように見えても、足の裏への体重のかかりかたは人によって微妙に異なります。あるいは、靴もファッションとして考えれば、好みにも違いがあるでしょう。

こうしたさまざまな違いが少しずつ重なって、魚の目ができやすい人とできにくい人とが分かれます。魚の目ができやすい人の特徴をあげてみましょう。

1.立ち仕事など一日中立ちっぱなしの人

仕事などで長時間立っていることが多い、いわゆる立ち仕事の人は常に足の裏に圧力がかかるため、魚の目ができやすいといえます。

また、立っているだけでなく、歩いたり移動したりする累積距離が長いほど足裏に圧力がかかるため、魚の目ができやすくなります。

2.歩き方に癖がある人

人の歩き方は同じように見えても癖があるものです。内股歩きの人、ガニ股歩きの人、足のかかとを擦りながら歩く人、ベタベタと音を立てて歩く人、大股で歩く人、からだを上下に揺らしながら歩く人……など、歩く癖というのは人それぞれです。

こうした歩き方に癖がある人は、足の裏の特定の部分に強い圧力がかかりやすく、皮膚が肥厚しやすくなり魚の目ができやすいといえます。姿勢の悪い人も歩き方に癖が出やすくなります。

3.サイズが合わない靴をはいている人

魚の目ができやすい原因には、靴のサイズが合っていないこともあげられます。自分では足にピッタリとした靴を履いていると思っていても、実際には足のサイズや形に靴が合っていないのです。

靴のサイズは、長さを中心にして決められることが多いのですが、足の幅や甲の高さ、土踏まずの深さなどさまざまな要因がピッタリ合っていないと、特定の部分に大きな圧力がかかることになります。

タコや魚の目ができやすい人、あるいは繰り返し起こる人は、こうした部分を含めて、靴の選び方に問題があるのかもしれません。もちろん、あきらかにきつい靴を履いているなど、自分で気がついている人ならなおさらです。

4.ヒールの高い靴や靴底が滑りやすいミュールを履いている人

とくに女性で多いのが、ファッション性を重視した靴を履くことです。ヒールの高い靴や靴底が滑りやすい素材のミュールを履く人などは、あきらかに足裏への圧力のかかりかたが不安定になります。

魚の目やタコができるだけでなく、外反母趾や陥入爪(巻き爪)、ハンマートゥなど足の骨や爪が変形して起こる病気にもなりやすくなります。替えの靴などを用意して必要のないときには履き替えるような工夫も必要です。

5.冷え症の人

足は靴や靴下、ストッキングなどを履くことによって、多かれ少なかれ締め付けられ、血行が悪い状態になっています。

冷え性の人の場合はとくに末端(手や足の先)の血行が悪くなりやすいため、足の血行がさらに悪くなっていることが多く、魚の目ができやすくなります。

足が異常に冷たい、あるいは裸足になってみて、爪の色が白っぽかったり、紫がかっている場合は、血行不良になっている場合が多いので注意が必要です。

その他にも、足がむくみやすい人、ストレスが多い人、ダイエットに関心が高い人なども足の血行やリンパの流れ、皮膚の新陳代謝などが悪くなりやすいため、魚の目ができやすくなるといえます。

魚の目ができたときの対処法~市販薬を上手に使おう~

魚の目ができた時、市販の治療薬を使ってケアをすることができます。最も一般的な方法は、サリチル酸という皮膚をふやけさせる(溶かす)薬剤を使って、魚の目の芯の部分がやわらかくなったところでピンセットなどで取り除くという方法です。

医薬品の添付文書に従って丁寧に行えば、痛くもかゆくも何ともなく魚の目の芯の部分を取り除くことができます。芯がなくなれば、魚の目による痛みはなくなります。

塗るタイプの薬だけでなく、患部に貼るだけの絆創膏タイプも市販されているようです。また、魚の目ができて痛い部分を保護するパッドやシートも販売されています。上手に使って痛みや不快感を軽減することも必要ですね。

ワンタッチイボコロリとイボコロリ液の商品写真
横山製薬 | イボコロリ、イボコロリ絆創膏 製品紹介

魚の目用バンドイエド商品写真
タコ・ウオノメ(魚の目)除去用 – ジョンソン・エンド・ジョンソン,バンドエイド

ただし、添付文書にも書いてあるのですが、糖尿病の人は使用できません。

魚の目は再発しやすい!魚の目を根本的に治す方法

魚の目ができる根本的な原因は、先述した5つの癖や習慣にあります。市販薬で一時的に治療したとしても、根本的な原因が解消しなければ再発を繰り返してしまいます。魚の目は再発を繰り返しやすい疾患で、簡単には完治できないのです。

1.合わない靴をはかないこと

魚の目を予防するために、最も簡単にできる方法は合わない靴をはかないことです。小さな靴を無理してはいていたり、ファッションのためにヒールの高い靴をはいたりしていれば、やがて魚の目は再発します。

また、自分では合っていると思う靴でも、魚の目を繰り返す場合には、合っているようで合っていない靴を履いている場合が考えられます。

こうした場合、シューフィッターと呼ばれる靴の専門家に相談するのが良いと思います。シューフィッターは、足に靴を正しく合わせる専門家のことで、あらゆる足のトラブルに相談にのってくれます。熟練した人からみれば、的確に原因を指摘してくれます。

また、自分の足にピッタリとした靴をオーダーメイドで作ってみるのも良いと思います。足の痛みを我慢しながら生活することに比べれば、多少費用がかかったとしても健康な心持ちでいられるはずです。

2.ファッションではく靴は最小限の使用に……

とくに女性の場合、ファッションやデザインを重視して、小さい靴を無理にはいたりヒールの高い靴をはいたりすることもあると思います。すでに足に異常が起こっているのであれば、最小限の使用に控えることが重要です。

例えば、控えの靴を用意しておき、移動の時は歩きやすい靴を使い、必要な時だけヒールの高い靴をはくことや、仕事などでオフィスにいるときはジョギングシューズにはき替えるというように、靴をはき分けることで足に負担をかけないようにするのです。

3.足のケアはほどほどに!かかとや足裏の硬い部分を削りすぎない

足裏のお手入れのために、ヤスリや軽石などを使ってかかとや角質の硬くなった部分を削る人は多いかもしれませんが、あまり削りすぎないほうが良いようです。

とくに角質が硬くなったタコや魚の目の部分を、無理やり削ろうとすると角質が薄くなった分、刺激が強くなるため患部の痛みがひどくなることや、刺激によってさらに厚い角質ができることが多いのです。

また、魚の目だと思っていた症状が、実はウイルス性のイボだったという場合もあります。足をケアするつもりが逆効果になることもあるので、足のケアはほどほどにしておきましょう。

4.足湯は効果絶大!手軽にできるフットケア

魚の目やタコは足の角質が肥厚することで起こります。角質が硬くなるほど症状も悪化します。ですから、できるだけ足の角質を柔らかくしておくことで、足裏にかかる圧力を柔らかく受け止めることができ、魚の目などのトラブルを軽減することができます。

そのために簡単にできる方法が”足湯”です。足湯は硬くなった足裏の角質を柔らかくするだけでなく、血行を促進したりリンパの流れを改善したりする効果もあります。フットケアをする上で、足湯の効果は絶大なのです。

今ではいたるところに専用の足湯場のようなものができていますが、家庭でも風呂場に15cmほどもお湯を張れば簡単に足湯ができますし、バケツのようなものにお湯をいれれば、持ち運び可能な足湯ができます。

毎朝あるいは毎晩、10分~15分足湯をするだけでも、角質が柔らかくなり、血流の改善や足の疲れ、むくみなども軽減できます。休日にリビングでゆっくり足湯を楽しんでも良いと思います。足裏だけでなく、全身にも良い効果があるはずです。

5.足ツボ押しも効果アリ!

足の裏にあるツボを押すのも簡単にできる足裏健康法です。足の中心のくぼんだところにある湧泉や、かかとにある失眠、親指の外側にある陰陽というツボなどを押してみましょう。

手をグーの形にして、中指の第ニ関節で少し強めに押しましょう。”痛気持ちいい”という程度の力加減で10回ほど指圧します。

血行促進、足の疲れの解消、冷えの解消の他、ホルモン分泌の改善や内臓の働きを良くする効果などがあります。

魚の目に効果のある足のツボの位置

注意することは糖尿病の人は、足に傷がつくと大変なことになるので主治医に相談した上で行うか、控えるようにしておきましょう。

足の裏は普段は見えない部分です。見えないからといって、関心をもたず放っておいては、いずれ魚の目のような痛い目に合うことになりかねません。気づいた時が始める時ですから、時々は足の裏にも関心を持って見てみることも必要でしょう。

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