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ピロリ菌もアスピリンも関連ない突発性消化性潰瘍とは?

フランスでの調査で消化性潰瘍患者の2割が突発性潰瘍だったそうです。

消化性潰瘍は特に胃や十二指腸の潰瘍のことをいいます。フランスの総合病院での調査で消化性潰瘍の原因が突発性である患者さんが2割いたそうです。そもそも消化性潰瘍の原因はヘリコバクター・ピロリ菌か、非ステロイド性抗炎症薬が大半を占めていました。

ストレスも原因の1つですが割合としては少なかったそうです。今回はフランスでの病院での調査結果からの報告でしたが、原因がヘリコバクター・ピロリ菌でも、非ステロイド性抗炎症薬突発性でもなく突発性だったということです。

日本でも突発性の患者さんは増加気味です。それはストレスが原因だそうです。最近ではヘリコバクター・ピロリ菌が見つかると除菌してしまうので家族間感染も少なくなり、原因の割合としては減ってきています。

非ステロイド性抗炎症薬かストレスの原因の割合が増えてきているのは確かです。薬がインターネットでもドラッグストアでも簡単に手に入るようになってきているので、風邪薬や頭痛、解熱鎮痛剤に配合されている非ステロイド性抗炎症薬の乱用は増えてきています。

いくら薬剤師がいても医師とは異なります。また、日々の忙しさから病院へ行く時間が無く以前なら病院でしかもらえなかったお薬も簡単に手に入ります。ストレスで慢性的な頭痛を発症する人も増えてきています。その結果、鎮痛剤を多用してしまい消化性潰瘍を発症している患者さんも多いです。

薬で気をつけて頂きたいこと。

上述したように今は簡単に薬が手に入ります。それは本当のところお勧めできないことです。できれば身体の不調があれば病院へ行って頂きたいです。しかし仕事が忙しく行けないのも理解できます。お薬を購入するときには必ず薬剤師がいますので薬剤師の説明をきちんと聞いて守って下さい。

痛み止めなどは特に消化性潰瘍の原因になりやすいです。痛み止めや解熱鎮痛剤、風邪薬を購入するときには一緒に飲んでも良い胃薬も必ず購入してください。そういうことは薬局側やドラッグストア側の薬剤師が気をつけて伝えるべきなのですが、そのようなお店は殆どありません。

筆者がしっているところでもほとんどのドラッグストアではただ薬剤師はいるだけです。また説明も聞いていると抜けていることも多いと感じます。ですので購入する側がしっかりとしなければいけません。その為にはご自身が飲むお薬の知識はつけておきましょう。

また薬の備え付け文書も必ず端から端まできちんと読んでください。薬に関する法律が変わってから文書内容も変わっているところが沢山あります。また新しい副作用や稀にしか起こらない副作用に関しても記述されています。

薬は副作用による突然のショック状態(アナフィラキシーショック)に陥ることも多々あります。普段飲んでいても体調や体質の変化などで発作がでるときがあるので、必ず気をつけて飲んで下さい。

お薬を服用してからしばらくして、めまいや吐き気、腹痛、だるさなどが出た場合、ご家族がいる場合はご家族に伝えてください。あまりにも調子が悪い場合は救急搬送してもらって下さい。

また1人で住まいの方はご自身で救急車を呼べるなら呼んで病院へ搬送してもらって下さい。状況を説明すればきちんと対応してくれます。そしてお薬を飲んだ時間を必ず覚えておいて下さい。また何時ごろから調子が悪くなったのかどんな症状なのか全て伝えて下さい。

全てとは途中気分が良くなったり症状がなくなったりしても前にあった症状全てということです。また薬以外に飲んでいるサプリメントも飲んでいたらそれも伝えて下さい。女性の場合は最終月経も必ず伝えることとそのときの月経での症状や気になることも伝えて下さい。

情報量が多ければ多いほど原因や治療に役立ちます。また間違った処方や処置をされないためでもあります。これらは消化性潰瘍など関係なく、もしものときにも役立ちます。是非、気をつけて下さい。

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