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トイレでチェックしよう・・・気になる尿のにごりに考えられる原因

体調で変化する尿の状態

尿は、私達が摂った水分と一緒に体の不要な物を排出するためのものです。尿は血液中の水分と老廃物が腎臓に集められて作られたものです。

尿というのは体の中の成分から作られているため、体調の変化や飲食した物の影響によって尿中の成分は変化します。内臓に病気があれば尿の成分が変わることがあります。またにおいのきつい食べ物を食べると尿のにおいも強くなることがあります。

健康な尿とは

健康な尿は透明で黄色~淡い褐色です。排泄されるまでの尿自体は無菌で排泄直後には不快なにおいはないものです。ちなみに排泄された尿から悪臭が出るのは雑菌が繁殖することでアンモニアが発生するためです。

尿はいつも透明というわけではありません。用を足した後に尿を見たら尿がにごっているように見え、おかしいなと感じる場合もあるでしょう。

気になる尿のにごりとは

尿のにごりには心配ない場合もあります。しかし尿のにごりの原因に思い当たりがなく、長く続く場合には何らかの病気から来ていることも考えられます。

排泄した直後の尿がすでににごっている場合には尿の細菌感染が疑われます。膀胱、腎臓、泌尿器系の病気の可能性があります。

膀胱炎

尿道から膀胱に細菌が侵入し感染することで起こります。頻尿、排尿痛、下腹痛を伴います。

腎炎

腎臓の糸球体が炎症を起こして発症します。血液が尿に混ざることでにごりが起こります。むくみ、発熱を伴います。

尿管結石・腎臓結石

結石によって出血が起こります。また細菌に感染すると膿が出てにごりの原因になります。激しい痛みや発熱を伴うこともあります。

性感染症

性器クラミジア感染症や淋菌感染症といった性行為で感染する病気が若い人の間に増えてきています。生殖器や尿道にウイルスが感染して炎症を起こします。男性は膿や血液が、女性はおりものや血液が尿に混ざります。

がん

腎臓がん、膀胱がん、前立腺がんが原因で血尿が出る場合もあります。初期には自覚症状があまりないために血尿でがんに気付くことは少ないとされます。定期健診で尿検査を受けておくことが、がん予防につながります。

尿のにごりが出た場合

健康な尿でも排泄から時間が経つと尿がにごって見える場合があります。これは尿に含まれる尿酸塩などによるものです。自然な現象なので問題ありません。

また、女性の場合はおりものが混ざることで健康な尿でもにごって見える場合があります。生理中も血液が混ざってにごることがあります。

このように尿はにごりが生じやすいものですが、尿をチェックしておかしいと思ったら他に体の症状がないか確認してみましょう。

尿のにごりに気付いたら

尿の異常に気付いた場合や他の症状も伴う場合には泌尿器科を受診しましょう。

また、性感染症の場合には性交渉を持ったパートナーの感染の可能性も高いのでパートナーにも検査と治療を受けてもらう必要があります。

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