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食中毒がうつるって知ってた?ウイルス性の急性胃腸炎を回避する方法

食中毒のことをどのくらい理解していますか?一般的に食中毒と言えば、痛んだ食べ物を誤って食べてしまいお腹を壊すイメージですよね。「賞味期限が切れた食べ物を無理して食べたら下痢しちゃった」このような認識が一般的だと思います。

傷んだ食べ物を食べて発症する食中毒は大抵が「細菌性の食中毒」であり、腐った食べ物に細菌が繁殖して発症するものです。

しかし、最近毎年のように大規模な流行を見せている食中毒があります。それが「ウイルス性の食中毒」です。その中でもノロウイルスは冬季に多く発症し、この時期のほとんどがノロウイルスによる食中毒だと思われています。

本来、原因になる細菌やウイルスが付着した食べ物を食べない限り発症しないはずの食中毒が、なぜ爆発的流行を見せるのでしょう?そこには食中毒が他人へ感染する秘密があったのです。

ウイルス性の食中毒が人に感染するって本当かな?

一昔前まではノロウイルスの感染は二枚貝が原因と信じられており、ウイルスに汚染された牡蠣などを生食することで、食中毒が発症すると言われていました。しかし、二枚貝を食べていない大勢の人も感染しており、理由はこれだけではないことが判明したのです。

現在ではノロウイルス感染は人から人への感染が主であり、いかに保菌者を隔離するかが感染拡大を防止する方法と認識されています。牡蠣が原因の食中毒もありますが、一時的に牡蠣が全ての悪者とされていて、ちょっと可哀想でしたね。(悲)

ウイルス性の食中毒は急性胃腸炎とも言われ、強烈な腹痛や下痢、発熱などがその症状となります。大抵は下痢によりウイルスが体外へと排出されることで、3~5日で快方に向かいますが、重症化すると生命の危険もあるのです。

ノロウイルスに感染しない、保菌者からうつされないことを考えなくてはいけません。そのポイントを紹介しましょう。

ノロウイルスをうつされないために

ノロウイルスの感染で怖いのが、飛沫感染と言われています。保菌者から出る唾液やクシャミなどで飛散したウイルスは、暫くの間空気中を漂っていると考えられており、それを吸い込むことで感染が広がってしまいます。

まず流行が見られる場合には人混みをなるべく避け、マスクを着用したほうが安全です。

また保菌者の触ったものからも感染する場合があり、スーパーのドアノブや蛇口、フードコートのテーブルなどを触った場合には手洗いをしっかりして下さい。手袋を使用するのも良いと思います。

このように、流行時には大勢の人が触る可能性のあるものには注意して、触ったら手洗いするくらいの気持ちで対応しましょう。

公衆トイレは特に注意が必要です。便座や便器には他人のウイルスがビッシリ付着しているかも知れません。気になる人には自宅まで我慢するか、和式トイレの使用をオススメしたいですね。

家族が感染した場合どうしたらいいの?

家族がノロウイルスに感染した場合の看護においても、マスク、手袋をかならず着用して自分が感染しないようにしましょう。可能であれば服も定期的に着替えるとさらに効果的な予防ができます。

ノロウイルスの消毒には一般的なアルコール消毒液は効果がないので、塩素系の漂白剤を薄めて使用します。1リットルのペットボトルでキャップ約4杯の漂白剤を入れることで、簡単に家庭で作ることができます。これをスプレーしてタオルで拭いて下さい。

床、壁、家具、特にトイレ周りには多くのノロウイルスが付着しているので、消毒を徹底することをオススメします。

今シーズンもノロウイルスが流行しそうですが、しっかり予防して間違っても感染しないようにしましょう。

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