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【口呼吸が病気を作る】体調不良の原因になる口呼吸を直す方法

皆さん、普段呼吸する時って鼻で呼吸していますか?それとも口呼吸ですか?あらためて問われると「あれ、どっちだろう」とすぐに返答できない人もいるでしょう。本来呼吸は無意識でしているので、口か鼻かなんて意識しませんよね。

この呼吸ですが、現在、日本人の半数以上、小学生にいたっては8割が口呼吸になっているそうです。「別にどっちで呼吸してもいいじゃないか」と思う方もいると思いますが、本来の呼吸器官ではない口呼吸には、様々な問題があります。放っておくと様々な体調不良や病気の原因になります。今回はこの口呼吸の弊害と直し方について紹介します。

口呼吸をするのは人間だけ

私たち人間は、鼻での呼吸以外に口でも呼吸をすることができますが、 実は口呼吸ができるのは人間だけです。人間は、言語を持ち会話ができるという、他の動物にはない能力を獲得したことによる構造上の欠陥として、口呼吸ができるようになったそうです。

本来口は消化器官であり、呼吸器官ではありません。たまたま呼吸できるようになってしまっただけなのです。

口呼吸は万病のもと

人間だけがするこの口呼吸は、構造的の欠陥により生まれた機能だけに、様々な弊害があります。これを本来の鼻呼吸の機能と比較して説明しましょう。

口呼吸はセキュリティソフトのないパソコン

鼻呼吸と口呼吸の決定的な違いは、セキュリティシステムの有無にあります。鼻は呼吸器官として、外気を鼻に吸引した時に、ゴミやチリ、細菌やウイルスなどを鼻毛というフィルターや鼻水、粘膜などを通じて防御してくれます。この防御機能により、私たちは風邪や病気から守られているのです。

パソコンに例えれば、インターネットからのウイルス侵入を阻止してくれる信頼できるセキュリティソフトと言ったところでしょうか。口呼吸は、このセキュリティソフトのないパソコンのようなもので、いつウイルスに侵入され、データやシステムを破壊されても不思議ではない状況なのです。

口呼吸だと病気になりやすい

考えてみてください。口呼吸では、鼻のようなフィルターがないので、直接外気の細菌やウイルスを飲みこんでしまうんですよ。体にいい訳ありませんよね。このため口呼吸では自己免疫機能が破壊され、自己免疫疾患になりやすいとされています。

また、口呼吸は口が渇いて、唾液の分泌も阻害します。唾液には強力な解毒作用があり、感染予防や発ガン物質を抑制する働きもあります。口呼吸はこのような大切な機能も失ってしまうのです。

【口呼吸でなりやすい病気】

  • ドライマウス、歯列不正、顎関節症
  • いびき、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症、アレルギー性鼻炎
  • 膠原病、関節リウマチ、全身性ループスエリテマトーデス、多発性筋炎
  • 胃炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、痔、便秘など
  • 白血病、高血圧、腎臓病、風邪、インフルエンザ、冷え性
  • うつ病、うつ状態、パニック障害、全身倦怠感

口呼吸になる原因

口呼吸になる要因のひとつに、赤ちゃんの時の離乳時期が早すぎたことが原因になることがあります。赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでいる時は、乳房や乳首に口を押しつけた状態になるため、自然と鼻呼吸になります。

しかし、この授乳時期を充分にとらず、離乳が早すぎると、赤ちゃんは呼吸の楽な口呼吸になる場合があるそうです。また、大人になってから、慢性的な鼻炎などで、口呼吸が習慣になってしまう場合などもあるようです。

口呼吸になっている人の特徴

日本人の半数以上が口呼吸という話です。もしかしたら、自分でも気付かないうちに、あなたも口呼吸になっているかも知れませんよ。口呼吸の人には次のような特徴があるそうです。チェックしてみましょう。

【口呼吸の人の特徴】

  • いびきをよくかく
  • 寝る時は横向きやうつ伏せが多い
  • 寝ている時に口が開いていると家族から指摘される
  • 朝が起きられない
  • 風邪をちょくちょく引く
  • 喉が腫れやすい
  • 口臭がある
  • 唇がいつもガサガサしている

口呼吸から鼻呼吸にする方法

口呼吸になってしまっているのは、何かがきっかけとなって口呼吸の習慣が身についてしまったためです。ですから今度は、意識的に鼻呼吸の習慣を作って直すしかないのです。呼吸は、通常は無意識でコントロールしていますが、意識的にもコントロールができる唯一の器官です。口を閉じて鼻で呼吸することに意識しましょう。

最初は、無意識になるとすぐ口呼吸になってしまうでしょうが、それは仕方がありません。「気が付いたら、口を閉じて鼻呼吸」これを習慣にして根気よくやり続ければ、ついには習慣となり、無意識でも鼻呼吸になっている自分に気づくことでしょう。しかし、意識するだけではどうも不安だと思われる方は、次の簡単な補助的手段を紹介します。

【口呼吸を直す補助手段】

  • 口にテープを張る
  • 口を閉じてガムをかむ
  • おしゃぶりをする(自分一人の時)

口呼吸は万病のもとです。自分が口呼吸している人、あるいはこの記事を読んでみて、自分が口呼吸であることに気付いた人は、意識して鼻呼吸に変えていきましょう。私たちの健康のために。

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