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環境の変化に子供はついて行けてる?春に注意すべきメンタル面とは

春といえば大人にとっては長かった冬の寒さがやっとゆるくなってホッとする季節ですが、子供達にとっては、入園や入学、クラス替えなどで気持ちが落ち着かなくなる季節です。中には親の転勤について、学校そのものを変わらなければならない場合もありますね。

それまで慣れ親しんだ環境が変わることに、子供の気持ちはついて行けているのでしょうか?

子供は言葉でSOSを発信するのが上手ではない

大人はセルフコントロールも上手になっていますから「最近辛くて」と言葉にすることも出来ますが、子供はまだ、心の揺れを表現する方法を身につけていない場合があります。

言葉で発信されなくても、普段の様子から気付いてあげられるように、日常会話はいつもしっかり行っておきましょう。

態度に現れるSOS

  • それまで好きだったものに興味を示さなくなる
  • 目を合わせて話をしない
  • 部屋にこもりがちになる
  • 怒りっぽくなったり、泣きやすくなったり、感情の波が大きくなる
  • 物や人に八つ当たりをしたり、扱いが雑になったりする
  • 目つきがキョロキョロとして落ち着かなくなる

このような変化が見られたら、新しい環境に何らかのストレスを感じている可能性が高いです。それとなく声をかけ、幼稚園や学校の話を聞いてみましょう。

子供は親に心配をかけまいと、ネガティブな気持ちや出来事を隠そうとすることがあります。「なんでもないよ」と言いながらも楽しい話が出てこない時は、自分の中で何かを我慢している可能性がありますから、無理に聞き出さず、話したくなるまで待つ姿勢も大事です。

笑顔が少なくなったと感じたら

子供のSOSのサインは、やはり笑顔です。くったくのない笑顔は家族にとってこのうえない幸せですが、その笑顔が少なくなったと感じたら、上のようなはっきりした態度のSOSがなくとも、気をつけて毎日を見守る必要があります。

そして、どうしても話しづらそうなら、子供が思いっきり遊べる環境へ連れ出してみましょう。

普段から室内で遊ぶのが好きだと、つい外へ連れ出す機会が減ってしまいますが、新しい遊びを親も一緒に見つけるつもりで、海や山、広い公園などの自然に触れ合える環境や、行ったことのないレストランで美味しい物を食べさせるなど、「いつもと違うこと」を楽しみましょう。

そこで良い笑顔が出て、気持ちがスッキリするようなら、時々連れ出して、口に出来ないストレスを発散させてあげると良いです。

好きな習い事があるなら、それをさせるのも良いですね。子供が自由に自己表現できる場所を、ひとつでも良いので持たせてあげることが大事です。

子供の順応力の高さ

子供は、大人が想像している以上に高い順応性を持っています。実は、これは親があれこれと口や手を出しすぎると、鈍くなってしまう力のひとつでもあります。

子供の様子が変化すると、つい心配して「どうしたの」「全部話しなさい」などと問いただしてしまったりすることがありますが、それをしすぎると逆に殻に閉じこもってしまったり、自分で物事を解決する力をつけそこねたりするのです。

子供が歯を食いしばって頑張っている姿を見ると、手助けしたくなるのは親の情です。しかし、そんな時こそ子供は大きく成長しています。

子供を信じる

親の手助けを必要とするのは、子供の頑張る力を越えて何かが起きた時です。たとえばいじめや、強度のストレスなどによって人生が歪んでしまうような大きなものに対しては、親が毅然とした態度で立ち向かわねばなりませんが、日常の小さなトラブルに対しては、子供を信じて見守ってやる姿勢と覚悟が必要と言えるでしょう。

放任するということではなく、一日の始まりや終わりには挨拶をきちんと交わしたり、その日あったことを目を見ながら聞いて、頑張ったことがあればしっかり褒める。そういうことで子供の精神力は育ちます。

不安定な様子が春先だけで、徐々に落ち着いて行くなら心配はいりません。むしろ、春先の子供の不安を見逃さずにきちんと対応が出来れば子供は一回り成長することが出来るので、親としては大きく広い心で受け止めたいですね。

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