TOP > > どちらもすぐ受診を!似ている喀血と吐血の違いも知っておこう!

どちらもすぐ受診を!似ている喀血と吐血の違いも知っておこう!

口から血が・・・!大量の場合はすぐ病院へ

口から血を吐き出すというのは明らかに体に異常があって起こる症状ですから、出血量が多い場合にはすぐ病院へ行って受診する必要があります。

その場合に考えられる原因はさまざまで、原因によって対処方法も異なりますから、どのような出血なのか症状をよく見る必要があります。口からの出血には喀血と吐血があります。口から血を吐き出した場合、どちらの出血なのか把握できるように違いを理解しておきましょう。

喀血とは

喀血というのは呼吸器から出血した血液を吐くことです。出血の箇所は気管、気管支、肺になります。

喀血の場合に血液の色は鮮紅色になります。咳こむことが多いので泡状となり、食べ物のかすは混ざっていません。咳こまずに出血だけ起こる場合もあります。

喀血があった場合には肺結核、気管支拡張症、肺がん、喉頭がんなどが考えられます。

吐血とは

吐血というのは消化器から出血した血液を吐くことです。出血の箇所は食道、胃、十二指腸です。

食道から出血した場合の血液の色は鮮紅色ですが、胃や十二指腸から出血した場合には胃酸によって暗紅色~黒色に変色しています。ただし胃や十二指腸でも血液の割合が多い時には鮮紅色に近くなります。

食道からの出血が原因の場合は食べ物のかすは含みませんが、胃や十二指腸からの出血には食べ物のかすが混ざります。

吐血があった場合には、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がん、食道静脈瘤などが考えられます。他に消化器の症状がないか思い当たりを確認してください。

喀血・吐血が起こった時の応急処置

喀血・吐血が起こったらすぐに受診する必要があります。少量の出血でも出血を繰り返す場合があります。出血がおさまっても受診してください。大量の出血の場合にはショックに陥る可能性があるのですぐに救急車を呼びます。

喀血の場合

安静にして寝かせ、毛布などで体を保温します。胸の上に氷のうを置いて冷やします。喀血が起こる時は前かがみの姿勢を取ります。

吐血の場合

安静にして仰向けに寝かせ、毛布などで体を保温します。みぞおちのあたりは氷のうで冷やします。ただし吐血が続く場合には血液で窒息する可能性を防ぐために顔を横向きにします。

喀血・吐血がある場合には血液を採取しておいて医師に見せるようにします。また血液を取り扱う際には感染症の可能性があるので素手で触らないように気をつけます。

出血以外の症状を観察し、顔色、脈、呼吸、意識などを確認してください。また嘔吐物による窒息には気をつけてください。出血した人は不安を強く感じているので、周りの人はパニックにならずに冷静に行動してください。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る