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秋に体調を崩さないように夏に気をつける3つの過ごし方

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気候の変化に体調は影響される

猛暑の後、秋に入って急激に寒くなった年は、秋の紅葉が素晴らしいと言います。このように生きとし生けるものは、自然のもたらす変化によって、自身も変化するという流れがあるのです。

夏が暑ければ暑いほど、その場しのぎに色々なことをします。クーラーの効いた室内に長時間いたり、氷の入った飲み物や、身体を冷やす食べ物ばかりを好んで食べたりして、少しでも過ごしやすくしようとします。

本来人間の、特に日本人の身体は、四季の気候の変化に慣れ親しんできました。暑い夏と寒い冬の間に比較的過ごしやすい春と秋があり、身体の気候への反応を緩和してくれるのです。農作物や動植物も、この気候の変化に応じて作ったり増えたりする仕組みがあります。

ところが、昨今では異常気象が相次いで、旬の作物もダメになったりできなくなったりと変化してきています。人間も昔はなかったクーラーや冷凍庫冷蔵庫のおかげで、自分で環境温度を変えることができるようになりました。

人間の体調は腸で決まる

暑い夏を過ごした後、秋風邪を引きやすいとか、冬に入った頃に体調を崩してしまうのはどうしてでしょうか。それは、夏に冷たい物を摂り過ぎたりして腸を弱めてしまっているからです。

暑いと汗をかくのですが、それは体内に溜まった熱を血液で運んで身体の表面に持って行き汗をかく気化熱でその熱を放出しているのです。汗をかくので、水分をたくさんとります。その際ヒヤッとしたいという思いで、氷を入れたり冷蔵庫で冷やしたりして、冷たくして飲んだりします。

もしも、あなたが常に外で働いているのならば、この行為は熱中症を避けるためにも一概に間違っているとは言えません。熱が体内にこもってしまうのが熱中症です。冷たいもので血液を冷やしてやるとう考えは、間違いではないです。ただ、飲み物で体内を冷やすよりも、太い血管が一番表面に近い、脇の下、足の付根などを冷やすのがより効果的です。

外気温が何度であっても、人間の体温は、36~37度前後に維持されていないといけません。その適性温度で、体内では色々なことが動きやすく設定されています。不必要な熱気は、外に出さなければいけないのですが、逆に不必要に体内が冷えすぎてしまうと、体内で起こる代謝行為が緩慢になってしまいます。

一番の迷惑を被るのが腸です。冷たい水を沢山飲むと、そのまま腸まで行って水分は大腸で吸収されます。つまり、腸がいつもよりも冷えてしまうのです。暑くてたまらないと思った時に、お腹を触ってみると案外冷たかったりします。この腸の冷えすぎが、後々夏が終わった後の体調の変化に大きく関わっているのです。

秋に体調を崩さない上手な夏の過ごし方

1.冷たい物を摂り過ぎない (体内を冷やさないようにする)
2.夏野菜を多目に食べて発汗、排尿を促す
3.腸が疲れないように気をつける

暑い夏を無事にやり過ごすためには、身体の表面を冷やすことは仕方ないと思います。ただし、クーラーのように、部屋全体の温度が下がる場合、それは冬のような環境にいるのと同じなので、お腹まわりが冷えないように注意して下さい。

夏野菜には、身体を冷やす成分が多く含まれています。旬の食材をとるようにするのには、こういう理由があります。最初に書いたように動植物は全て、気候や温度変化に対応するようにできているのです。暑い夏にできる野菜、寒い冬が旬の野菜など、それぞれその時期の気候や生活に則してできているといってもいいでしょう。

そういう季節ごとの旬の野菜を食べることで、同じ旬を生きる人間にとっても必要な成分をとることができるのです。農業の発展により、現代では季節に関係なく1年中食べることができる野菜が増えましたが、そうでない場合の旬は必ずどれにでもあります。

暑いと食欲も落ちがちですし、睡眠も十分とれなくなりやすいです。日中は汗をかくだけでも疲れてしまいます。それでも、どれだけ腸のことを意識しながら夏を過ごすかによって、秋から冬にかけての体調がかなり違ってきます。

夏野菜を使った食べ物は、ビシソワーズやガスパチョのような冷たいスープ類も良いですが、ラタトゥイユのような煮込みものでもいいと思います。夏野菜のカレー、豚しゃぶサラダ、枝豆、トマト料理、酢の物などを中心に食べるようにしましょう。汗と一緒に失ったミネラルやビタミンの補給もできます。

注意して欲しいのは、夏野菜を食べるのを控え始める時期です。夏の終わりがけには、多少暑くてもよく火の通った腸にやさしい消化の良い物を食べるようにして下さい。いつまでも身体を冷やす食べ物を食べていると、これもまた秋以降の体調を崩す原因になるからです。

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