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長引く咳は要注意?咳の原因と考えられる5つの病気

長引く咳の原因

ある日突然、咳が出始めたらあなたはどんな判断と対処を行いますか。軽い咳であれば風邪と考えて薬を飲んだり休養する方が多いと思います。

その推測通り本当に風邪が原因であれば、徐々に他の風邪の症状が現れ数日後には改善に向かいます。ですが咳以外の風邪の症状が出ない、咳がいつまでも止まらない場合は注意が必要です。それは咳が思わぬ病気のサインとなっている可能性があるからです。

そこで今回は、咳が症状として現れる代表的な病気5つを紹介していきます。咳以外にどんな症状が現れるかも合わせて紹介しますので、自分や家族に該当するかどうかを確認してみましょう。

1.百日咳

百日咳とは細菌が喉に付着することで発症する感染症のことを言い、近年大人にも急増していることで話題となっています。飛沫感染するので家族や学校、職場などで感染する危険性があります。乳幼児の場合は重症化するケースもあるので特に注意が必要です。

初期症状は風邪とよく似ているので判断が困難となります。見分けるポイントとしては徐々に咳が激しくなり回数が増えていき、なかなかその咳が収まらないことです。激しい咳が2週間以上続くようであれば百日咳を疑いましょう。その他にも息をする度に『ヒュー』という音がしたり微熱が出ることもあります。

2.咳喘息

咳喘息は気管支の病気で、気管支に慢性的な炎症が起こっている状況のことを言います。咳喘息の特徴は長期間(目安として1ヶ月以上)続く空咳です。風邪と同時に発症することが多いので最初はただの風邪だと思いがちですが、風邪の症状が治まっても咳だけが続く場合は注意が必要です。

3.COPD

COPDとは慢性閉塞性肺疾患の略称で、主にタバコの煙が原因となり肺に炎症ができる病です。COPDの主な症状は慢性的な咳や痰、動いた時の息切れなどがあります。どれも風邪や年齢のせいだと思われ、なかなかCOPDに気付かないまま放置してしまうことが多いと言われています。

通常の風邪であれば咳や痰が続くことはありえません。そしてCOPDによる息切れは徐々に悪化していき、酷くなると少し動いただけでも息苦しさを感じるようになります。タバコを吸う中高年の方には特に注意が必要な病気と言えます。

もちろんこの病にならない為に若いうちからタバコを吸わない・禁煙を目指すことも大切な予防法になります。

4.肺炎

肺炎には様々な種類がありますが、多くの場合は咳という症状が現れます。肺炎の主な症状は長引く咳・痰・胸の痛み・発熱などです。重症化すると呼吸が困難になることもあります。いずれも風邪やインフルエンザの症状とよく似ていますが、胸の痛みは肺炎の大きな特徴ですので良い判別方法になると思います。

気をつけてほしいのは高齢者の肺炎です。高齢者は肺炎になっても咳などの主な症状が出ないまま悪化してしまうケースがよくあります。その為、周囲の人がしっかりと気をつけて体調の変化を見てあげる必要があります。軽い風邪の症状しかなくても油断せず病院を受診させることが大切です。

5.結核

結核というと昔の病気というイメージが強いかもしれません。ですが現在も結核に感染する方は数多くいるので注意が必要な病気なのです。結核は結核菌が臓器(主に肺)に感染し次第に侵食していく病です。初期症状は風邪とよく似ていて判断が非常に難しいのが難点です。主な症状は咳・痰・発熱・食欲不振・倦怠感などです。

風邪との見分け方は咳や痰が長期間(目安として2週間以上)続くこと、そして症状が改善したり悪化したりを繰り返すことです。1度咳を始めとする諸症状が収まって油断していると、また症状が始まったりということがよく見られます。このようなことは風邪や他の病気ではあまり考えられないので結核に気付くチャンスとなります。

違和感を覚えたら

咳がサインとなって現れる病気を5つ紹介してきました。まだこの他にも様々な病気が考えられるので自己判断は危険です。あくまでもこれらは参考として、専門医の診察を受けることが重要となります。

咳に関する専門科は呼吸器科となりますので、近くに呼吸器科があるかどうかを調べてそちらを受診しましょう。近所に呼吸器科がなく、遠方の総合病院等にも行けない場合は一先ず内科を受診しても良いと思います。自己判断や放置することは避けましょう。

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