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便秘にご用心!市販の下剤連用で腸が伸びたゴムホース状に!

下剤の副作用について

私たちが手軽に飲んでいる、市販の下剤の中で、70~75%を占めている「アントラキノン系下剤」という、アロエやセンナ、ダイオウと言った生薬が配合されている下剤があります。

しかしこのタイプの下剤は、長期に使用しているうちに、腸がその刺激に慣れてしまい、通常の下剤の量では効かなくなってくることがあります。

さらに、怖いことには、このタイプの下剤を長期連用することで、「大腸メラノーシス(大腸黒皮症)」という異変が大腸に起こってくる可能性があります。この異変は、自覚症状こそ無いのですが、この黒い色素が腸管の神経にも影響して、大腸が伸びたゴムホースの様になってしまいます。

ゴムホース様になってしまった箇所では、腸の動きが止まってしまっているため、ただでさえ弱くなっている大腸の動きをますます弱めてしまいます。そのため、ますます排便しにくくなり、薬の量もどんどん増えていってしまい、重症便秘の大きな原因となっています。

市販の下剤の正しい使い方

なるべく下剤の使用は控えたいもの。でも、生活習慣や食生活を改善し、適度な運動やストレス解消に努めても、なかなか便秘がよくならない場合は、作用の弱い下剤(塩類下剤や膨張性下剤)を記載された用量より少ない分量から始めます。

それでも効果が出ない場合は、記載された用量通り、それでも効果が出ない場合にはじめて大腸刺激性下剤(アロエ配合など)を使いますが、体への負担が大きいため、少量ずつ試して下さい。

それで効果が出たら、薬を徐々に減らしていきます。いつまでも飲み続けないようにしましょう。効果が出なければ、医師に相談しましょう。

便秘予防に関する豆知識

まず、水分をしっかり摂りましょう。朝、起床したらすぐ、コップ1杯の冷水を飲みましょう。それにより、胃が刺激を受けて、大腸にぜん動運動を起こさせます。その後、きちんと朝食を摂ると、お通じがスムーズになりやすいです。また、水分摂取は、便を柔らかくする効果もあります。

便秘を改善する効果のある食材や栄養素としては、食物繊維、オリーブオイル、オリゴ糖、食物性乳酸菌、マグネシウム、ビタミンC等です。ただ、気を付けたいのは、これらのものも、摂り方次第ではかえって便秘が悪化するものもあるので、充分注意して摂取しましょう。

最後に、腸の働きを良くするために、適度な運動をすることを心がけましょう。ウォーキングや腹筋運動が適していると思われます。ウォーキングは1日30分前後、軽く汗をかく程度の速さが良いでしょう。

また、腹筋運動は、いきみに欠かせない腹直筋を鍛えるのに適しています。1日10回を目標に、毎日の習慣にすることをめざしましょう。

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