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便秘解消には善玉菌のエサになる食物繊維を選ばないといけない理由

食物繊維は何でもよいわけではないらしい

男女を問わず多くの人たちが悩んでいる病気に便秘があります。一説によると、日本の人口の約500万人近くが便秘に悩んでいるとも言われています。

便秘を治そうと日々いろいろと努力をしている人も多く、特に食事には気を使っている、という人が大半です。おなかの調子を整えるために、第6の栄養素と言われている食物繊維を多く摂取することが大切ですが、実は食物繊維にも種類があるのをご存知でしょうか?

大きく分けて2つあります。1つ目は不溶性食物繊維です。きのこ、豆類やとうもろこし、小麦ふすまなどに含まれていて、その名の通り消化されにくいために腸全体の運動が高まり、結果的に便通を促します。

2つ目は水溶性食物繊維。水に溶けているのに食物繊維って?と思いがちですが、これは、こんにゃく、海藻、果物や野菜などに多く含まれていて、イメージ的には水分が多く、ドロドロの糊のような感じです。ゆっくりと消化されるために、急激に血糖値が上昇するのを防いだりしてくれます。

そして水溶性食物繊維の仲間でありながら、3つ目の食物繊維と言われているのが難消化性デンプンと呼ばれているものです。一度加熱して冷えたデンプンに多く含まれていて、冷めたごはんや、冷たくなったパスタなどに含まれているそうです。実はこの難消化性デンプンが腸の中の善玉菌のエサになることがわかっています。

3つ目の食物繊維が腸を元気にしてくれる

前述した食物繊維にはそれぞれ腸の働きかけに特徴があります。

不溶性食物繊維は、便の量を増やすことで腸全体の動きを活発にするので、食品を食べてから比較的早く排便が促されます。

水溶性の食物繊維は、水分を多く含むので便を柔らかくする作用があり、排便がスムーズになります。

難消化性デンプンも水溶性食物繊維の一種なので同じような効果がありますが、プラスして腸内の善玉菌のエサになるため、長期的に見ると、規則正しい排便や腸内環境を整えるのに役に立ちます。

食物繊維を上手に活用するには

善玉菌のエサになるなら、まず難消化性デンプンを継続的に摂取すれば便秘が改善するのでは?と思いがちですが、冷めたごはんやパスタなんて、あまり美味しそうではありませんね。ちょっと食欲も失せてしまいます。

実はこの加熱したデンプンから意図的に難消化性の部分だけを抽出したものが、難消化性デキストリンと呼ばれていて、特定保健用食品の認定を受けています。

最近ではこの難消化性デキストリンを配合しているお茶や食品も多く出回っているので、これらを利用すると効率よく腸の善玉菌を元気にすることが出来ます。

同じ仲間の水溶性食物繊維は、野菜類やプルーンに多く、意外な食べ物ではカレー粉にも多く含まれているそうです。こちらは毎日の食事のメニューに取り入れることが出来るので、美味しく食べることが出来ます。

また、善玉菌のエサにならなくても、不溶性食物繊維も腸内の便の通過を早めるため、大腸がんを予防する効果があります。

食物繊維はきちんと選んで、またバランス良く摂取して、便秘とさよなら出来る腸内環境を目指しましょう。

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