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便秘の原因は悪玉菌!悪玉菌を減らし善玉菌を増やして便秘解消

便秘は苦しいだけでなく、放置すると病気の原因にもなります。慢性的な便秘の原因は腸内の悪玉菌の仕業です。悪玉菌を減らし、体にいい善玉菌を増やすことが便秘解消の王道です。そこで今回は、手ごわい慢性便秘症と、克服のための腸内環境リセット法を紹介します。

あなどれない便秘症

日本で便秘症になっている人は、人口の約3割と言われています。つまり3人に1人は便秘症ということです。男女比では、男性が4人に1人、女性は2人に1人となっています。女性に特に多い便秘症ですが、あまりにありふれているため、病気という認識すらない人がほとんどではないでしょうか。

しかし、便秘症はお腹の張りや痛み、不快感など、症状の苦しさはその人の生活の質を低下させます。また、便秘症を放置したままにすると、さまざまな病気のリスクが高まります。便秘症をあなどってはいけません。便秘症の認識を新たにして、真剣に便秘解消を考えて行きましょう。

便秘症の原因は悪玉菌だ

人間の腸内には、100種類、1,000兆個の細菌が住み着いています。この細菌によって腸内環境が形成されています。腸内細菌には、体に良い影響を与えるビフィズス菌のような善玉菌と、体に悪い影響を及ぼす悪玉菌がいます。

腸内細菌の総量は一定を保たれているため、悪玉菌が増えれば善玉菌が減り、善玉菌が増えれば悪玉菌が減るという関係になっています。そして悪玉菌が多いと、腸内環境が悪化して便秘症になります。

便秘症の原因はこの悪玉菌だったのです。悪玉菌による影響は便秘だけではありません。免疫力が低下する事により、風邪を引きやすくなり、最悪な場合には糖尿病や高血圧、がんなどの生活習慣病を引き起こすこともあります。特に便秘症は、大腸がんの危険因子とされています。

善玉菌と悪玉菌の違い

善玉菌は常に腸内を酸性にして、外部から侵入してくる有害な細菌を撃退してくれます。また、免疫力を高めて様々な病気に対抗する抵抗力をつけてくれます。そして普段は、うまく腸内の悪玉菌を抑えていてくれます。

代表的な善玉菌には、ビフィズス菌、腸球菌、ユウバクテリウムなどがあります。悪玉菌は腸内を腐敗させて、発がん物質や毒素を含む有害物質を作り出します。これらの影響で免疫力が低下させ、体の抵抗力を弱めて下痢や便秘を引き起こします。代表的な悪玉菌には大腸菌やブドウ球菌などがあります。

悪玉菌を増やしている原因は何

悪玉菌を増やす原因には、3つの大きな要因があります。それは「食生活」「運動」「ストレス」です。それぞれについて探っていきましょう。

1.悪い食生活が悪玉菌を増やす

悪玉菌の餌になるのは、たんぱく質や脂質です。肉を食べ過ぎる食生活は、悪玉菌にはとても都合が良いのです。大好きな外食のステーキが悪玉菌の餌になるとは、少なからずショックですね。また肉中心の食生活で野菜の摂取が減ると、ビフィズス菌などの善玉菌に欠かせない食物繊維やオリゴ糖が不足するため、善玉菌が減ってしまいます。

2.運動不足が悪玉菌を増やす

運動不足、特に腹筋の筋力の低下によって腸の蠕動運動が不活発になり、便秘を起こしやすくなりますが、研究報告によると、このような状態の腸内では善玉菌が減っているということです。善玉菌が減るということは、相対的に悪玉菌が増えることになるので、運動不足が悪玉菌を増やすことになります。

3.ストレスが悪玉菌を増やす

ストレスが胃腸に及ぼす影響は、よく知られていますよね。緊張したり、強いストレスが加わると、急にトイレに行きたくなったり、お腹が痛くなったりすることがあります。神経性の下痢や便秘は、多くの人が経験することです。

そしてこのような時の便を検査してみると、著しくビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が減少して、代わりに悪玉菌が増えているということです。つまり、ストレスも悪玉菌を増やす手助けをします。ストレスは万病のもとと言いますが、本当にどんな所にも顔を出してきます。

悪玉菌が多いとなりやすい恐ろしい病気

最近、大腸に関連する疾患が増えているということです。特に大腸がんになる人の数は、ここ20年で倍になっています。大腸に関連する疾患が増えたのは、大腸の腸内環境の悪化、つまり悪玉菌の影響ではないかと言われています。

そもそも腸内細菌のほとんどは、小腸ではなく大腸に集中しています。それだけ大腸には悪玉菌も多いという訳です。悪玉菌が要因となる病気には次のようなものがあります。

1.【大腸がん】
悪玉菌が増えると、それだけ腸内の有害物質も増えて、腸そのものの抵抗力や免疫力が弱まります。そうなると発がん物質への抵抗力も弱まり、大腸がんのできやすい環境になってしまいます。大腸がんの総患者数は23万5千人で、年間4万7千人も亡くなっています。大腸がんは慢性便秘症の人が、最も注意しなければならない病気ですね。
2.【炎症性腸疾患】
免疫バランスが崩れることにより、自分で自分の腸の組織を傷つけてしまう自己免疫疾患です。まだ、はっきりとした原因解明はできていませんが、悪玉菌の刺激が免疫に働きかけて、炎症を誘発しているのではないかと言われています。
3.【過敏性腸症候群】
日本人の約10人に1人が発症しています。このように多いのは、現代社会のストレスが原因とも言われています。下痢や便秘と、それに伴うお腹の不快感が繰り返されます。これは悪玉菌が増え、腸の動きをコントロールしている腸管神経が乱れることによって起こるとされています。

便秘解消のために悪玉菌を減らし善玉菌をどうやって増やすのか

悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことができれば、悪玉菌が原因となる便秘の解消や、その先にある大腸がんなどの病気リスクを減らすことができます。それには、食生活の改善や運動などの生活習慣を変えて、腸内環境を整えるしかありません。

ポイントは、悪玉菌の餌になる肉類は、食べ過ぎないようにして、善玉菌の喜ぶ食べ物である、食物繊維やヨーグルトを多く食べるようにすることです。また、適度な運動を心がけて、後はストレスに注意することですが、このストレスの対処法が一番難しい難題です。

何かの本に書いてありましたが、ストレスは実際にあるものではなく、自分に中で作るものだそうです。ある事象が人によってはストレスになったり、ならなかったりするのは、その人の考え方や感じ方に大きく影響されるからです。小さなことは気にしない、自分を追い詰めない考え方にして、ストレスに受けにくい心を作ることが重要ですね。

腸内リセット3つのポイント

最後に、食事による腸内リセットの具体的な3つのポイントを紹介します。これらの食物を食べることによって、効率的に善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことができます。

1.善玉菌を多く含む食事をとる

善玉菌を多く含んでいる食物を食べれば、善玉菌を直接増やして、悪玉菌も減らすことができます。善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を多く含む食品には、以下のようなものがあります。

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 漬物類
  • みそ

2.善玉菌の餌になるオリゴ糖、グルコン酸を摂る

善玉菌の餌になるオリゴ糖やグルコン酸を摂取することにより、善玉菌を増やすことができます。オリゴ糖やグルコン酸を含む食品には、次のようなものがあります。

  • はちみつ
  • ポン酢
  • バナナ

3.納豆を食べる

納豆の中の納豆菌は、悪玉菌を殺す働きがあります。納豆を食べて悪玉菌をやっつけて、代わりに善玉菌を増やしてやりましょう。さすが、納豆っていう感じですね。

悪玉菌を減らして、善玉菌を増やすことによって、便秘解消や大腸がんなどの病気リスクを減らせることが分かりました。慢性便秘に悩む多くの人が、腸内環境をリセットして健康になることを祈っております。

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