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何日でないと便秘なの?赤ちゃんの6つの便秘サインと便秘解消方法

赤ちゃんのおむつ替え

「もしかして便秘?」

そう感じたとき、自分で食生活を見直したり、どうしてもであれば薬に頼ったり、大人や自分の体調を伝えることができるようになった子であれば、改善する方法がありますよね。ですが赤ちゃんにはそれができません。

周りにいる大人が、便秘を知らせる赤ちゃんの「6つのサイン」にいち早く気づいてあげることが大事なのです。そしてサインに気づいたうえで、便秘の原因が内側からくるものなのか、外側からくるものなのかを判断し、その原因に合った解消法を行ってあげられるのが理想的ですよね。

解消法は大きく分けると飲食での方法とマッサージによる方法の2種類があります。簡単な食事の改善やマッサージは普段から行えるので便秘の予防にもなります。

そこで今回は、赤ちゃんが便秘を知らせるために使う「6つのサイン」と便秘の原因、解消法について知っていきましょう!

赤ちゃんの便秘の6つのサイン!このサインに気づけてる?

大人でもつらい便秘。その便秘のつらさを自分の言葉で伝えることができない赤ちゃんは、簡単な「6つのサイン」で私たちに教えてくれています。

<6つのサイン>

  • 3~5日以上うんちが出ない
  • うんちの量が少なく、硬い
  • 機嫌が悪い
  • 母乳やミルクを飲む量、離乳食を食べる量が少ない
  • ごはんを食べても吐いてしまう
  • お腹が張っている

このサインを見逃さないためにも、赤ちゃんの普段の便通のサイクルは知っておきましょう。

赤ちゃんの便秘の原因は?食事と体をチェック

赤ちゃんの便秘の原因は大きく分けて2つあります。内側に原因がある「内的要因」と外側に原因がある「外的要因」です。

便秘を起こす内的要因

まずは内側に原因があるため、便秘を起こす「内的要因」から紹介します。

  • 母乳の質
  • ミルクが合わない
  • 母乳やミルク、水分の不足
  • ミルクの温度
  • 離乳食の進め方や使う食材

母乳は脂肪分が多かったり、水分が少なかったりするとドロドロとしたものになるため、便秘を引き起こしやすくなります。また、ミルクが冷めすぎてしまっているときも同様に便秘を引き起こしやすくなるので、冷めたら温め直してから飲ませてあげるようにしましょう。

▼ミルクを温め直す時の注意点

・乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。

・調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。

便秘を起こす外的要因

つぎに外側に原因があるため、便秘を起こす「外的要因」を紹介します。

  • オムツ蒸れなどによりお尻に痛みがある
  • 体が冷えてしまっている
  • 運動不足
  • 生活リズムの乱れ

夏など薄着の時期でも、おなか周りを温めてあげることで便秘の解消だけでなく予防にもなります。

赤ちゃんの便秘は内的要因で起こる便秘が多いです。特に、母乳をミルクに切り替えたときや離乳食を始めたときのような「食生活が変わるとき」は赤ちゃんが便秘を起こしやすい時期になります。

ただ離乳食が始まると、単純に母乳やミルクを飲む量が減るので便の水分量が不足するために起こる便秘があります。

この場合は、3日に1回程度スムーズに便が出ているようであれば、排便のときに苦しそうではないか、うんちが硬くないか、などをチェックしておけばあまり心配はいりません。

食事とマッサージで今すぐ実践できる簡単な便秘解消法

ここでは簡単な解消法を「食事による解消方法」と「マッサージやストレッチなどによる解消方法」の2種類に分けてご紹介します。

食事による解消方法のなかには、お母さんの食生活の改善によって赤ちゃんの便秘を改善する方法もあります。お母さん自身も便秘の場合は赤ちゃんと一緒に便秘解消ができるのでおすすめです。

マッサージやストレッチによる解消方法は、読んですぐ始められるのでぜひ試してみてください!

<食事による便秘解消法>

  • 母乳の質の改善
  • 十分な水分補給
  • 乳酸菌や食物繊維を取り入れる
  • オリゴ糖を増やす
  • 砂糖水を飲ませる
<マッサージやストレッチなどによる便秘解消法>

  • 「の」の字マッサージ
  • 股関節周りのストレッチ
  • 腰のひねり運動
  • おしりのマッサージ
  • 綿棒で直接刺激

それでは詳しい方法について、それぞれ説明していきます。

お母さんも食事を見直して赤ちゃんと一緒に便秘解消!

食事による解消方法ではまず、食べるものを変えたり今までより補給する水分を増やしてあげたりするのがおすすめです。

母乳の質の改善

お母さんが乳製品や肉など、脂肪分が多い食事を多く取っていると母乳も脂肪分が多くなり、赤ちゃんが便秘になりやすくなります。お母さん自身が食物繊維が多く含まれる食事を取り、十分に水分を補給し、質の良い母乳を与えられるよう心がけてあげられるといいですね。

十分な水分補給
離乳食を始めた赤ちゃんは、母乳や薄めに溶いたミルク、麦茶、白湯などで離乳食とともに水分を十分に補給させてあげましょう。
乳酸菌や食物繊維を取り入れる
ヨーグルトなどの「乳酸菌」を多く含む食品や、バナナやさつまいものような「食物繊維」を多く含んだ果物や野菜を食事に取り入れてあげましょう。また適度な油分も必要なので、バターなどを少量加えてあげてもいいですね。

固形物が食べられない時期でも、ペースト状にするなど消化しやすい状態にすると食べさせてあげることができます。

オリゴ糖を増やす

母乳には「オリゴ糖」が含まれています。ミルクで育った赤ちゃんよりも、母乳で育った赤ちゃんが便秘や下痢になりにくいのは、このオリゴ糖が腸内環境を整えてくれる「ビフィズス菌」を増やす働きをしてくれるからなのです。

母乳で十分なオリゴ糖を確保するために、お母さん自身が体内に取り入れるオリゴ糖の量を増やしてあげてください。離乳食と母乳・ミルクを併用し始めたら、粉末タイプのオリゴ糖を粉ミルクなどに混ぜて赤ちゃんに直接飲ませてあげることも可能です。

もし直接飲ませる場合は、オリゴ糖は添加物やショ糖(砂糖)の含まれていない、純度の高い良質なものを選びましょう。ショ糖などが含まれているものを与え続けると、甘さに慣れてしまい、母乳を飲まなくなったり、離乳食を食べなくなったりしてしまう可能性があります。

オリゴ糖は1日1グラム(小さじ2分の1弱)を目安に、すべて一気に与えるのではく、最初は1日1回から、便の具合を見て、少量ずつ混ぜてあげましょう。

便秘が改善され始めたら量は減らしていって大丈夫です。

砂糖水を飲ませる

オリゴ糖以外に、砂糖水を飲ませてあげる、という方法もあります。ただ、砂糖水の場合、便秘になりにくい反面、下痢になりやすいので注意が必要です。砂糖水を飲ませる場合は、赤ちゃんの便秘具合や体質に合うかをみながらを行ってみてください。

オリゴ糖の項目にも記載しましたが、砂糖の甘さに慣れてしまうと、母乳や離乳食の量が減ってしまう可能性があるので、砂糖水の場合は与えすぎないように気をつけましょう。

砂糖水は、水に対して砂糖の濃度が5%になるように作ります。

<砂糖水の作り方>

  1. 湯冷まし100ccに5グラムのグラニュー糖か砂糖を混ぜる
  2. 人肌になるまで哺乳瓶を温める
  3. 1回に20~30cc程度飲ませてあげる

マッサージやストレッチで便秘を解消してあげよう!

つぎに、マッサージやストレッチによる便秘解消方法を紹介していきます。

マッサージやストレッチでの便秘解消方法は、離乳食前の赤ちゃんにも行うことができます。特に「の」の字マッサージや股関節周りのストレッチ、腰のひねり運動はオムツ替えのときや沐浴のあとなどに簡単にでき、便秘解消だけでなく予防にもなります。

「の」の字マッサージ

毎日2~3回程、へその周りを「の」の字を書くようにマッサージしてあげましょう。
赤ちゃんのおなかは柔らかいので、わずかな刺激を与えてあげることで便がスムーズに運ばれやすくなります。

股関節周りのストレッチ
オムツ替えや沐浴のときに、股関節周りをペダルを漕ぐようなイメージで動かしてあげましょう。赤ちゃんをあおむけに寝かせ、両足首を優しく持って「右、左、右、左」と両足を交互に動かします。

寝たきりの時間が長いと腸が思うように動かず、便を押し出すことができないので、少しでも体を動かしてあげることで腸が刺激され、排便しやすくなります。

腰のひねり運動
腰のひねり運動はおすわりができるようになった赤ちゃんにおすすめの便秘解消法です。

腰のひねり運動の方法

  1. 赤ちゃんをあおむけに寝かせる
  2. 両腿の付け根を持ち、ももを赤ちゃんのおなかへ少し近づけた状態にする
  3. 両足一緒に「右に倒す・真ん中に戻す・左に倒す・真ん中に戻す」をゆっくりと行う

左右で1セット、1回に3~5セットを目安に行いましょう。これは「ツイスター」と呼ばれるベビーヨガのひとつです。

おしりのマッサージ

肛門のすぐ上のあたりを指や綿棒で軽く押したり、とんとんしてあげましょう。

綿棒で直接刺激してあげる

ベビーオイルを含ませた綿棒の先端で、肛門の入り口を円を書くように刺激してあげる方法もあります。ただ綿棒での直接の刺激は頻繁に繰り返すと癖になってしまう可能性があるので、ほかの解消方法でも改善できず、便が溜まって苦しそうなときにだけ行うようにしましょう。

赤ちゃん用の浣腸もありますが、こちらも同様です。

ハイハイやよちよち歩きをし始めると、赤ちゃん自身が動くことで腸がより働きやすくなり、便秘になりにくくなります。赤ちゃんができるだけたくさん動き回れる環境を作ってあげましょう。

毎日の赤ちゃんの体調をうんちでチェックしよう!

苦しかったり痛かったり…「便秘」って大人でもつらいですよね。そのつらさを自分の言葉で伝えることができない赤ちゃんはもっとつらいのではないでしょうか。

そんな赤ちゃんが大人に便秘のつらさを訴える手段は「6つのサイン」です。そのサインにいち早く気づくためにも赤ちゃんの毎日のうんちをチェックして、ひとりひとりの便通のサイクルを知っておけるといいですね。

原因や月齢によって、その赤ちゃんにとってのベストな便秘解消方法は異なります。

うんちだけでなく、いつもの食事量や頻度なども日々意識して、いつもとの違いを確認してから改善してあげましょう。

最後になりましたが、ここで紹介した食事の改善やマッサージを行っても便秘が続く場合は、一度お医者さんにも相談してみてくださいね。

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