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脳震盪には後遺症がある?大人も子供も注意したい脳震盪の症状と処置

頭が痛い子供

頭をぶつけた時などに起こる脳震盪は、「一過性または可逆性」と言う定義があります。つまり、頭をぶつけたことで症状は出るけれど、完全に治るものであると言うことです、

しかし、大人も子供も注意しなければいけないのは、脳震盪の原因になったスポーツなどをそのまま継続すると、死に至る危険性があると言うことなのです。

脳震盪の症状と正しい処置、そして後遺症を起こすセカンドインパクトシンドロームについて詳しくご紹介しましょう。

「脳を激しく揺さぶる」と言う意味の脳震盪は頭部外傷

子供でも大人でも、頭をぶつければ脳震盪を起こす可能性はあります。ただ、子供の場合反射的に身を守ると言う動きが取れないこともありますし、スポーツなどに夢中になって、危険に注意が向かないと言う傾向が強いと言う危険性もあります。

さらに子供の場合、頭蓋骨の強度や知能がまだ成長途中であることや、脳震盪による症状を的確に表現できない可能性などを考え合わせると、大人より慎重に見て行く必要があるでしょう。

脳が揺さぶられることは危険性を持った事故である

最初にお話しした通り、脳震盪の定義は「頭を激しくぶつけたりして、脳が強く揺さぶられたけれど『結果として』後遺症なく治った」と言う物です。つまり、頭に衝撃が加わった段階では脳震盪かどうかの判断はつきません。

「脳震盪だから大丈夫」と言えるための判断には、どんなに早くても、頭に衝撃を受けてから5日以上の期間が必要です。実際には2週間から1か月程度期間を取った方が好ましいと言う意見もあります。

これは、頭に衝撃を受けてすぐに病院で検査を受け、その際には異常がなかったのに、あとから異常が出てくるケースが多いからなのです。

例えば、スポーツの最中に脳震盪を起こした10代の選手は、医療機関でCTを受け、異常なしと判断されました。数日後、この選手は練習中に突然倒れ救急搬送されました。そこでCTを撮ったところ、今度は脳の浮腫と急性硬膜下血腫が発生していたのです。

この選手は生命こそ取り留めましたが、高度な後遺症害が残ったと言うことです。これは最初の脳震盪の時の激しい衝撃に続いて、練習と言う軽い衝撃が脳に加わっただけで出血や浮腫をきたしてしまうと言う現象によるものです。

この状態では、最後に倒れた時には、軽微な衝撃しか加わっていないにもかかわらず、生命を落とす人がいることが問題になっています。こうした事故を防ぐために、スポーツ医学の専門家たちは、脳震盪を軽く見ないように強く呼びかけ始めています。

脳震盪で済まない強い衝撃は一発で死に至ることもある

頭をぶつけたことによる衝撃には3パターンあります。一番わかりやすいのは硬い物が頭を直撃したと言うケースですね。この場合、頭蓋骨にひびが入ったり、最悪割れてしまったりします。頭蓋骨骨折と言う名前で呼ばれる重い怪我です。

次に、頭蓋骨こそ折れない物の、頭に強い衝撃が加わるケースです。この場合、中で脳が激しく動き、内側から頭蓋骨に衝突して損傷します。脳挫傷と言う名前で呼ばれる重い怪我で、症状が重いと助かりません。

これは、頭に強い力が加わることで脳が強く揺さぶられ、衝撃が加わった方向では狭い範囲が強く、ちょうど反対側では広い範囲が弱く損傷します。

脳震盪は、この時の衝撃が弱く、幸いにして脳に損傷が及ばなかったと言うケースが多いと言えるでしょう。

さらに、脳が強く揺さぶられた時に、脳を包んでいる硬膜と脳の間にあって、脳を安定させる働きを兼ねている静脈(架橋静脈)が引きちぎられ出血する、急性硬膜下血腫と言う危険な状態になることもあります。

もちろん、これらの危険な状態は複数が同時に発生することもあります。これらの状態はもはや脳震盪ではありません。上の2つは病院へ運んで検査をすればすぐに判ります。

ただ、一番下の急性硬膜下血腫は、傷ついた静脈の範囲が狭いとゆっくり出血するため、頭を打ってすぐには検査しても異常が見つからないケースもあります。ですから、頭を打った時と言うのは、充分な注意が必要なのです。

頭を打つと言うことは、思ったより大事になる可能性が高いのです。その場で大丈夫だったら油断しがちですが、それではいけません。慎重に様子を見て下さいね。

頭部にボールが…スポーツ競技では多かれ少なかれ脳震盪の危険性がある

スポーツの時によく起こるのですが、選手同士の衝突や速いボールが頭部を直撃するなどの事故で脳震盪を起こす選手は少なくありません。野球やソフトボールの打球を頭に受けてしまうとかなり危険です。

打者が受けるデッドボールも危険ですが、それでも打者はヘルメットをかぶっています。野手が走者と交錯してボールを見失い、打球を頭に受けると言うケースもあるんですよ。

ボクシングなど格闘技に危険性があるのは当然

小さい子供のやるスポーツではありませんが、高校生になるとボクシングと言う物も選択肢に入ってきます。

プロの格闘技を除けば、打撃系で、首から上への直接打撃が認められているのはボクシングだけと言っていいでしょう。ボクシングの場合、重いグローブをつけるため、パンチのスピードはかなり抑えられます。

しかしクローブが重い分、当たれば衝撃のエネルギーは大きくなるので、脳にダメージが出ることは充分考えられます。

それでもボクシングの場合、プロボクシングでの網膜はく離や1988年ごろのリング禍と言った健康被害が続出したことから、現在ではかなり安全に配慮したものになっています。

また、徹底的な受け身の練習から始める柔道でも、投げ技のはまり具合によっては、頭に強い衝撃を受けることもありますね。いずれにせよ格闘技にはそれなりの危険が伴いますので、きちんとした指導者の元での練習が欠かせません。

意外かもしれませんが、剣道の試合でも脳震盪はよく起こるんですよ。ぶつかり合った時に、仰向けに転倒して頭を打つ選手が良くいるんです。剣道の面は、後が開いていますから保護機能がないんですね。

球技でも脳震盪はよく起こる!サッカーのヘディングは大丈夫?

代表的なのはサッカーですね。小さい子供たちでも取り組めるスポーツですし、人気の高いスポーツでもあります。

しかし、サッカーではヘディングと言うテクニックがあるため、脳への衝撃が問題になっています。アメリカでは2015年、13歳以下の子供のヘディングを規制し、10歳以下の子供は完全に禁止としました。

今のところ日本ではそうした規制はないようですが、お子さんがサッカークラブに入っているような場合は、指導者の人たちがきちんと考えて下さっているかどうか、一度確認しておいた方が良いかもしれませんね。

サッカーのヘディング自体は、それほど強烈な衝撃が頭部に伝わるわけではありません。しかし、問題はその回数です。繰り返し衝撃を受け続けることで脳が損傷する危険性と言うのは確実に高まるのです

スポーツに完全な安全性はありません。でも、いかに安全に行うかを鍛えるのもスポーツのメリットなんです。ですから、子供たちにはどんどんスポーツに取り組んでほしいですね。

脳震盪を死に結びつけるセカンドインパクトシンドローム

セカンドインパクトシンドロームは、「二度目の衝撃症候群」と言う意味です。名前から想像できる通り、一回目の脳震盪では異常がなかったのに、それよりもはるかに軽い二度目の衝撃で生命にもかかわりかねない重い症状が出る現象です。

二度目の衝撃と言うのは、例えば「ジャンプした」とか「走った」とかの、普通なら何の問題もない衝撃レベルであることすらあるのです。

脳震盪では頭の中で微細な損傷が発生している

セカンドインパクトシンドロームと言う概念は、まだ完全に確立したものではありませんし、指導に関する思想が異なる指導者からは、その存在に対して懐疑的な見方をされていると言うケースもあるようです。

残念ながら、コホート研究レベルの大規模なデータ収集については、この概念が導入されてから日が浅いこともあって、まだ充分ではありません。

しかし危険性が存在しているのは事実ですし、若いプレーヤーの将来を奪う結果になる可能性のある危険性は排除すべきですね。ですので、頭を打った時には充分すぎるぐらいの慎重さで対応して下さい。

セカンドインパクトシンドロームのメカニズムについても、まだ完全なデータはそろっていませんが、充分説得力のある推論は出揃っています。

まず最初の脳震盪で、脳やその周辺組織に軽度の損傷が発生します。この損傷は軽微であるため、CTなどの画像診断装置や血液検査などの化学的診断では検出できません。

しかし、実際には脳自体が衝撃に対して脆弱になり、敏感になっているため、その状態が解消されないうちに2回目以降の衝撃が来ると、より軽度な衝撃でも脳震盪状態が引き起こされるのです。

脳震盪と言う軽い頭部外傷でも、脳挫傷のような非常に重い外傷の時と同じように、興奮性アミノ酸の分泌が増え、ミトコンドリアの働きに異常が生じ、ブドウ糖代謝が変化し、活性酸素が大量に発生します。

この状態が続いている間は脳が脆弱になっていますので、2回目の衝撃が加わらないように注意すべきなのです。

頭部を打った時にはまず安静にして様子を見ることが大切

とは言うものの、実際に頭を打った場合、どの程度の衝撃であるかを見極めないと過保護になってしまいます。一つの目安は、「すぐに立ち上がれたかどうか」を判断基準にしましょう。

ぶつかったり、衝撃を受けて転倒したりした時に、受け身をとって一連の動作で立ち上がるとか、受け身を取れなくても、すぐに立ち上がって状況を見渡せる程度であれば危険性は低くなります。

そうした場合でも、転倒した場合などに手足を傷めていたらアイシングをすると思います。その際に、周囲の人が様子をよく見て、話す内容などに異常を感じたらプレーに復帰させてはいけません。

頭を打った時に転倒しなくても、ふらつきや、状況の把握ができないと言う瞬間が存在したら、それは危険と判断すべきです。

さらに、本人は大丈夫だと言っていても、客観的に見ていた人が、受けた衝撃が大きそうだと判断したら、すぐに横にならせて様子を見るべきです。

実際、スポーツの練習中に頭にボールが当たり、本人は平気だと言っていたので練習を続けたところ、その後の昼食中に意識を失ったと言う事例も報告されています。

頭に強い衝撃を受けた場合、まず選手をプレーから外して横にならせ、そのまま様子を見ながら安静にさせます。そして、しばらく様子を見て異常がなさそうであれば、そのまま医療機関へ向かわせて検査を受けさせます。

もし、ふらつきや頭痛、吐き気などを訴えるようであれば救急車を手配しましょう。もちろん意識をなくしたらすぐに救急車です。

このことは、例えば家庭や学校生活・社会生活で頭を打った時にも同じことがあてはまります。たとえ一瞬でも、頭を打って意識がもうろうとしたら、すぐに受診しなければいけません。

脳震盪を起こしたら最短でも5日間は復帰できない

これはスポーツに関する国際的な提言ですが、プレー中に脳震盪を起こしたら、最短でも5日間はプレーが行えません。

リハビリステージ 機能回復訓練 訓練の目的
1:絶対安静 完全な肉体的・認知的活動の休止 回復
2:軽い有酸素運動 ウォーキングやスイミング。
最大強度70%未満の自転車こぎ。
筋トレは禁止。
心拍数増加
3:競技固有の練習 例えばアイスホッケーの選手の
場合、滑るだけのスケート。
サッカーではボディコンタクトを
伴わない練習プレーなど。
動作の追加
4:ボディコンタクト
なしの基礎練習
パス回しなどより複雑な練習。
筋トレは最弱から徐々に強度を上げる。
基礎練習
調整
認知的負荷
5:フルコンタクトで練習 医療チェックをクリアできたら、
通常の練習に復帰する。
コーチによる
回復のチェック
6:復帰 通常プレーを行える。

それぞれのステージに24時間以上かける必要があるため、試合に復帰できるまでには最短5日のリハビリが要求されています。実際にはもっとかかるケースが多いと考えられますね。

「異常なし」の診断を受けた場合で最短5日である

特にオールドタイプの人に多いのですが、「病院で異常なしと言われたからすぐにプレーに復帰できる」と考えてしまう人が少なくないのも事実です。

しかし、これが大きな勘違いで、上のプロトコルでリハビリして良いのは、病院で「異常なし」の診断を受けた人だけなのです。

何らかの異常を指摘された場合、その異常が完全に治るまで、ずっと安静を保たなくてはいけませんし、スポーツの種目によってはその段階で引退を決断せざるを得ないケースもあります。

実際のところ脳震盪を起こして、一時的にでも頭痛や吐き気があった場合、高校生ぐらいまでであれば最低でも2~3週間は練習禁止と考えた方が安全です。

最初に紹介した「脳震盪で異常なしと診断されたから」と翌日から練習に復帰し、数日後にセカンドインパクトシンドロームで倒れ、高度障害が残った選手は高校生でした。

セカンドインパクトと言うと、20世紀終盤の人気アニメを連想される方がいるかもしれませんね。実際、病名を検索する時に「セカンドインパクト」だけでは1ページ目にアニメの話題しかヒットしませんからびっくりです。

脳震盪が重症化するのはセカンドインパクトと小さい子供

セカンドインパクトシンドロームに数えられている中でも、2回目と言うわけではなく、小さな衝撃を繰り返し受けてきたような症例では、非常に重い状態になることが報告されています。

また、幼児や小学校低学年ぐらいの場合、脳震盪が初めてでも重症化しやすい傾向があるので、受診した際に異常なしと診断されても、数日は親御さんによるしっかりした看護観察が必要です。

セカンドインパクトシンドロームによる脳浮腫は命取り

コンタクトスポーツなどで、何度も脳震盪を起こしているような人の場合、何らかのきっかけで脳が腫れる脳浮腫と言う状態が発生します。脳浮腫はそれ自体が直ちに処置しないと危険なものなのですが、セカンドインパクトシンドロームによる脳浮腫は特に危険です。

何度も衝撃を受けて弱っている脳の血管が、最後の軽い衝撃で自己調節機能を失い脳がうっ血します。その結果頭蓋内圧が上昇して、脳が一定の境界を超えてはみ出す脳ヘルニアが起こります。

そのヘルニアが脳幹の方へはみ出すと、生命活動が停止します。これはそれほど頻繁に起こるものではありませんが、それでも複数回の脳震盪によるものとしていくつか報告されていますから、軽視してはいけないでしょう。

この症状は発生から数分で死に至ること可能性が高いものですので、発生してしまったら手遅れかもしれません。

小さい子供は脳に衝撃を受けやすい

小さな子供は、派手に転んでもあまり怪我をしませんが、これは身体の柔軟性のおかげなのです。でも、転んだ時にそこに固いものがあった場合、柔軟性の範囲を超えてぶつかりますので、頭を強打すると大変危険です。

脳と言うのは生まれてすぐから大人になるまでの間に、それほど大きく成長するものではありません。それに対して、身長も体重も、何倍にも大きくなりますね。

つまり、幼児は転倒してぶつけた時に、頭にかかる力が大きくなるのです。それにもともと脳を保護している頭蓋骨なども、大人より薄いので頑丈さもありません。

フラットな地面や床で転倒した場合、むしろ大人より心配ありませんが、頭を何かにぶつけた時はすぐに受診して下さい。

そして、レントゲン撮影などで異常が見つからなくても、数日間は慎重に観察してあげることが大事です。

幼児が走ってきて、つまづいて顔面ゴケすると言うのは良くありますが、大抵怪我がありません。大人があれをやったら重傷間違いなしですね。それだけ小さな子供は身体が軟らかく、顔や頭を強打しにくいのです。

脳震盪の治療方法は”安静”だけ!そして医療機関で確認すること

脳震盪に対する治療方法は、なによりも安静ですし、安静以外に有効性が確認されている治療方法はありません。ですので、頭に衝撃を受けたら症状の有無にかかわらず、まず安静にして様子を見ることが重要です。

そして、医療機関を受診して、脳震盪より重い負傷を追っていないかの確認が欠かせません。頭蓋内出血などがある場合は、もはや脳震盪ではありませんので、手術による治療が必要になります。

頭痛が続く場合も頭痛薬は勧められない

脳震盪を起こした場合、CT画像などで異常が認められなくても、しばらくの間頭痛が続く場合があります。頭に何らかのダメージが残っているために起こる頭痛ですが、脳震盪と診断された場合には、その原因部位は判りません。

一方、あとから硬膜下に出血が溜まって血腫になるケースもありますから、頭痛がひどいようであれば、毎日継続的に受診して下さい。

それでも鎮痛剤は処方されないことが多いと思われます。NSAIDsに代表される頭痛薬は出血傾向を高めますので、脳震盪後の頭痛に使うと、かえって症状が重くなる危険性があるからです。

慢性的な脳震盪後症候群には抗うつ薬が使われることもある

脳震盪後症候群とは、脳震盪のあと症状が改善せず、長期間脳震盪の症状が続くもののことを言います。具体的な症状としては、頭痛・吐き気・めまいなどの症状から、不眠・学習障害・記憶障害・不安・衝動性と言った精神症状まで様々です。

各種検査では器質的異常が見つからないことが多く、いまだに原因不明とされていますが、脳震盪のうち5%~20%がこの状態に移行するともされていて、決して無視できない後遺症なのです。

脳震盪後症候群の危険因子には次のようなものが挙げられます。

  • 脳震盪を起こした時に意識を失っていた
  • 女性
  • 高齢者
  • 精神疾患の既往があること
  • 問題の脳震盪以前にも脳震盪の既往があること

このような傾向は認められるものの、検査で異常が発見できないため、治療は対症療法になります。研究者によっては、脳震盪を起こしたことによる精神疾患ではないかと言う考えを持っている人もいるようです。

実際に、治療には標準的な抗うつ薬や中枢神経刺激薬のメチルフェニデート(商品名:コンサータ、リタリン・ジェネリックなし)などが有効であることが多いようです。

しかし、脳震盪後症候群では副作用が起きやすいことも知られていますので、低用量から様子を見ながら増量してゆくと言った、慎重な投与が行われるでしょう。

このような後遺症もあるので、基本的に脳震盪を起こさない、起こしてしまっても現場で正しい処置を行うと言った対応で予防してゆくことが非常に重要になります。

たかが脳震盪と思ってはいけないことがご理解いただけたかと思います。特に短期間に2回以上脳への衝撃が加わることは致命的になり得ますので注意が必要です。

CDCの呼びかけを参考にしてみよう

このように脳震盪を軽く考えてはいけないと言うことは、スポーツ医療の関係者の間では常識になっています。しかし、スポーツの指導者や選手、その保護者たちにはまだまだ浸透していません。

今回のまとめとして、アメリカ疾病予防管理センターCDCが、啓蒙活動に使っているポスターを紹介しましょう。主に学生やその保護者を対象にしたものです。

脳震盪の注意喚起イメージ
脳震盪の注意喚起・アメリカ疾病予防管理センターCDC

内容については以下の通りです。

【左側】
全ての脳震盪は深刻です。

もし脳震盪を起こしたと感じたなら:

  • 隠してはいけない
  • 必ず報告すること
  • 回復に時間を掛けること

【右側】
脳震盪で起こる現象

  • 頭痛または頭の圧迫感
  • 吐き気や嘔吐
  • ふらつきやめまい
  • 複視や目のかすみ
  • 音や光に過敏になる
  • 間隔が鈍る・ぼんやりする・どんよりする・朦朧とする
  • 集中力や記憶力の低下
  • 記憶や気分が混乱する
  • 「何かおかしい」「落ち込む」と言う感覚

【下段】
「1シーズンを棒に振るより1ゲームを我慢する方が良いですよね。」

どうか参考にしてもらって、良いスポーツを楽しんでください。

キャラクター紹介
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