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お茶うがいの効果は本物だった!保湿と殺菌、ノドをWガード

風邪を予防するにあたり重要なのが、手洗い、食事、そして「うがい」。水だけでなく様々なバリエーションを持つ「うがいの仕方」や、あまり知られていない正しい手順について、まとめてみました。

うがいの効果とは?

粘膜からの侵入を防ぐ

うがいはその機械的な洗浄効果により、口腔を通じ侵入するウイルスや細菌が、粘膜から侵入するのを防ぐ効果があります。口臭を防ぐ他、塩やうがい薬を用いた場合には殺菌効果も期待できます。

過去に行われた研究によれば、朝、昼、夜に計3回のうがいを習慣とする人達は、うがいを全く行わない人達に比べて約4割も風邪などの病気にかかる確率が減少していたことが分かっています。

うがいの限界

一方で、インフルエンザなどの圧倒的に粘膜からの侵入が早いウイルスに対しては、うがいは明確な効果を持たないとも言われています。外から家へ帰る間のわずか20分で、インフルエンザウイルスは粘膜から侵入してしまいます。

とはいえ、ついたばかりのウイルスであれば、一様にうがいの洗浄効果で洗い落とすことが可能です。乾燥しやすい冬場などは、特にうがいをこまめに行い、回数を増やすことが予防への近道です。

うがいの正しい手順

うがいは最初から上を向いてガラガラとやるのではなく、「口内」「口腔」「喉」と3回に分けて行うのが正しいやり方とされています。いきなり喉の奥までガラガラするのは、逆に危険とも言われています。

口内

まずは口内の雑菌や食べかすを取り除くことを目的に、口に含んでブクブクと強めにうがいを行います。歯磨きの後に口をすすぐような感覚で大丈夫です。

口腔

2回目で初めて上を向き、水を飲み込まない程度の位置でガラガラとうがいします。できれば水を飲み込まないほうが良いので、無理せず行ってください。

3回目はほぼ仕上げです。2回目と同じようにうがいを行いますが、3回目は少しくらい水を飲み込んでしまっても大丈夫なので、少し奥まで洗うつもりでガラガラとうがいしましょう。

うがいを行う際には、声を出しても出さなくても構いませんが、小さい子供の場合には声を出しながら行うほうが、水を飲み込みにくいためお勧めです。大人の方々は、周囲の迷惑にならない場所で行うようにしましょうね。

「お茶うがい」で風邪知らず

お茶なら何でもOK

お茶に含まれる「カテキン」には殺菌作用があり、ぬるく冷ましたお茶でうがいすることで、水よりも風邪を予防する効果に優れています。緑茶の場合はビタミンCが含まれるため、荒れた粘膜を修復する効果も期待できます。

うがいに使うお茶は1番茶でなく、出がらしで作ったお茶で十分です。水にほんのり色がつく程度で、十分に効果があります。淹れたては熱いため常温まで冷まし、ぬるくなったものでうがいを行います。

緑茶、紅茶、ウーロン茶と色々ありますが、使われている茶葉の種類はどれも同じ。緑茶を半発酵させたものがウーロン茶で、完全に発酵させたものを紅茶と呼びます。

カテキンの量は発酵の過程で比例して増加するため、殺菌作用を主とするならば、紅茶でうがいするのがお勧め。喉を痛めやすい方はビタミンCの豊富な緑茶を使うのが良いでしょう。

お茶はあくまで食品ですので、うがい薬と違って長期保存はできません。なるべく作ったその日に使い切るようにし、冷蔵庫に保存する場合でも2~3日以内には必ず使い切るようにしましょう。

インフルには紅茶うがいを

完全発酵茶である紅茶には、赤い色素をつくるテアフラビンという成分が含まれています。この成分は、インフルエンザウイルスに対しても抗菌作用を発揮するため、予防に役立てることが十分に可能です。

その昔、不潔を極めた15世紀ロンドンにおいて、ペストをはじめとした様々な疫病から人々が身を守る術として身につけたのが、「紅茶を飲む習慣」だったと言われています。

カテキンが変化してできるテアフラビンには、市販のうがい薬を凌ぐほどの効果があるとまで言われています。インフルエンザは周期的に流行するため、冬にはうがい用の紅茶を用意しておきましょう。

紅茶は産地によって名称が分かれますが、うがいにはテアフラビンの多い「アッサム」がお勧めです。逆に、同じ紅茶でも「ダージリン」はテアフラビンが少ないため、うがいには適しません。購入の際にはチェックを忘れずに。

うがいの時間はティータイム

あくまで風邪予防の習慣に過ぎない「うがい」も、うがいに使うお茶にこだわると楽しくなるものです。うがいの時間をお茶の時間に置き換えて、美味しく、楽しく、シックに毎日の習慣としましょう。

蜂蜜ジンジャーティー

生姜には冷え性改善効果や殺菌効果があり、主成分のジンゲロールは、胃ガンを予防する効果もあります。保湿効果を高めるために蜂蜜を少し加えると、風邪を予防する効果も高まります。

作り方は、熱い紅茶を用意して、飲む用の紅茶にはすり下ろした生姜の汁をスプーン1杯程度加えます。うがい用にはより多めに。仕上げに蜂蜜を加えて甘みをつけると、飲む場合にも飲みやすくなります。

バターソルトティー

塩水には高い殺菌作用がありますが、刺激の強いうがい薬と違って、粘膜を痛めてしまうことがありません。風邪の予防にたいへん効果的な「塩」を紅茶にも加え、バターで香り付けするとエスニックな雰囲気を楽しめます。

作り方は熱い紅茶に対し、飲む用ならばひとつまみの塩とバターをほんのひとかけら。うがい用には塩をスプーン1杯たっぷり加え、バターは香り付け程度に加えましょう。

塩は炎症を起こした喉の部分から、ウイルスと水分を同時に取り除いてくれるため、うがいがあまり効果的でない風邪をひいてしまった場合においても効果があります。即効性があるため、いざという時に便利な方法です。

ガーデンハーブティー

ミントをはじめとするハーブには様々な薬効があります。ハーブをポットに入れてお湯を注ぐだけで簡単に作れるハーブティーを、用途に合わせてうがい用に作ってみましょう。

喉や鼻の調子が悪い時には、ミント、ラベンダー、カモミール、マロー、タイム等を使ったハーブティーがお勧めです。ミントに含まれるメントールは鼻づまりを緩和する作用があり、気分もリラックスします。

熱がある時には、エルダーフラワー、ローズ等を使ったハーブティーがお勧め。うがいをして、ハーブティーとして飲めば効果も高まります。飲みやすくするためレモングラスやローズマリーを加えても良いでしょう。

ハーブは生のものが一番ですが、乾燥させてあるタイプでも問題なく使用できます。茶葉とブレンドされたものも市販されていますので、よく分からない方はそちらを購入してみると良いでしょう。

保湿と殺菌が予防のカギ

風邪の予防にはとにかく喉の保湿と殺菌が重要。その点において、お茶は理想的なうがい薬であり、また美味しくいただける一石二鳥のポテンシャルを持ち合わせています。

お茶うがいは、決して迷信の類ではありません。デリケートな喉を守るため、日々の習慣に優雅なお茶の時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。男性、女性の関係なく、そういった文化が楽しめたら良いですね。

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