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間違った対処が命に関わることも!高齢者の風邪の特徴と対処法

いよいよ本格的な風邪のシーズンの到来です。とくに65歳以上の高齢者は、健康な成人の1.5倍から2倍くらい、風邪をひきやすいと言われています。これは、誰でも65歳くらいになると体の免疫力が衰え、風邪のウイルスを排除する喉の線毛運動などが低下するので、風邪にかかりやすくなるのです。

さらに、高齢者は症状を感じる感覚自体が鈍くなっていることが多いので、なんとなく体調が悪い、食欲がないなどの症状を、歳のせいだと考えてしまい、風邪の発症に気付かないことも風邪が悪化しやすい原因です。

慢性疾患がある高齢者は特に注意が必要!

高齢者で、心臓病、糖尿病、肝臓病、呼吸器の病気など、慢性疾患がある人は、さらに注意が必要です。慢性疾患がある人は、健康な人に比べて、さらに体力や免疫力が衰えているため、風邪が重症化しやすく、肺炎などの合併症を引き起こす危険性も高くなります。

持病があることで、体全般の免疫力が弱くなっているので、一度、風邪をひくと長引く傾向があります。治りかけでも完全に治らない「風邪が抜けない」という状態です。

そして、風邪の症状が慢性化することで、持病が悪化し、持病が悪化することで、さらに風邪が悪化するという悪循環に陥ってしまうのです。

また、持病がある人は、持病の薬と風邪薬を併用する際は注意しなければなりません。市販薬であっても一緒に服用して良いか、薬剤師などに必ず確認しましょう。

高齢者は、肝臓や腎臓の機能が弱くなっていることが多いので、風邪薬の使用によって、持病を悪化させてしまうこともあります。

高齢者が風邪をひいた時の対処法

高齢者は、風邪の症状を感じにくいので、少しでも「風邪かな」と感じたら、無理をせず、安静にして下さい。また、高齢者は、喉の渇きを感じにくく、脱水症状を起こしやすいので、こまめに水分補給をすることも忘れずに行って下さい。

脱水症状を起こすと、血液中の水分が減少し、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気をひき起こしやすくなるので、注意が必要なのです。

高齢者の風邪を軽く考えてはいけません。普段から、一緒に暮らす家族や周りの人は、少しでも様子がおかしければ、風邪を疑って、早めに処置をすることが大切です。たかが風邪くらいと思わずに、医師の診察を受けさせる配慮も、風邪が重症化するのを防ぐことにつながるのです。

高齢者が風邪の予防のために気を付けること

風邪の予防法は、基本的には年齢を問わず、同じと言えますが、外出から帰ったら、うがい、手洗いをして、風邪ウイルスを洗い流すことが基本です。アルコールの入った手指消毒剤などを利用するのも効果的です。

高齢者は食が細くなることが多いですが、なるべく栄養を取り、体力や免疫力をつけるように十分な食事をとるようにしましょう。ビタミンCが多く入ったみかんなどの柑橘類を食事に加えるようにすると風邪の予防にもつながります。

また、飲酒はのどの線毛運動を低下させるので、ほどほどにして下さい。タバコも厳禁です。外出時は風邪をひいていなくてもマスクを着用し、できるだけ人混みを避けるように気をつけましょう。インフルエンザの予防接種も積極的に受けるようにすると良いですね。

お年寄りは、自分が思っている以上に風邪をひきやすく、症状にも気がつきにくいため、重症化することが多いのです。風邪かなと思ったら、軽く考えずにすぐに適切な対処をする必要があるのです。普段から予防を心掛けて、風邪のシーズンを乗り越えましょう!

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