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風邪だけではない!声枯れの原因と考えられる危険な病

朝起きたら声が出にくい、喉がイガイガする・・・。そんな経験はありませんか?そんな時、大部分の方がまず最初に疑うのが『風邪』だと思います。確かにほとんどのケースは風邪が原因と考えられますが、中には怖い病気のサインとなっていることもあるのです。

声枯れの原因

まずあまり心配のない声枯れの原因について説明します。最も多いケースが風邪による声枯れです。風邪のウイルスや細菌が声帯に炎症を起こす為、声が枯れたり喉に違和感を覚えるのです。風邪の場合は同時、または少し遅れて他の症状も現れるので経過を見守りましょう。

他に声が枯れる原因として考えられるのは、声の出しすぎ・アルコールの摂り過ぎ・喫煙などが挙げられます。カラオケの翌日に喉が痛むという経験は多くの方があるのではないでしょうか。これらは声帯に一時的な炎症が起こっている為です。いずれも数日で改善するので心配はいりません。

では次に病気のサインかもしれない危険な声枯れを紹介していきます。

喉頭がん

喉仏の部分、主に声帯に発生する悪性腫瘍のことを指します。喉頭がんは喫煙者に発症リスクが高いがんとして知られており、患者は中高年の男性が多いとされています。ですが最近では女性の患者も増えてきているので油断はできません。

喉頭がんは初期の段階で気づくことが重要となります。声帯を摘出するところまで進行してしまうと声を失うことになってしまうからです。

喉頭がんの代表的な症状に声枯れがあります。また食事の時に喉に痛みや違和感を覚えるようになります。痰(血が混じるケースも)や咳が酷くなるケースも多いと言われています。

首の腫れや違和感、痛みも病気に気づく重要なサインとなります。日頃から自分の首を触ってチェックする癖をつけましょう。

反回神経まひ

次に紹介する反回神経まひ、あまり聞きなれない病名だと思います。反回神経まひとは声帯を動かしている神経が何らかの原因で麻痺してしまう病で、声が出にくくなったり誤嚥を招く大変怖い病気です。手術や大きな事故の後に発症するケースが多いとされています。

主な症状は声枯れ・嗄声(呼気が漏れてしまう状態)・食べ物が飲み込みにくい・息切れ・喉の痛みがあります。特に嗄声は反回神経まひの特徴的な症状なので注意してください。他人から『声が鼻に漏れているような感じがするよ』と言われて気づくケースもあるようです。

声帯結節

声帯にコブができる病気で、歌手や教師など喉を酷使する職業の方に多い病です。主な症状は声枯れ・嗄声・発声の際の違和感・高い声が出しにくいなどがあります。

喉を休養させることで自然治癒は可能ですが、症状によりケースバイケースです。特に歌手など声を出すことを職業としている方は手術を行うこともあります。

声帯ポリープ

声帯に炎症性のコブができる病気です。これだけ聞くと声帯結節とどう違うのか?というのが素朴な疑問だと思います。

声帯結節は慢性的に喉を酷使することで起こりますが、声帯ポリープは風邪やカラオケ、スポーツの応援などが原因で急性的に起こる炎症性のコブとなります。また両側に起こる声帯結節と異なり、声帯ホリープは基本的に片側だけに発生します。

症状は声枯れ・嗄声・喉の違和感などです。他の喉の病気と症状が同じなので、これだけで自分は声帯ホリープと判断することは難しいと思います。ですのでこのような症状を感じ、なかなか改善しない場合は病院への受診をお勧めします。

声を出すことを職業としている方は手術で取り除くケースが多いです。

胃食道逆流症

喉の病気以外でも声枯れを感じることがあります。その代表的なものが胃食道逆流症です。胃食道逆流症は胃液が食道へと逆流してくる病です。強いストレスや食後すぐに横になる癖などが原因になっているケースが多いとされています。

主な症状は胸焼け・胸痛・喉の痛み・声枯れなどがあります。喉がヒリヒリと痛い、酸っぱい水が上がってきた等を訴える患者さんも多いです。

何科を受診するべきか

声枯れが治らない場合、何かを受診すれば良いのか?普段あまり病院へ行かない方はそこで悩んでしまうかもしれません。

喉の専門は耳鼻咽喉科となりますので、お近くに耳鼻咽喉科がある場合はそちらを受診しましょう。近くに耳鼻咽喉科がない場合は近所の内科を受診する形で良いと思います。また熱がある場合は風邪が原因となっている場合も多いので、一先ず内科を受診することをお勧めします。

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