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知ってましたか?大人の風邪とは違う、子供の風邪の正しい対処法

冬になると心配になるのが風邪。とくに子供の風邪には注意が必要です。実は、子供の風邪は大人の風邪とは大違いです。子供は大人よりも風邪をひきやすく、重症化しやすい傾向があります。子供の風邪を大人と同じようなものと考えるのは、大変危険なことなのです!

大人よりも子供が風邪をひきやすい原因は?

統計的に、大人は年に3回くらいは風邪をひくと言われますが、子供の場合は、年に7回は風邪をひくとされています。子供は大人の2倍以上も風邪をひきやすいのです。

子供が大人に比べて風邪をひきやすい原因は、そもそも体力や免疫力が弱いことだけでなく、気管や気道が狭いため、呼吸がしづらく、また、痰を出しにくいことがあります。

肺の機能も未発達で、ウイルスなどに対する防御機能が弱いことや、呼吸に関わる胸や背中、お腹の筋肉が弱く、呼吸をするだけでも、かなりの体力を消耗します。体力の消耗は体の免疫力を弱めるので、これも子供が風邪をひきやすく、悪化しやすい原因です。

つまり、子供は風邪に対抗する体の機能が全般的に未発達なので、大人よりも風邪をひきやすい上、重症化しやすいと言えるのです。

子供の風邪症の特徴は?

子供は大人より気道が短く狭いため、喉の腫れや、粘膜からの分泌液など、ちょっとした事でも、呼吸困難に陥る危険性があります。

気管支喘息のように、突然、呼吸が苦しくなり、発作のような症状が出ることもあります。また、気道が完全にふさがってしまい呼吸が全くできなくなると言うこともあるので、呼吸に関しては十分な注意が必要です。

さらに、体温を調節する自律神経の働きが未発達なため、高熱が出やすく、ひきつけや、けいれんを起こしやすいのも子供の風邪の特徴です。高熱や呼吸困難は、脳炎や肺炎などを引き起こし、命に関わることもあるので、とくに注意が必要なのです。

子供の風邪には、どのように対処すれば良いか?

子供の風邪は、一見、大人と同じように見えても、子供にとってはとても辛く、重症であることが多いと考える必要があります。

対処法としては、例えば、咳が強い場合は呼吸も苦しくなりますので、背中をさすったり軽く叩いてあげましょう。こわばった筋肉をほぐし、呼吸がしやすくなります。また、喉に詰まった痰が出やすくなる効果もあります。

それでも、痰がひどくからむ場合は、水分を多く与えてあげると、痰の粘性が薄まり、痰が出やすくなります。少量の痰でも気道をふさぐ恐れがあるので、痰を取り除く事はとても重要なのです。

熱の対処法は、首の後ろや脇の下や太ももの付け根など、太い血管があるところを冷やすようにします。昔から、ひたいを冷やす人が多いのですが、実際には、体温を下げる効果はほとんどありません。ただ、気持ちが良いので心理的な効果はあるでしょう。

熱が出ているときは、汗や皮膚から普段より20%~30%多く水分が蒸発するので脱水症状をおこさないように水分補給を十分に行いましょう。

また、肌着やシーツに付いた汗が蒸発する時には、気化熱として体の表面から熱が放出するので、汗をかいていても、体は冷えていることがよくあります。肌着やシーツが汗を吸ったら、こまめに取り替えるようにして下さい。

鼻づまりがひどい場合は、無理に鼻をかませないようにし、綿棒などで掃除をしてあげます。綿棒にベビーオイルやオリーブオイルを付けるのも良い工夫です。鼻の通りが良くなり呼吸が楽になります。

子供の風邪を予防するには、家族の協力が必要!

子供が風邪にかかる原因の7~8割は、家族からの感染です。家族で風邪をひいている人や風邪気味の人は子供に近づかず、風邪を移さないように配慮してあげて下さい。

風邪をひいた人の2メートル以内に近づくとウイルスに感染すると言われていますので、子供には近づかないであげましょう。

また、うがい、手洗い、マスクの着用は、家族全員が励行し、ウイルスを巻き散らさないことや、栄養や睡眠を十分にとり、家族や周りにいる人が風邪をひかないように協力することが大切です。

子供のかぜをこじらせないために

もし、子供が風邪をひいてしまったら、とにかく安静にすることです。風邪の症状が落ち着いて、元気が出てきたように見えても、しばらくは寝かせておき、すぐに外には連れて行かないようにしましょう。油断すると、ぶり返したり、急に症状が悪化する恐れがあります。

また、部屋の温度は、少し暑く感じるくらいに暖め、加湿器を利用したり、水をためた洗面器などを置いて、湿度を高くしましょう。保温と保湿により、ウイルスの活動を弱める事ができます。

子供は抵抗力が弱く、感染したウイルスが全身に回って、様々な病気を併発することがあります。まさに、風邪は万病の元なのです。正しい知識を持ち、適切な手当てをしてあげましょう。

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