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ゴホンときたらすぐ薬?風邪を早く治したいなら少し待って

「ゴホンときたら…早めに風邪薬」こんな風潮が、風邪薬のテレビCMのせいか、当たり前の考えになっていますよね。しかしたかが風邪、されど風邪。風邪薬にもしっかりと副作用があります。早めに治してしまおうと安易に薬に手を延ばすことは、身体全体にとって実はあまり良くないのです。

風邪をひいたら安静が一番の薬

日本の風邪薬のテレビCMを見ていて、不思議に思いませんか?たいていのCMでは「風邪は早めに治して翌朝スッキリ会社へ!」みたいなものが多いですよね。日本人特有の考えかもしれませんが、「風邪をひいても予定は変えない(変えられない)」。これがまず先入観としてあるような気がします。

しかし、風邪気味になった身体にとって大切なのは、早めに薬を服用することではなく、安静にしてゆっくり休むことが一番です。身体が風邪のさまざまな症状を出すのは改善するためであり、そんな身体の声をしっかりと聞けば、風邪薬は安易に服用してはいけないことが分かります。

風邪薬では風邪は治せない

そもそも風邪は薬で治せるのでしょうか?実は、未だに風邪を治せる薬はありません。「風邪を治す薬を発明したらノーベル賞」という言葉もあるくらいです。なぜかと言えば、風邪のウイルス菌は200種類以上あり、その時々で流行るウイルスの鑑定ができたとしても、薬が完成した頃には、ウイルスの遺伝子が変わってしまっていて効きません。

市販の薬や病院からもらう風邪薬は、ただ単に一時的に症状を抑えているだけにすぎません。これらの薬は咳や喉の痛み、発熱、鼻水など、それぞれの風邪の代表的な症状を抑える成分が、少しずつ入っているだけです。その働きで症状が緩和するだけで、根本的に風邪を治してくれているわけではありません。

なぜ体調が悪くなるのか

これは風邪に限らず、すべての病気の症状にあてはまることなのですが、なぜ身体は不調を起こすのでしょうか?それは、身体を元の健康な状態に改善するために他なりません。咳や痰、鼻水は身体の中からばい菌を追い出そうとしている働きです。

発熱も、熱によって風邪のウイルスを殺すためであり、また白血球の働きを活発にさせるために起こります。このように、身体には自然と風邪のウイルスなどに立ち向かうためのシステムが備わっています。

それを風邪薬を飲んで無理やり咳を止めたり、鼻水を止めたり、熱を下げてしまっては、根本的な解決にはなりません。発熱は40度くらいまででしたら、脳に影響を与えることはありません。氷枕やタオルなどで物理的に頭を冷やして、身体はしっかりと温めて、できるだけ安静にしているのが一番なのです。

風邪に抗生物質を出す医者に要注意

風邪気味のため病院で診察を受けた時に、抗生物質を出されないように注意しましょう。抗生物質はウイルスにはまったく効果がありません。それどころか、身体に常駐している善玉菌まで一緒に殺してしまいます。

そうなると悪玉菌が優勢となり、腸内環境が悪くなったり、持病が悪化したりと、さまざまな不調の原因となりかねません。病院で薬を処方してもらった時は必ず、どんな薬なのか医師に質問をしてから受け取りましょう。また服用する前に、インターネットなどで調べておくのも良いでしょう。

焦らずに身体に任せる習慣を

日本は医療費が安いため、すぐに病院に行く傾向があります。確かに病院に行き診察を受け、薬を処方してもらえば安心です。しかしすべての薬には、副作用があることを忘れてはいけません。また風邪に対する考え方も、見直した方が良いでしょう。

風邪気味になったから「明日の予定のためにも早めに風邪薬を!」ではなく、「明日は会社や学校を休む」という考えを基本にした方が良いと思います。すぐ医者や薬に頼るのではなく、もっと自分の身体を信じてみるのも大切なのではないでしょうか?

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