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風邪気味のとき、お風呂はどうする?昔はダメと言われたけれど・・・

子供の頃、風邪をひいたらお風呂には入らないように言われませんでしたか?それが常識だと誰もが信じていたと思いますが、その常識が最近変わりつつあります。風邪気味でも、微熱程度なら入ってしまってよいというのです。

体温が上がれば免疫力も上げられる!

血液の中の白血球は普段、侵入してきたウイルスや細菌から体を守る働きをしています。血流にのって体の中を巡り、外部からの侵入者をチェックしているのです。これが免疫システムです。

もし侵入者を見つけると、白血球はこれを攻撃します。もし自分だけで対応しきれなければ仲間を呼んで、みんなで闘ってウイルスや細菌をやっつけます。こうした免疫システムが働くことで、体は病気にかからず健康を維持できるのです。

また、体の中のあらゆる反応には酵素が必要です。食べたものを分解して吸収し、そこからエネルギーを作り出す・・・その全ての流れで化学反応が起きていて、それには酵素の助けが不可欠です。

この酵素がよく働くようになるのは体温が37度台になった時です。体温が低いと、酵素の働きは落ちてしまいます。体温が高くなるほど、酵素の働きも良くなります。白血球がウイルスや細菌と闘うときにも酵素が関係していて、体温が高くなるほどにそのパワーも上がっていきます。

つまりお風呂に入ると体が温まり、血管が開いて血液の流れが良くなります。血流が良くなることで白血球はよりスムーズに体中を巡るようになります。そして体温が上がって酵素の働きが良くなることで白血球の持つパワーも上がり、ウイルスや細菌を打ち負かしてくれるのです。

体温が上がることで人の免疫力は上がります。風邪をひいた時に熱が出るのも、体が自分自身を守るために体温を上げ、それにより免疫力を上げてウイルスや細菌と闘おうとしているからなのです。お風呂に入って体を温めるということは、免疫力が上がる状態を外から用意してあげるということになります。

入浴時の注意点は?

お風呂は熱いお湯ではなく、どちらかというとややぬるめのお湯にゆっくり浸かってください。熱いお湯にさっと入ると一気に体が温まるものの、お湯から上がると一気に冷めてしまいあまりよくありません。

ゆっくり浸かって、顔が少しほてるくらいまでしっかり体を温めてください。長湯をし過ぎるのはやめましょう。お風呂から出たあとは湯冷めしないようにすぐに体をふき、体が温まっているうちにお布団へ入りましょう。できれば部屋を暖めた状態で入浴したほうが、出てからも湯冷めしにくくよいでしょう。

お風呂を出てから体を冷やしてしまうのは良くありません。すぐにパジャマを着たりして暖かい服装にしてください。髪はできれば洗わないほうがよいと思いますが、洗った場合にはすぐにしっかり乾かすようにしましょう。

そして布団に入り、ぐっすりと眠りましょう。健康のためには充分な睡眠が必要です。寝る前には水分補給もしておくとよいでしょう。

ただし、38度以上の高熱が出ている時や症状が辛くて入りたくないという時には、お風呂は控えてすぐに寝るようにしましょう。入浴は体力も消耗しますから、無理に入ることはありません。睡眠をしっかりとって、体を休めてください。

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