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微熱くらいなら解熱剤なんて必要ない!風邪のひき始めはまず温めよう

何となく体調が悪くて風邪気味かなぁという時、熱を測ると37度台。明日も仕事だし、休むわけにいかないから薬を飲んで寝よう・・・こんなこと、ありませんか?

本当は微熱くらいなら薬は使わないほうがいいかもしれません。それよりも体を温めて早くお布団へ入り、充分な睡眠をとるほうがよいでしょう。

体調が悪い時にはまず体を温める

風邪気味かなぁという時には、まず体を温めることが一番大切です。体を温めることで血流が良くなります。それによって体が元々持っている、風邪を治そうとする力がよく働くようになるのです。

発熱というのは、実は人の体にとってとても大切な機能です。外からウイルスや細菌のような異物が侵入してくると、体は自分自身を守ろうとして防御機構を働かせ熱を上げるのです。体温を上げることによって血流が良くなり、また体の中のいろいろな作用を助けている酵素も活発に動くようになります。

ウイルスや細菌が侵入してきたことに気づくと、すぐに白血球が飛んできて体を守るために闘います。そしてウイルスなどの力が強ければ、それに負けないように応援を呼びます。その際、血流が良ければ侵入してきたとたんに気づいて闘えますし、応援もすぐに来られます。そして酵素が活発に働くことで白血球のパワーも強くなります。

このように、外から入ってきた異物と闘って自分の体を守ろうとするシステムを、免疫システムと言います。体温を上げるとこの免疫システムの力も上がるのです。体を温めれば、体は治りやすい状態になってくれるのです。

体温が1度上がると、免疫力は5~6倍にも上がるとされます。具合が悪いなあと思ったら、まず体を温めて免疫システムをうまく働かせることが大切なのです。

薬は免疫システムを邪魔してしまう

しかし少し熱が出たからといって解熱鎮痛剤を使って熱を下げようとしてしまうと、この免疫システムの邪魔をしてしまうことになります。

解熱鎮痛剤は体がウイルスや細菌と闘うためにせっかく上げた体温を下げてしまいます。そして血管を閉じる作用もあります。それによって血流は悪くなり、酵素の働きも悪くなります。ウイルスや細菌と闘ってくれるはずの白血球の動きを悪くさせてしまうのです。

風邪をひいた時によく使われる一般的な風邪薬にはくしゃみ、鼻水、咳、喉の痛み、熱などの様々な症状を楽にさせる成分が入っているのですが、この中には解熱鎮痛剤や交感神経を刺激する成分も含まれています。

風邪をひいてウイルスや細菌と闘っている時は、白血球の中のリンパ球が活躍している状態です。このリンパ球は副交感神経が活性化している時ほどよく活躍します。

逆に交感神経が刺激されてしまうとリンパ球の働きは弱くなってしまいます。また血流も悪くなり、体温は下がります。つまり、交感神経を刺激してしまうと体の免疫力を下げてしまうことになるのです。

このように、解熱鎮痛剤や風邪薬は体が治ろうとする自然治癒力を下げてしまうことがあります。それほど症状がひどくないのならば、まずは薬は飲まないで体を温めてしっかり睡眠をとることが一番よいかもしれません。

ただし高熱が出てしまった時や子供、高齢者などは解熱鎮痛剤を使ったほうがよい場合もあります。また高熱が出るわけではないが微熱がずっと続いているというような時には、薬を飲まずに様子をみるのではなく、早めに受診するようにしてください。

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