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食事はたくさん噛むべし!唾液の殺菌効果を活かして風邪予防

冬になると空気が乾燥して風邪が猛威をふるいます。「家に着いたらうがい・手洗い」はワンセットとしてしっかり行っている人も多いようですが、風邪を撃退したいなら食事をよく噛んで食べると良いって知っていましたか?

唾液には殺菌効果があって、少々のウイルスや菌ならば口の中で止めてくれるほどの力を持っているのです!しかし食べ方ひとつでその効果は半減します。どんな食べ方なら唾液の持つ力を発揮出来るのでしょう?

噛む回数と唾液の量の関係

最近ではドライアイに続いて、ドライマウスという言葉も定着しつつあります。現代人は様々な理由で口が渇きやすく、そのために体全体の健康を損ないかねないと警鐘も鳴らされています。

ストレスや緊張、口呼吸などの理由もありますが、口が渇く大きな原因のひとつには食生活が変化したために噛む回数が減ったことがあります。唾液というのは噛む刺激が脳に伝わって分泌されるものですが、柔らかなものばかりを食べていると脳の指令が出されず、自然と減ってしまうのです。

唾液は体に入ろうとする悪いものを防ぐ防波堤

空気の中には見えないウイルスや細菌、ホコリ、花粉など様々なものが浮遊しています。口から息を吸うと、鼻のように毛が生えていないぶん、ダイレクトに異物が入ってきてしまいます。

その異物を防いでくれるのが唾液です。

健康な唾液の持つ殺菌力は、ガンの細胞でさえも30秒も漬けておくと死んでしまうほどのものだと言われています。たった1mlの唾液でも、口の中で発生する90億個もの細菌をやっつけてくれることも実証されています。

特に、IgAという抗ウイルス作用を持つ免疫物質が、空気中に飛ぶ風邪のウイルスを防いでくれています。唾液はまさに、悪いものが体内に侵入してくるのを防ぐ防波堤の役割をしているのですね。

唾液が少ない人は風邪をひきやすい、と言われるのは、唾液が減ることでIgAの分泌も減ってしまっているからなのです。風邪を防ぐには唾液の分泌を促すことがとても大事な理由がお分かり頂けましたか?

風邪を防ぐための良い食べ方

とにかくゆっくり、よく噛んで食べることが最良の食べ方です。現代の日本人が一度の食事で噛む回数は約600回と言われていますが、昔にさかのぼるほど回数は増え、昔は1000回、2000回と噛んで食事をするのが普通でした。

現代の柔らかな食べ物では回数を噛むこと自体が難しい面がありますから、まずは食材の見直しから始めましょう。繊維質の豊富なかたいものを積極的に取り入れたり、生野菜など、そのままでは飲み込めないものを選ぶことでも改善されます。

口いっぱいに食べ物を詰め込まないことも大事です。噛むスペースがないと、反射的に急いで飲み込んでしまいがちですから、少量ずつを口に入れるように意識すると噛む回数も増やしやすくなります。

また、食べやすいように小さく切る習慣があるなら、あえて大きく切って、噛んで砕くクセをつけるのも良いでしょう。朝食にお茶漬けやスープだけ、という人も多いようですが、朝こそしっかり噛んで食べて唾液を出して、一日に襲って来るウイルスに対抗する力を備えましょう。

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